クローズアップ現代の、
ガンを生き切る
というテーマの回を見たら、
樹木希林が出ていた。
ガンと付き合って10年、
全身にガンがあるそうだ。
死ぬ時ぐらい、
好きにさせてよ
という新聞広告があって、
それに樹木希林が出ている。
彼女に言わせれば、
ガンは死ぬ準備ができるから、
いい死に方なんだそうである。
親父は60代の半ばに大腸ガンになり、
10年とはいかないけれど、
手術、
再発、
手術、
再発を繰り返し、
何年も、
そういう意味では、
ガンを生き切ったと言えるだろう。
ガンとの付き合い方は、
人さまざま。
強い抗がん剤で、
一日でも長生きしたい人もいれば、
副作用が嫌だから、
太く短く生きる人もいる。
親父は前者だった。
僕は後者を選びたい。
親父は72歳で死んだから、
僕もそれぐらいまで生きると楽観しても、
余命は20年ということになる。
宣告されなくても、
潜在的に余命は誰にでもある。
20年だから長いとか、
1年だから短いとか、
そういう問題ではなく、
誰もが、
そういうことを考えて生きるべき、
なんじゃないのかなぁ
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