2017年7月20日木曜日

生活

九州豪雨のような、

自然災害があるたびに、

母は、

うちがあんなことになったらどうしよ、

と言う。

でも僕は確信している。

母は、

たとえ明日家が土砂にまみれても、

移り住んだ場所で、

嘆くことなくコツコツを掃除をし、

食事を作り、

片付けをし、

あっという間に自分の家にしてしまう。

実際、

阪神大震災の時がそうだった。

とうもろこしの島という映画をみて、

母に似た、

強い人とはどういう人か観た気がする。

この映画、

1時間50分ほどの、

前半はほとんどセリフがない。

全体を通じて少ないのだけど、

淡々と生きる人が描かれている。

みかんの丘とともに、

地味な作品だけど、

引き込まれ、

強い印象が残る作品だった。


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