多くの人にとって、
生きる意味は子孫を残すことだ。
でも、
僕にはその可能性はもうない。
だから、
こうなったら、
僕自身が、
僕自身によって、
何かをこの世に生きた証を残したいと、
ずっと思っている。
中学生の頃、
僕は50歳まで生きたら自殺しようかと、
ちょっと漠然と考えていた。
そんな年齢まで生きて、
大人の価値観に染まって、
それでも生き続けることに意味が見出せなかった。
だから、
自分のやりたいことをやり尽くしたいと、
思っていて、
文章にも残した。
その年齢を超えてしまって、
ズルズル生きているわけだけど、
それどころか、
人間ドッグなんか行って、
長生きしたいなんて、
中学生の僕にしてみれば堕落、
なりたくない大人の典型なんだけど、
でも、
あの頃の思いはずっと残っていて、
あの頃の自分に遅まきながら応えたいと思っている。
時間は巻き戻せないのだから、
これから先に何をするか。
それしか昔の自分に報いる手段はない。
中学生の頃の青い考えを引きずっているなんて、
ナンセンスなんだろうと思う。
でも僕の原点はやはりあの頃の青い考えなんだと思う。
ずっと思い続けていることは、
ささやかな僕の自負でもある。
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