この間の衆院選でもそうなのだけど、
10代の有権者の多くは自民党を支持している。
8割ぐらいだったと思う。
他の年代と比べて突出している感もある。
どうりで18歳選挙権を自民党が推し進めたはずだ。
その理由は様々あるだろうけど、
結局のところ、
景気が回復してきて、
就職しやすくなってきているという現実的な側面、
あるいは、
憲法改正ということについて積極的な考えの若者が増えている、
というあたりだろうか。
憲法改正なんて口にするのもはばかられた、
僕らの世代とは明らかに違ってきている。
自民党もかつての農協主体から、
都市部の住民へと、
支持基盤をシフトさせることに成功したのかもしれない。
なんやかんや言って、
今の日本は素晴らしいし、
その日本は自民党によって主導されている、
そんな考えが若い人には多いのかもしれない。
そういう意味で、
例えば30年後の日本は、
今の日本とは様変わりしているに違いない。
それはそれで当然のことだ。
僕は二人の姪孫のことを考える。
彼女らが大人になる時代、
僕が紛れもない老人になるころ、
その頃の日本を僕はのんびり眺め、
こうなったのかと、
ただ淡々と受け止めるだろう。
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