2018年1月31日水曜日

若者

僕らが育った時代は、

良い大学を卒業して良い会社に入り、

一生を勤め上げて、

その間に結婚して子供を産み、

マイホームを建てて育て上げる。

それが人生の成功であり幸せだと信じ込まされていた。

それはある意味、

戦時中に1億総玉砕の思想に日本中がとらわれていたのと大差ない。

対して今の若い人はどうだろう。

もしろん、

さっき言ったような価値観の人もいるだろうけど、

全然違って、

とにかく自分のやりたいことをやる。

金は二の次、

ダメならまた別のことを考える。

これまで社会の王道だった考えにとらわれない、

自由な発想の人が増えてきている。

それは素晴らしいことだ。

未来を作るのは常に若者だ。

そして彼らを潰すのが大人だ。

今の社会の既得権者だ。

そうして今の日本は形作られた。

でもインターネットが全てを変えた。

若者は僕らと全然違う次元で世の中を捉え、

今の枠組みと違うところで、

新たな社会の仕組みを考え、

実践している。

そういう人が増えた。

伝統工芸の道に進む人。

全く新しいビジネスを起業する人。

それぞれが軽やかに自分の進む道を歩む。

彼らのモチベーションの大きなものは、

とにかく楽しいかどうかのように感じる。

大企業に入っても楽しくなければ躊躇なくやめる。

これまでの仕組みにとらわれず、

とにかくチャレンジする。

U21というNHKの番組が好きだ。

本当に様々な分野で、

僕らみたいな頭の錆びついた人間には信じられないようなことに、

生きがいを見つけて取り組む。

眩しい。

彼らを見ていると未来は明るいと思ってしまう。

もう僕らが日本の将来がどうとか言ってても仕方がない。

彼らに任せておけば、

なんとなく大丈夫なような気がする。

2018年1月30日火曜日

指針

僕らはおそらく、

終身雇用制度の最後の世代じゃないかと思う。

それとて、

人生100年時代だなんて言われ出すと、

セカンドキャリア、

場合によってはサードキャリアまで視野に入れなければならない。

手に確固たる技術を持っている人はまだ良い。

でも我々サラリーマンなんて、

会社をやめれば文字通りただの人だ。

仮に年金をもらえたとしても、

それだけでリタイヤ後の三十年とか四十年とか、

年金だけで暮らしていくのは辛い気もする。

逆に考えれば、

それだけ未来にチャレンジする時間があるということだが、

果たしてその体力気力があるのだろうか?

今の世の中、

どこでどんな潮流が起きていて、

どう動いているのか、

ネット社会であっても案外知ることはできない。

ただマスコミの報道に踊らされ、

百年生きる可能性を視野に将来設計をせねばならない。

インディ500でアジア人初優勝した佐藤琢磨の座右の銘は、

ノーアタック、

ノーチャンスだそうだ。

百年なんてことは脇に置いておいて、

とりあえずやりたいことをやる。

ただしやるからには徹底的にやる。

迷わず動く人間が、

結局充実した人生を送るのだろう。

それは長い短い関係ない。

その部分は多分、

どんな時代になっても変わらないはずだ。

2018年1月29日月曜日

年号

平成もあとわずかということで、

次の年号が何かなんてことも話題になっている。

そうなれば、

昭和なんて、

僕らの時代の明治生まれ、

みたいな感じで捉えられるようになるのかな?

年号が変わるって、

やっぱり日本人にとってはかなりインパクトある。

平成生まれの人は、

年号が変わることにワクワクを感じているみたいだ。

僕も昭和から平成に変わる時に味わった。

平成って初めて知った時、

つまり小渕幹事長が発表したあの時だけど、

えー平成ってなんか変って思ったのを覚えている。

でも今となっては違和感はないし、

良い命名だったなとさえ思う。

でも平成時代って、

言葉に込めた願いと裏腹に、

災害と不況のイメージが強い。

何と言っても阪神大震災と東日本大震災。

そしてインターネットとスマホが登場した。

どちらかと言えば暗いイメージの中、

ネットの破壊力で市民生活は激変した。

たった30年だったけど、

これほど世の中は変わるのだと実感した。

人生100年時代と言われ始めた。

人が普通に1世紀生きる時代。

それはこれまでの、

僕らが当たり前と思っていた人生プランを、

根底から覆す。

とにかくやたら働く年月が増える。

AIが普通に生活に入り込み、

多くの仕事が奪われる。

ベーシックインカムが取りざたされるのも、

人生100年時代と無関係ではない。

今更人生100年時代と言われてもなぁ。

今の子供たちは大変だなぁ。

100年、

それもできるだけ元気で働いて。

ご苦労様なことだと思う。

2018年1月28日日曜日

黎明

ビットコインの一種で、

580億円もの顧客の「金」が、

一夜にして全部盗まれた、

ビットコインと言うものの理解が、

できてない中で、

こんな事件が起きると、

胡散臭い、

危ないと言うイメージが一気に広まって、

暴落してしまった。

よくわからないのに言うのは気がひけるけど、

これぐらいのことでビットコイン熱が冷めると言うことは、

多分ないと思う。

国家に頼らず、

システム自身が信頼性を担保すると言う、

この画期的システムは、

紆余曲折ありながら、

現在のお金に変わって行くのは時代の趨勢のような気がする。

大きく言えば、

世界の国家という概念を覆す大きな一歩になると感じる。

全てはネットが始まりなのだけど、

ネットだって当初は大して役に立たない、

胡散臭いものだった。

それが僕らにとってなくてはならないものになるのに、

10年もかからなかった。

そういうことに全く無関心でいきて行くことは、

僕らの世代ならできるかもしれない、

でも、

今の若い人にとっては避けて通れない。

先んじて知識を得て、

小学でも良いから関わることは、

授業料だとすれば安いものかもしれない。

国家を通さず信頼性が担保される金の存在なんて、

あり得ないような気がするけど、

お金が金とリンクせずに存在するようになって、

まだ百年ぐらいしか経っていないのだ。

今の通貨システムなんて、

今後も磐石である保証なんてそもそもどこにもない。

今は世界規模の大きな変革が起きていて、

マスコミやワイドショーを見ている限りでは、

決して理解できるものではない。

でも若い人は何の抵抗もなくそういう世界に飛び込んでいける。

ブロックチェーンにマイニング、

なんて言葉一つ良くわからない僕は、

スルーすることもできるし、

ちょっと関わって見たい気もする。

なにはともあれ、

ドキドキするからね。






2018年1月27日土曜日

初雪




















我が家の庭に初雪。

ちょっと積もってすぐ消えたけど。

最近寒い。

でも、

昔は吐く息が明らかに白くなるぐらい寒かった記憶がある。

早朝に僕が寝ているから気づかないだけかもしれないけど。

でも、

深夜帰る時でも白くなることあんまりない。

なってもかすかに白いかな?ぐらい。

昔はそれでもダウンもなく、

中学の時は制服オンリーで、

教室に暖房は、、、

あったっけ?

小学高はなかったよな。

校舎も木造で。

それに比べたら、

今は家も電車も会社もあったかい。

寒いのはほんのいっときだ。

モスクワではマイナス五十度だと母が言っていた。

そんな場所でも人は住む。

そのことはとても面白いと思う。

普通そんなとこ、

逃げ出したくなるけど、

そこはそこでいい部分があるわけで、

だからこそ人は住んでいるはず。

基本僕は住めば都だと思っている。

街でも田舎でも、

そこのルールにさえ慣れれば、

案外楽しく暮らせるもんだと、

経験で思っている。

我が家やその周辺は確かに暮らしやすい。

でもそれは生まれ育ったからそう思うだけで、

もっともっと良いところは日本中にあるんだと思う。

2018年1月26日金曜日

上下

強烈な寒波の最近、

新兵器のダウンパンツが大活躍だ。

会社に行くジーンズの上に、

ぺらぺらのこいつを履くと、

信じられないぐらい下半身が暖かい。

どれだけ寒くても、

まるで足湯にでも使っているような心地よさ。

会社にいる時はもちろん脱ぐ。

ヒートテックとかのインナーだとこうはいかない。

もちろん見た目はモコモコになるけれど。

そんなことは気にしない。

とにかく暖かいことが一番。

これなしでも外出することはできるけど、

これを履けば、

これまでどれだけ下半身が寒さに耐えて来たかがよくわかる。

会社の先輩には笑われるけど。

お前、

街中でそれ履いてたら、

山とか行かれへんで。

ええ、

冬山はいきませんからいいんです。

上下ともダウンにお世話になりっぱなしの今冬。

見た目を気にしない方には絶対にオススメです。

2018年1月24日水曜日

盲点

草津白根山の噴火。

スキー場の噴火は盲点だったから、

警報が出せなかったとか。

そう言うもんだよ。

盲点がなければ、

この世の災害はもっと少なくなるはずだ。

人間である限り盲点は必ずある。

みんなわかっているのだ。

だから、

原発は人が万一人が住めなくなっても良い場所に作る。

どれだけ英知を注ぎ込んでも盲点があるから。

みんなわかっている。

でも原発周辺の賛成派の皆さんは、

万一は起きないだろうと、

自分を納得させて賛成する。

そのジレンマはわかる。

原発がらみの補助金や、

作業員目当ての商売で成り立っているのだ。

死活問題だ。

背に腹は変えられないと言うところか。

盲点、

想定外。

大事故大災害はそう言うところで起きる。

それでいいんですか。

原発が爆発して、

それでもなお原発をなくそうと転換できないこの国。

僕は忘れない。

死ぬまで忘れない。

五輪とか万博とか、

そう言うイベントで国を強制的に盛り上げるのではなく、

国民あげての挑戦、

そう言うことで国力を上げようと旗を振る政治家はおらんのか?

2018年1月23日火曜日

手袋

先日、

手袋を失くした。

数年使っていたもので、

気に入っていただけに、

気づいた時はショックだった。

たまたまポケットに入れたまま、

自転車で帰る時に落とした。

そう思い、

警察にも届けて観たが、

出てこなかった。

諦め掛けていたら、

片方だけ残った手袋ほど、

虚しい物はない。

今日、

ひょっこり出て来た。

なんと、

ベットの下に潜り込んでいたのだ。

灯台下暗し。

母が見つけた。

思いのほか嬉しかった。

今年に入って一番嬉しかった出来事だ。

2018年1月22日月曜日

気象




















結局この一本しか観られなかった。

でも、

完全にB級とナメてたら、

思ったよりは面白くて、

そんなに悪い気はしなかったパターン。

異常気象を人類が科学で乗り越えたんだけど、

そのシステムを兵器利用しようとする悪者がいて、

一度はリタイアしていた技術者が、

衛星に乗り込んで頑張る。

一方、

仲が悪い弟は地球で悪者退治に頑張る。

全体としてどこかアルマゲドン感が漂う作り。

感動シーンはないし、

かなりとっちらかったあれもこれも詰め込みすぎなんだけど、

ギリギリついて行けるレベル。

B級といっても

イマドキのB級は特撮もアクションも割にすごい。

渋谷も被害地として出てくるし、

まぁ観て損はなかった。

って、

只見だろ!

これはポップコーン食いながらが最適。

●月曜日に元町参ります。よろしくお願いします。

2018年1月21日日曜日

三本

さぁ、

映画のひと月無料も、

あと2日。

休みは今日だけなので、

実質ラストデイだ。

せこいけど、

3本立てでもしてやろうか?

それにしても、

休日といえば映画見るぐらいしかしてないな。

できれば、

スターウォーズを吹き替えで見たいな。

嘘をつく女とジオストームも。

いずれ60歳まで生きていれば、

1000円で観られるので、

それが楽しみでもある。

でも、

高齢化が進んだら、

いずれ70歳からとかにハードルが上がるかもね。

年金もそうだけど、

追いかけっこは辛い。

団塊の世代の人が羨ましいよ。

家から自転車で行ける場所に映画館。

夢の環境に感謝だ。

あと、

もう少しテアトル系のような、

地味に良い作品もやってくれたら、

言うことないのにな。


2018年1月20日土曜日

無念

小室哲哉が引退と聞い驚き、

会見の内容を知って悲しくなった。

脱税で有罪判決を受け、

妻の看病で追い詰められて、

それでもようやく最近、

テレビに出るようになった。

その矢先の文春砲の不倫報道。

もう、

何もかも力が尽きたんだと推測する。

ほとほと参った。

その不倫の記事もかなり怪しい。

何せ男性機能がなくなっていたと本人は言う。

まぁ精神的な不倫というのもあるかもしれないけど、

妻の状況を考えると、

親身に何もかも話せる女性は、

どうしても必要だったのではないか?

それを不倫とひとくくりにして、

音楽家人生を終わらせてしまった。

表舞台に出るものは叩かれる。

それは宿命かもしれない。

小室氏はピアノも独学。

90年代は時代の寵児ともてはやされたけど、

どこか自分の音楽に自信が持てなかった印象がある。

世間では大ヒットして、

その曲で思い出を作り癒された人も大勢いるだろう。

そういうことが全て彼には重荷だったのかもしれない。

猛烈に売れたけど、

自分も言っていたけど、

坂本龍一みたいな芸術家としては認知されず、

それがコンプレックスだったみたいだ、

彼の中では何もかも中途半端で、

周囲の期待に応えるべく必死で九十年代を駆け抜けたけど、

それは彼には虚しい成功だったのかもしれない。

時代を動かしていると思われていた人が、

時代に動かされていただけかもしれない。

色々考えて、

今日の会見はかなり真摯に対応していたと思う。

もう表舞台はこりごり。

ここで去らないと自分は崩壊する。

そんな気持ちだったのかもしれない。

これが薬物とかなら弁解の余地はないのだろうけど、

小室氏の言葉を信じるなら、

僕はかなり同情できる。

なんともやりきれない引退発表だった。

彼の置かれていた状況、

彼の精神状態を考えた時、

今回ばかりは文春砲はやりすぎた。


2018年1月18日木曜日

没頭

仕事をしている最中に、

周りで僕のことを呼んでいるのに気づかない。

そういう事がよくあって、

若い人によく呆れられる。

耳が遠くなった?

まぁそれもあるかもしれないけど、

そいうことは、

管理職的な仕事をしている時ではなく、

自分がいち作業員としてやっている事が多い。

つまり没頭しているのだ。

自分の作業に熱中して、

周囲のことが気にならない。

それはゾーン、

などと大げさに言う訳ではないが、

若い人は作業中も周囲のことが色々と気になる、

と言うか、

よく周囲を見ている。

それはそれで長所だろうけど、

多分、

僕の没頭癖も長所なのだと思う。

今頃気づいてどうすんだと言う話だが。

随分前に上司から、

僕は部署で一番仕事が好きだと思うといわれた。

仕事が出来ると言われなかったのは残念だけど、

その指摘は当たっているのかもしれない。

自分は仕事が好きだと思っていたけど、

他人より抜きん出て好きだとまでは思っていなかった。

おそらく僕は、

そう言う職人的な仕事が本来向いているのだ。

そう言う意味では、

この20年ほど、

僕は好きな仕事をできた訳で、

とても恵まれたサラリーマン生活を送ってきたと言える。

管理職なんかやらせないで、

このままでいさせてくれたら、

僕にも会社にとってもいいことだと思うんだけどなぁ。

2018年1月17日水曜日

原点

多くの人にとって、

生きる意味は子孫を残すことだ。

でも、

僕にはその可能性はもうない。

だから、

こうなったら、

僕自身が、

僕自身によって、

何かをこの世に生きた証を残したいと、

ずっと思っている。

中学生の頃、

僕は50歳まで生きたら自殺しようかと、

ちょっと漠然と考えていた。

そんな年齢まで生きて、

大人の価値観に染まって、

それでも生き続けることに意味が見出せなかった。

だから、

自分のやりたいことをやり尽くしたいと、

思っていて、

文章にも残した。

その年齢を超えてしまって、

ズルズル生きているわけだけど、

それどころか、

人間ドッグなんか行って、

長生きしたいなんて、

中学生の僕にしてみれば堕落、

なりたくない大人の典型なんだけど、

でも、

あの頃の思いはずっと残っていて、

あの頃の自分に遅まきながら応えたいと思っている。

時間は巻き戻せないのだから、

これから先に何をするか。

それしか昔の自分に報いる手段はない。

中学生の頃の青い考えを引きずっているなんて、

ナンセンスなんだろうと思う。

でも僕の原点はやはりあの頃の青い考えなんだと思う。

ずっと思い続けていることは、

ささやかな僕の自負でもある。

2018年1月16日火曜日

激変

例えば30年後の日本は、

今と大きく変わっているだろう。

その変化は、

僕には想像もつかない形になっているはずだ。

仕事のあり方、

家庭のあり方、

経済のあり方、

政治のあり方、

教育のあり方、

何もかもが。

残念だけど、

僕が想像できないのは、

昭和という時代に生まれ生きてきた半世紀の記憶があるからだ。

どんな新しい流れが訪れても、

僕はこれまでの経験で理解しようとする。

それは避けられない。

まっさらな心でその流れを理解できない。

つまり時代に取り残された遺物だ。

でもそれは仕方のないことで、

割り切って自分なりに生きて行くしかない。

その頃はその時代の若い人がバリバリと日本を作る。

第一、

30年後に生きている保証はないし、

かなりの確率で僕はいない。

万一生きていたとしも、

もう隠居。

世の流れをただ傍観して、

自分の過去を反芻してのんびり過ごす。

未来が語られ、

理解しようともするが、

プログラム一つ書けない人間には、

最初っから無理。

そう決めつけるのもなんだけど、

今から100メートルを10秒で走れないのと同じぐらい無理。

できることを粛々と。

でもそれなりに足掻くよ。

なんたってまだ十年や二十年はあるんだから。

2018年1月15日月曜日

高所

遅まきながら、

あべのハルカスに行った。

外観見ただけだけど。

正直な印象は、

それほど高く感じなかった。

建物のデザインのインパクトがない。

高い直方体。

未来的でも官能的でもない。

ただ、

阿倍野周辺の賑わいは予想以上で、

本当に多くのブランド店があって、

若者が多かった。

ただ、

僕が住む阪神間とは明らかに雰囲気が違う。

言い方は変だけど、

いかにも大阪コテコテ的な感じは、

三宮や梅田とは少し異質な文化圏というものを感じた。

幼い頃から天王寺の方、

というかミナミにすらほぼ行かないので、

慣れていないということなのだけど。

少々気後れするというか。

三宮や元町でも気後れはするんだけど。

そもそも大阪で知っているのは梅田界隈だけで、

昔でいうと高島屋なんて行ったことなかった。

こんなに少ししか離れていないのに、

この雰囲気の違いって不思議だなぁって思った。

次行く機会があれば、

せめてハルカスの展望台から夜景ぐらいは見たいと思った。

2018年1月14日日曜日

魔神

本日のロケットパンチ。




















輪島の永井豪記念館に年末行って、

これも何かの縁だと見に行った。

もともと期待していなかったので、

割に楽しめた。

古きマジンガーZの世界を残しつつ、

今風の要素も取り入れて、

それなりの作り。

メカありギャグありお色気あり。

永井豪の世界観がちゃんと出ていた。

聞くところによると、

マジンガーZはイタリア?での人気がとても高いとか。

古き良き勧善懲悪というか、

悪者もどこか憎めないというか。

まぁ、

おじさん世代にはそこそこ楽しめるようにはできていた。

実際、

客のほとんどは50代以上だったように思う。

まぁでも昔のアニメは自由奔放だったなと改めて思ったよ。


2018年1月12日金曜日

被害

成人式の振袖の会社が夜逃げして、

多くの人が犠牲になった。

一生に一度の晴れの日に、

地獄のどん底に突き落とされた気分だろう。

ひどすぎる業者だし、

被害者はかわいそうだ。

ただ、

起きてしまった以上、

この経験をプラスに変えて欲しい。

ある意味、

彼女らは強烈な形で社会勉強をした。

一生消えることのないショックとともに、

これ以上ない貴重な経験をしたとも言える。

これからの人生でたくさんある落とし穴に、

この経験を生かして二度とはまらないようにいてくれたら、

この苦い経験も少しは役立つだろう。

とはいえ、

騙されないように人生を生き抜くのは本当に難しい。

今回みたいな悪質業者は論外としても、

世の中にはなんとなく騙し取る、

掠めとる業者はわんさかといる。

なかなか落とし穴に落ちないで一生を終えるのは難しい。

落とし穴の大小はあれ。

とにかく、

どんな辛い経験もプラスに変える力を持って欲しいと、

その一念。

2018年1月11日木曜日

普通

今年の年賀状、

もらった人から、

「普通やったね」

と言われた。

インド旅行の一コマを使ったのだが、

本人は意図してなかったけど、

言われてみれば普通だった。

言い方を変えれば、

手をかけなかったと言うことなんだけど、

普通、

と言うのがいい意味だったので、

その人はさぞ、

毎年の年賀状の意味不明さに、

気味の悪さを感じていたのかもしれない。

ようやく普通になったか、

的な。

それは僕にとっては決して褒め言葉ではない。

あぁ僕も普通になっちまったか。

堕落だ。

一番の理由は時間がなかったと言うことなのだけど、

それで良しとした自分の諦めが気に入らなかった。

いや、

年賀状はそんなもんだと悟ったと言うことか。

ちょっと独特の賀状を楽しみにしていた人は、

そうはいないと思うけど、

そう言う人には申し訳なかった。

でも今年の、

いや昨年の僕はそう言う気分だった。

人は毎年変わる。

またエキセントリックに戻るかもしれないし、

年賀状そのものへの熱意が薄れていくかもしれない。

いずれにせよ、

インド旅行は僕にとって昨年のメインイベント。

ベビーメタルのライブも行ったし。

そう言う意味ですよ。

深い意味は何もないです。


2018年1月10日水曜日

連続













只見2連チャン。

キングスマンは続編で、

1作目のクレイジーさが消えてしまい、

はっきり言って物足りない出来。

ジャコメッッティは、

画家の創作の狂気に触れられるのかと期待したが、

思いの外マイルドな作り。

若干コメディーのような感じでもあり、

予想は裏切られた。

レビューで言われている退屈さはなかったけど、

もっと画家とモデルがドロドロになっていく感じを想像していたので、

とはいえ想像したのは僕の勝手だからなんともいえないけど。

映画館に5時間ぐらいいて、

割に疲れていたけれど、

それから友人のお誘いがあり新地へ出向き、

寒い中、

結構アクティブに過ごしましたとさ。

2018年1月8日月曜日

百年

朝日新聞によると、

2007年生まれの子供の半数は、

100歳まで生きるそうだ。

僕の2人の姪孫は、

平均的に生きれば人生100年時代を生きる。

僕らの年代でも、

10人に1人は100まで生きるそうだ。

それはめでたいばかりと喜んでもいられない。

そこまで生きる蓄えをどうするのか?

ひょっとしたら80歳現役なんて当たり前かもしれない。

大変だ。

翻って僕は、

親父の死んだ72歳が一つの目安だと思っている。

仮にそれ以上生きたとしても、

もう、

隠居ですよ。

毎日のんびり暮らします。

自分が長生きするかもしれないと言う仮定で、

自分の行き方を決めたくない。

自分のこれまでの体への悪行を考えると、

活動的に動けるのは65歳ぐらいまでかなと考えている。

とすればあと十数年だ。

もちろん金は大事だけど、

長生き恐怖症のあまり、

会社にしがみつくなんてみっともないことはしたくない。

世間の懸命な人は、

ほどほどに仕事、

ほどほどに社会貢献、

ほどほどに趣味。

バランスよく生きるのだろうが、

僕は今更そんな賢明にはなれない。

なんて言いながら、

100歳時代、

と大書されると考えてしまう。

そんなに生きるはずないのに。

もういいよ。

やりたいことやって死にたいよ。

100歳まで生きたって、

どうせ死ぬんだから。

万が一想定外に生き延びちゃって、

お金に困ったらその時はその時、

人間は生物学的に55歳が寿命だとも書いてあった。

その後の長生きはもっぱら医学の力。

医学であっちこっち直しながら、

その後の人生も健康に一喜一憂しながら生きるのだ。

何年生きたかではなく、

いかに生きたか。

それは寿命が何年になろうと、

変わらぬ命題だと思う。

2018年1月7日日曜日

洗顔

洗顔なんて、

特に意識してやっていないのに、

こんなことを言うのもなんだけど、

洗顔フォームを泡立てる器具がすごい。

姉が百均で買ってきたのだけど、

これで泡立てると、

クリーミーを通り越して、

まるでソフトクリームのような、

きめ細やかな泡がいとも簡単にできる。

スポンジみたいなやつとはレベルが違う。

思わず僕のような人間でも、

これで顔を洗いたくなる。

器具の構造はいたって簡単なんだけど、

どうしてこれまでこんな器具がなかったのか?

コロンブスの卵的な発想だ。

自信を持ってオススメしたい。

世間では常識なのかもしれないけど、

最近一番驚いた次第。

2018年1月5日金曜日

再見

本日の二度見。




















今月22日まで見放題なのだから、

このチャンスを逃すものか。

二度目の最後のジェダイ。

一度目よりは当然わかりやすい。

というか、

細かいところに目がいく。

基本的には反乱軍がただ逃げるだけなんだよな。

そこにルークとレイ、

レイとカイロレン、

フィンとローズなどの場面が同時進行する。

一番思うのは、

この作品、

かなり小ネタで笑いを取ろうとしているのだけど、

会場がほとんど無反応なところだ。

日本人は基本的に反応が薄いけど、

もうちょっと笑ってあげてもいいような。

終わった後の観客の足取りも、

ドキドキワクワクの作品を見終わった後の高揚感、

といったものがない。

話題作見ましたよ。

まぁこんなもんですか、

的な感じ。

僕としては、

これだけの歴史ある壮大な物語を、

しかも新しい監督が作り上げる苦労がしのばれる。

だいたい、

これだけ規模が大きくなると、

いくつかの撮影班がロケして、

さらに特殊効果を加え、

どうしてもまとまりを欠くのだけど、

やはりスタッフ一同が、

スターウォーズというものへのリスペクト、

そして入念なコンセプトのすりあわせがなされたのだと思う。

初めて見てもそれなりに理解でき、

長年のファンをも納得させるストーリーを構築するのは、

本当に大変だろうと思うけど、

それを成し遂げている。

ただ、

初めて見る人の感動はそれほど高くないようだ。

第1作から見ている人も、

年代は50歳以上。

もうワクワクドキドキの年代でもない。

そのあたりが会場の雰囲気に影響しているのかもしれない。

でも僕は、

後3回ぐらいは見ると思うけど。

2018年1月4日木曜日

猶予

姉夫婦と娘二人、

その子供2人と旦那、

計6人がうちに集まった。

正月の我が家の新たな形は定着しつつある。

飯も食った。

大富豪もした。

ここ数年の中では一番盛り上がった。

いい感じだ。

ここ数年、

誰かの結婚、

出産と慌ただしく、

落ち着いて会える機会が減って、

集まっても早々に解散ということが続いていたが、

みんながペースをつかんできたようで、

新たな秩序が生まれつつある。

これが世帯交代というやつだろう。

亡き親父の影はだんだん薄まり、

僕らの世代が年寄り扱いされてきた。

いいことだと思う。

この幸せが続けばいいとも思う。

でも僕はこのまま年寄り扱いされる気はない。

定年後といえば、

余生というか、

第二の人生、

幸せな人生のまとめの時期みたいな感じ。

でも僕は攻める。

攻めたい。

だって収まるところもなければ、

託せる子供もいない。

僕が、

僕自身が攻めるしかないではないか。

若い世代を暖かく見守る、

そんなポジションにはまだいたくない。

僕が、

僕個人が切り開く未来はまだまだある。

それを第二の人生というのかもしれないが、

人生に第一も第二もない。

一つの大きな物語だ。

その物語はこれから佳境に入るはずだし、

でなければいけない。

猶予はない。

決断の時は迫っている。

2018年1月3日水曜日

幸先




















本日のロードショー。

松岡茉優という主演女優は、

あまちゃんでGMTのリーダーだった子だ。

とりわけ美人というわけではないし、

むちゃくちゃ演技が上手い、

という風にも思わない。

いや、

上手いけど、

そこはまだどんどん伸びて行くんだろうと思う。

でもこの作品の彼女は素晴らしい。

ちょっとこじれたOLを、

ものすごい膨大なセリフとともに、

様々な表情で演じてくれる。

正月2連ちゃんで観た映画はいずれも邦画で、

しかし当たりだった。

幸先いいな。

2018年1月2日火曜日

秀作

本年最初の只見。

1ヶ月フリー券を使った第1作だ。

まず、

二人の男女が出会い、

恋をしてプロポーズする。

その直後、

彼女が難病にかかり意識がなくなる。

昏睡状態が1年以上続く。

待ち続ける彼。

でも改善の見込みはなく、

彼女の両親は、

あなたは家族じゃない。

壊れて行くのは私たちだけでいい。

あなたは娘のことを忘れてという。

でも彼は諦めない。

そして奇跡は起きた。

意識を取り戻し、

リハビリを重ね、

彼女の体は回復して行く。

だが、

戻らないのは彼との記憶。

出会ったことも、

プロポーズされたことも。

彼女の気持ちを思いやり、

彼は彼女の元を去る。

その後、

彼女は昏睡状態の間に携帯に残された、

彼からの膨大なビデオメッセージの存在を知る。

思い出せない、

でも、

彼のことをもう一度好きになる。

地元を離れた彼に会いに行き思いを告げる。

プロポーズから結婚まで8年。

実話ということに驚く。

この映画をみた人は誰も、

彼彼女、

彼女の両親の思いに我が身を置く。

佐藤健、

土屋太鳳、

見事な演技だった。

派手ではなく、

淡々と描かれるのだが、

秀作だと思う。

映画が終わったあと、

周囲の女子の多くが泣いていた。

意外な掘り出し物だった。


2018年1月1日月曜日

恒例

謹賀新年

大晦日まで仕事していたので、

帰ってきて紅白をビデオで見た。

やっぱりSuperflyかな。

喉の療養明けらしいけど、

圧倒的な歌唱力は健在。

感動的ですらあった。

男ではやっぱり平井堅。

この人もまた歌が上手い。

あといつもながら椎名林檎はヤバい。

松田聖子は劣化が激しい。

ししゃもも案外よかった。

ジャニーズ系は全部パス。

そして、

欅坂。

内村とやってた時の、

先頭の女の子大丈夫だったのかな?

体震えてたけど。

そのうちネットで真相がわかるでしょう。

紅白もあの手この手で必死なのはわかるし、

効果もあった。

上手い人の歌を並べるだけじゃなくて、

やっぱり年末の晴れやかなお祭り感を出すには、

過剰演出も必要なんだろうな。

とにかくゴージャスに晴れやかに。

そうそう、

郷ひろみと共演した女子高生のダンスもよかったな。

演歌勢は基本パス。

見たのは石川さゆりだけ。

でもこの人いつも津軽海峡冬景色しかないんかい。

ゆずの大トリはなあ、、、

安室ちゃんはあんなもんかな。

会社ではほとんどの人が、

格闘技見ていたけど。

僕はなんやかんや紅白を見てしまうのです。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...