九州豪雨のような、
自然災害があるたびに、
母は、
うちがあんなことになったらどうしよ、
と言う。
でも僕は確信している。
母は、
たとえ明日家が土砂にまみれても、
移り住んだ場所で、
嘆くことなくコツコツを掃除をし、
食事を作り、
片付けをし、
あっという間に自分の家にしてしまう。
実際、
阪神大震災の時がそうだった。
とうもろこしの島という映画をみて、
母に似た、
強い人とはどういう人か観た気がする。
この映画、
1時間50分ほどの、
前半はほとんどセリフがない。
全体を通じて少ないのだけど、
淡々と生きる人が描かれている。
みかんの丘とともに、
地味な作品だけど、
引き込まれ、
強い印象が残る作品だった。
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