全英ゴルフは、
ジョーダン・スピースの優勝で終わった。
なかなか劇的だった。
最終日のプレッシャーからか、
スコアを落とすスピース。
ついにはティーショットをとんでもないとこに打って、
大トラブルに。
そこを奇跡的なリカバリーでボギーで切り抜けたが、
2位のクーチャーに抜かれた。
しかし、
絶体絶命のスピースの、
何かがここで変わった。
守りに入っていた心に火がついたとでもいうか。
次のホールからバーディー、
イーグル、
バーディーで、
クーチャーを鮮やかに抜き去って再びトップに。
そのまま走りきった。
ゴルフは我慢のスポーツだ。
松山は本当に最終日も我慢に我慢を重ねた。
でも、
守るだけでは勝てないのもゴルフだ。
あのスピースの開き直ったような攻撃的ゴルフは、
松山にはなかった。
スピースの崖っぷちからの怒涛のラッシュは、
長く語り継がれることになるだろう。
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