プレバトの俳句コーナーが好きで、
夏井先生の添削が見事だなぁと、
いつも感心する。
生徒の作品を生かしつつ、
語順を変えたり、
余計な文字を削って新たに加え、
素人目にも明らかに良い作品に作り変える、
その手際に惚れ惚れする。
僕も仕事で、
若い人の作品に注文を出すことが多くあるけど、
あれほど激変させることはできない。
先生の中には圧倒的な数の抽斗があって、
それを応用しているのだろうから、
そういう意味では僕の引き出しは、
まだまだ少ないということだ。
習い事に限らず、
一流の人というのは、
とりあえず抽斗が多い。
逆に言えば、
物事を上達するということは、
ひとえに抽斗を増やすということ。
ある程度増えて納得してしまうのが、
僕のような凡人。
将棋の羽生みたいな人は、
あの域で尚、
引き出しを増やそうと必死でもがいている。
ちょうど今日、
名人戦をスマホで観戦していて思った。
中盤、
これも素人目には劣勢に映ったが、
終わってみれば逆転勝ち。
20歳ぐらい若い名人に挑んで先勝したのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿