2018年4月30日月曜日

余韻




















本日のロードショー。

ひと夏のボーイズラブ。

と言ってしまえばそれまでなのだけど、

なにせ1983年当時だという、

イタリア北部の田舎町の風景が美しい。

どう表現したらいいんだろう。

光溢れる自然と、

建物内部の影や、

フィアットや自転車の感じや、

甘酸っぱい少年の感情や、、、

やっぱり無理。

エイズが問題になる前の、

今でいうLGBT的な、

抑えようのない衝動というか。

それを見守る両親がまたいい感じ。

カット割りも音楽も、

何もかもが実に映画的で、

余韻が残る作品だった。

君の名前で僕を呼んで

という邦題がまた。

call me by your name.

直訳なんだけど今風でいい。


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