錦織の躍進を分析したNHKの特番を見た。
錦織に足りなかったのは自信。
文字通り自分を信じることができてなかった。
そんな彼に転機をもたらしたのが、
マイケル・チャン。
たった1年で錦織を劇的に変えた。
チャンは錦織に厳しいトレーニングを貸す一方、
繰り返し繰り返しメンタル強化を計る。
チャンと錦織が最初に出会ったのは、
東日本大震災後のチャリティーマッチだったという。
その時、
錦織はフェデラーを尊敬していると繰り返し語ったという。
チャンは、
それは「プロ選手としてあるまじき態度だ」と思ったという。
尊敬している選手に勝てるわけがない。
なるほど。
錦織は前に言ってたな。
チャンは軽く洗脳してくると。
そして全米オープンの快進撃。
そこであの一言が出る。
「勝てない相手も、もういない」
この言葉、
ぼくも当時すごい印象的だった。
錦織に自信を与えたのはチャンというより、
錦織自身が苦しい試合を勝つ過程で自らつかんだ。
それを支えたのがチャン。
チャンは言う。
「コートでは一人きり。テニスは人生そのものだ」
「勝った時には謙虚さを、
負けた時には潔さを学べばいいのです」
全豪のあおりとしてよくできた番組だった。
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