経験を重ねると、
経験を重ねるほど、
基礎が大事だという当たり前の言葉が、
本当に重要だと思い知る。
画家ならデッサン力、
将棋や囲碁なら定石。
語学なら単語と文法。
ピッチャーなら直球。
数学なら公式。
全てはそれを身につけることから始まる。
簡単な道のりじゃない。
地道で面白くないかもしれない。
でも、
そこがしっかりしていないと、
積み上げて行ったときにグラグラして崩壊する。
僕もそうだったんだけど、
つい基礎をすっ飛ばして先に行きたくなる。
我流は恐ろしい。
基礎を軽視して我流に走っていると、
ごくたまにホームランを打てることがある。
でもそんなのはたまたまであって、
本人は満足かもしれないが、
周囲、
特にプロの目には何の印象も残さない。
仕事は芸術じゃない。
自己満足だけでいいならそれは趣味だ。
プロである以上、
プロになろうとするなら、
基礎から目を背けてはいけない。
最短距離で上達したいなら、
とにかく基礎を叩き込んで、
本当の意味で身につけることだ。
そのことを若い人に教えたい。
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