2018年1月30日火曜日

指針

僕らはおそらく、

終身雇用制度の最後の世代じゃないかと思う。

それとて、

人生100年時代だなんて言われ出すと、

セカンドキャリア、

場合によってはサードキャリアまで視野に入れなければならない。

手に確固たる技術を持っている人はまだ良い。

でも我々サラリーマンなんて、

会社をやめれば文字通りただの人だ。

仮に年金をもらえたとしても、

それだけでリタイヤ後の三十年とか四十年とか、

年金だけで暮らしていくのは辛い気もする。

逆に考えれば、

それだけ未来にチャレンジする時間があるということだが、

果たしてその体力気力があるのだろうか?

今の世の中、

どこでどんな潮流が起きていて、

どう動いているのか、

ネット社会であっても案外知ることはできない。

ただマスコミの報道に踊らされ、

百年生きる可能性を視野に将来設計をせねばならない。

インディ500でアジア人初優勝した佐藤琢磨の座右の銘は、

ノーアタック、

ノーチャンスだそうだ。

百年なんてことは脇に置いておいて、

とりあえずやりたいことをやる。

ただしやるからには徹底的にやる。

迷わず動く人間が、

結局充実した人生を送るのだろう。

それは長い短い関係ない。

その部分は多分、

どんな時代になっても変わらないはずだ。

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