キンタロー。の社交ダンス企画を見た。
このシリーズは割と見ていて、
国内の大会を経て、
全日本に選ばれ、
今月15日の世界大会に出場するのだが、
今日の放送は、
その前哨戦という感じの、
ドイツでの大会の様子だった。
世界では完全に無名のペアが、
世界の上位ランカー相手に16位。
それだけでもとんでもないことだと思う。
しかし、
キンタロー。ペアには致命的な弱点があって、
それは、
ペアを結成してからの期間が短いという部分だ。
互いに目を見ただけで意思疎通できるぐらいじゃないと、
というわけだが、
男性の方がキンタロー。に気後れしてしまっていて、
どうも歯車が噛み合わない。
そこで、
キンタロー。の学生時代の恩師を訪ねるのだが、
その人がすごかった。
男性は波、
女性はサーファー。
男性に思いっきり踊りたいように踊れと言う。
転んでもぶつかってもいいから、
自分が踊りたいように。
するとどうだろう。
本来力を蓄えてきた男性が、
見違えるように荒々しく踊る。
それについていくキンタロー。
その二人のダンスを見ていて、
ドイツ大会とのあまりの違いに、
思わず涙が出た。
言葉が足りないけど、
番組を見ていた人ならわかってもらえると思う。
昨日のソングスで小沢健二が言っていたこと思い出す。
日本人は失敗しないことをよしとする教育を受けてきて、
思い切って失敗できない体質になっている、
みたいなことだ。
互いに思いっきり失敗して、
転んで怪我して、
それを二人で乗り越えてこそ、
本当のペアになる。
夫婦だってきっとそんなものなのだろう。
15日の結果が楽しみだ。
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