人の尊厳について考えさせられる、
映画2本を観た。
第2次世界大戦中のドイツで、
ヒトラーを否定するカードを、
ベルリン中に置いて回った夫婦の実話。
夫婦はナチス党員ではなく、
一人息子が戦死したことから、
この危険すぎる総統批判を始める。
防犯カメラなどない時代とはいえ、
2年間で285枚も置いて回れば、
いつかは捕まる。
夫婦はそれも覚悟の上だ。
もう1本はDVDで「92歳のパリジャン」、
という作品を。
ジャケ借りというか、
雰囲気だけで選んだのだけど、
これがまたヘビー級の重さだった。
尊厳死を選んだ実在のフランス人女性の話。
病というわけではなく、
年齢のせいで、
やれないことが増えるのに我慢がならない主人公。
2ヶ月後に死ぬと家族に宣言する。
娘や息子らは大騒ぎになる。
着々と死の準備を整えるおばあちゃん。
なんて言ってて、
ハートウォーミングなラストになるのかな?
と思っていたら、
結局宣言通りになってしまった、、、
え?
最後の最後で実話だと知った。
重い。
重くて考えさせられる作品だった。
にしても、
92歳のパリジャン、
はないだろ!
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