Nスペの大型企画、
「人体」が面白い。
第1回目は腎臓を取り上げた。
この企画の大きなコンセプトは、
脳がすべての人体活動を司っているのではなく、
臓器同士が互いに直接、
情報のやり取りをしているという、
最新の知見がある。
腎臓は単に尿を作っているだけではなく、
血液内の様々な物質の量をコントロールしていて、
その仕組みは驚くほど精緻であるそうだ。
その為に腎臓は、
身体中のあらゆる臓器と情報をやり取りして、
司令塔のような役割を果たしているという。
一番面白かったのは、
腎臓が弱ると他の臓器もおかしくなって、
ついには死に至るというところ。
いわゆる多臓器不全による死は、
腎臓をきっかけにしているのではないか、
だから、
他の臓器が悪くても、
常に腎臓の調子を監視して、
腎臓が悪くなれば、
他の治療を中断してでも、
腎臓を回復させるべきだという考えが、
広まりつつあるのだという。
きわめつけは、
腎臓は血中のリンの量を管理していて、
その濃度が寿命に関係しているということ。
だから、
長生きしたけりゃ腎臓を大切にすべきらしい。
僕は子供の頃に腎臓の大病をしている。
こりゃあんまり長生きはできないなと、
改めて思った次第。
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