2018年1月2日火曜日

秀作

本年最初の只見。

1ヶ月フリー券を使った第1作だ。

まず、

二人の男女が出会い、

恋をしてプロポーズする。

その直後、

彼女が難病にかかり意識がなくなる。

昏睡状態が1年以上続く。

待ち続ける彼。

でも改善の見込みはなく、

彼女の両親は、

あなたは家族じゃない。

壊れて行くのは私たちだけでいい。

あなたは娘のことを忘れてという。

でも彼は諦めない。

そして奇跡は起きた。

意識を取り戻し、

リハビリを重ね、

彼女の体は回復して行く。

だが、

戻らないのは彼との記憶。

出会ったことも、

プロポーズされたことも。

彼女の気持ちを思いやり、

彼は彼女の元を去る。

その後、

彼女は昏睡状態の間に携帯に残された、

彼からの膨大なビデオメッセージの存在を知る。

思い出せない、

でも、

彼のことをもう一度好きになる。

地元を離れた彼に会いに行き思いを告げる。

プロポーズから結婚まで8年。

実話ということに驚く。

この映画をみた人は誰も、

彼彼女、

彼女の両親の思いに我が身を置く。

佐藤健、

土屋太鳳、

見事な演技だった。

派手ではなく、

淡々と描かれるのだが、

秀作だと思う。

映画が終わったあと、

周囲の女子の多くが泣いていた。

意外な掘り出し物だった。


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