2018年1月4日木曜日

猶予

姉夫婦と娘二人、

その子供2人と旦那、

計6人がうちに集まった。

正月の我が家の新たな形は定着しつつある。

飯も食った。

大富豪もした。

ここ数年の中では一番盛り上がった。

いい感じだ。

ここ数年、

誰かの結婚、

出産と慌ただしく、

落ち着いて会える機会が減って、

集まっても早々に解散ということが続いていたが、

みんながペースをつかんできたようで、

新たな秩序が生まれつつある。

これが世帯交代というやつだろう。

亡き親父の影はだんだん薄まり、

僕らの世代が年寄り扱いされてきた。

いいことだと思う。

この幸せが続けばいいとも思う。

でも僕はこのまま年寄り扱いされる気はない。

定年後といえば、

余生というか、

第二の人生、

幸せな人生のまとめの時期みたいな感じ。

でも僕は攻める。

攻めたい。

だって収まるところもなければ、

託せる子供もいない。

僕が、

僕自身が攻めるしかないではないか。

若い世代を暖かく見守る、

そんなポジションにはまだいたくない。

僕が、

僕個人が切り開く未来はまだまだある。

それを第二の人生というのかもしれないが、

人生に第一も第二もない。

一つの大きな物語だ。

その物語はこれから佳境に入るはずだし、

でなければいけない。

猶予はない。

決断の時は迫っている。

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