2018年1月16日火曜日

激変

例えば30年後の日本は、

今と大きく変わっているだろう。

その変化は、

僕には想像もつかない形になっているはずだ。

仕事のあり方、

家庭のあり方、

経済のあり方、

政治のあり方、

教育のあり方、

何もかもが。

残念だけど、

僕が想像できないのは、

昭和という時代に生まれ生きてきた半世紀の記憶があるからだ。

どんな新しい流れが訪れても、

僕はこれまでの経験で理解しようとする。

それは避けられない。

まっさらな心でその流れを理解できない。

つまり時代に取り残された遺物だ。

でもそれは仕方のないことで、

割り切って自分なりに生きて行くしかない。

その頃はその時代の若い人がバリバリと日本を作る。

第一、

30年後に生きている保証はないし、

かなりの確率で僕はいない。

万一生きていたとしも、

もう隠居。

世の流れをただ傍観して、

自分の過去を反芻してのんびり過ごす。

未来が語られ、

理解しようともするが、

プログラム一つ書けない人間には、

最初っから無理。

そう決めつけるのもなんだけど、

今から100メートルを10秒で走れないのと同じぐらい無理。

できることを粛々と。

でもそれなりに足掻くよ。

なんたってまだ十年や二十年はあるんだから。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...