2017年12月31日日曜日

回顧

今年は色々あったなぁ。

まずインド旅行。

30数前、

バックパックを担いで、

アメリカ大陸を45日かけて一周した。

移動手段は主にバス。

というか全て長距離バス。

バスの中で3分の1ぐらいは夜を明かした。

当時は1ドル280円ぐらいだった。

この旅は強烈な印象を残した。

そのバスの中で知り合った年上の人から、

インドはいいよと聞かされて、

次はインドだーと決めていたのに、

ズルズル。

気づいたら30年過ぎていた。

その間、

オーストラリア、

ヨーロッパ、

ハワイ、

フィンランド、

モルジブ、

南米などなど、

海外はいくつか行ったけど、

アジアを含めインドは一度も行かなかった。

このままではいけない。

一念発起したのが今回の旅。

短期間ではあったけど、

一応、

30年来の宿題を済ませた。

海外に行くと、

日本の良さを痛感する、

という人がいるけど、

僕はそれは当然であって、

自分の生まれ育った国が居心地いいのは当たり前だ。

だから僕は、

海外旅行ででわざわざ日本食を食べる人の気持ちがわからない。

来年どこに行くのか行かないのかわからないけど、

やっぱり旅行、

特に異国に行くのは好きだ。

あとベビーメタルのライブに行ったのもいい経験。

多分二度と行かないけど。

映画も嫌という程観た。

100本には達してないと思うけど。

一方読書は少なかった。

騎士団長殺しは微妙だった。

そう振り返ると案外充実していたと思うけど、

決定的に欠けていたのはジャズ。

ライブもせずセッションも行かなかった。

ただ相変わらず諦めてはいない。

来年こそはやる。

絶対やる。

やりたいことは一杯ある。

問題は体力だ。

体力の衰えは気力を削ぐ。

大腸検査、

人間ドッグに踏み切ったのも、

その表れだ。

むやみに長生きしたいとは思わないけど、

今、

致命的な病気は困る。

あと10年は持って欲しい。

いろんな意味でバランスを取らないと。

今後の人生のあり方について考えさせられた一年だった。


2017年12月30日土曜日

六分

目が覚めたら、

家を出なきゃいけない6分前だった。

普通なら諦めるところだが、

今日は年内最後ということで、

そうも言ってられない。

ちゃんと6分後に着替えて家を出ました。

やればできる。

若い頃は、

こんなドタバタは日常茶飯事だった。

慌てて、

イライラして、

焦って、

しまいに誰にともなく怒って、、、

年をとって、

そういうのは無くなった。

それは良いことなのだろう。

でも、

たまにはうわーっとなるのも悪くはない。

眠っていた脳の一部が活性化したような、

心が燃えるような。

焦らない怒らない威張らない。

威張ることは元々ないけど、

いろんな感情もしまいっぱなしは良くないような気もする。

感情の彩りがない、

心底笑えない、

心底幸せを感じない、

そんなモノクロ感情な人間になってしまいそうな気がする。


2017年12月29日金曜日

年末

仕事を早く終わらせて、

北新地へタクシーで駆けつける。

ありえないような展開で、

知人のジャズバーの忘年会に参加した。

それが昨夜の話。

本年、

唯一のマイ年末行事。

そして今日は年賀状作り。

なんか、

同級生ラインを始めて、

年賀状の意義を見失いかけている昨今。

でも一応作って、

10年来使っているボロプリンターで印刷して、

宛名書いて投函。

一気に終わらせた。

なんか、

これまでの年の瀬って、

一応なんか、

総決算的気分になって、

しみじみ振り返ったりする感じだったけど、

それも薄らいじゃって、

池上彰の4時間特番見てても、

そういえばあの事件は今年だったなぁとか、

何で小林麻央の死がベスト50にも入ってないんだよとか、

でも、

それもどうでもいいな的な。

十大ニュースについても、

千差万別の時代。

国民の関心がバラバラで、

逆にマスコミが作り上げた重大ニュースみたいなのもあって、

もはや節目があるようなないような。

それは僕だけかもしれないけれど。

どうせこんな調子なので、

年末年始もなし崩し的になるのだろうけど、

そういえばもう29日だし、

元町には行かねばならぬと。

ということでよろしくお願いします。

2017年12月27日水曜日

能登





















冬の能登半島へ、

母と二人旅。

輪島の朝市に行きたいと、

母が言ったのがきっかけで、

数日前に近畿日本ツーリストで、

とりあえず輪島のツアーを予約して、

何にも考えずに出かけた。

朝市はあいにくの強風で出店が少なく、

でも、

予定になかった千枚田とか、

太鼓演奏とか、

金沢の市場で海鮮丼食べたるなど、

想定外のことが全部プラスになって、

僕にとっても初めての能登は、

思った以上に充実した旅になった。

何より、

膝を手術して母の足が劇的に良くなり、

歩く歩く。

台風並みの冷たい風が吹き付ける千枚田でも、

僕より先にずんずん降りて行く。

考えられなかった光景だ。

間違いなく僕より元気だ。

それが一番嬉しかった。

金沢駅が恐ろしく立派になっていたのには驚き。

新幹線効果はすごいわ。

それにネットの威力。

近くの観光地をトリップアドバイザーでパパッと調べて、

即断即決で動けたのも大きい。

旅は詰め込みすぎず出かけて、

ハプニングを全て楽しみに変えるのもいい。

2017年12月25日月曜日

楽観

イブといえば明石家サンタ。

もう何年見続けているだろう。

もちろん一人で。

クリぼっちにもすっかり慣れた。

街中が浮かれている時には、

一人じっとしているのが一番だ。

というのは見栄。

無闇矢鱈に騒ぐのはもういいけど、

気のおけない人と、

食事やライブに行く、

なんてことはもうないと思うけど。

いやいや、

そんなことより年賀状。

かつてないほどのピンチだ。

素材選びもできてないし、

当然、

印刷のめどは立っていない。

にもかかわらず、

明日はちょっと忙しい、

明後日もちょっと忙しい。

と言いながら、

きっと何とかなると思っているあたり、

楽観的というのか、

何なのか。

不思議な年末だ。

2017年12月24日日曜日

定期

ついに、

TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスポートをゲットした。

ガーデンスの映画館に限り、

今日からひと月、

何を何回観てもただ。

実はこれ、

ポイントを交換したのだが、

これまでもできたはずなのに、

知らなかった。

とはいえ、

このポイントが貯まるまでには、

僕のペースでも2年はかかる。

週一でレイトショーを見たとして、

2年間で約100本の1300円だから、

ざっと13万円でゲットしたわけだ。

元を取るためには、


毎日3本を見続けねばならないが、

それは到底無理。

でも、

例えばスターウォーズを、

何回も金額を気にせず観られるのは美味しい。

多分このひと月で打ち切りにはならないだろうから。

同じ映画を何度も観るって、

なかなか出来ないよね。

かなりな贅沢。

それがタダでできるのだから、

こんな良い機会はない。

これまで以上の映画ざんまいになると思う。

それで今日見たのが、

オリエント急行殺人事件。

超有名な推理小説で、

ほとんでネタバレしているのだけど、

それでも映像と豪華俳優で十分に楽しめた。

さらっとゴージャズに観る娯楽作としては、

及第点だと思う。

2017年12月22日金曜日

準備

100メートルの桐生でも、

走る前の準備運動には相当な時間をかけるだろう。

そうでないと、

いきなり走ったらいい記録は出ないし、

それどころか故障をしかねない。

野球選手でも体操選手でも、

体を使うアスリートは、

絶対に準備運動が欠かせない。

歌手もまたアスリートだ。

しっかりした準備運動なしに、

まともなパフォーマンスができるわけがない。

例えば本番が2時間だとして、

最低でも1時間、

人によっては2時間それ以上、

準備をしないと、

満足のいく歌は歌えないのではないか。

シットインというらしいけど、

観客としてきている歌手をいきなり舞台にあげる、

ジャズのライブではしばしばある光景だ。

それはありがたい機会だし、

僕も自分のライブではそういう機会を作ることもある。

でも、

そうやって舞台に上がった人は、

100パーセントまともに歌えない。

たまに歌える人はいるけど、

そういう人は事前にそうなることがわかっていて、

それなりに準備をしているはずだ。

確かに、

準備不足で歌っても、

それなりに流してある程度の歌を歌うのも嗜みだろう。

それができる人は十分な経験と能力のある人だ。

僕はまだまだ全然情けないほどそれができない。

ほとんど人前で歌っていないのだから、

当たり前なのだけれど。

つまり、

未熟であっても、

準備は一流並みにしろということだ。

その手間を惜しんでまともな歌は歌えない。

でもそのためには、

生活の大半を歌に捧げなければならない。

本当の本気なら、

それをしないといけない。

2017年12月21日木曜日

結果

人生初の人間ドック。

朝一から必死で行ってきた。

とはいえ、

内容は会社の健康診断より、

ちょっとだけ詳しい感じ。

一番の違いは胃カメラとエコー検査。

胃カメラは20年ほど前に経験があり、

何と言っても今年の大腸内視鏡検査もあったので、

心配していたほどの苦労もなく、

エコーはスイスイと済んだ。

でも、

そのエコーで胆嚢にポリープが見つかったが、

8ミリとのことで、

これが10ミリを超えると手術になるらしい。

医師は年齢的なものもあるし、

とりあえず一年に一回検査を勧めるとのこと。

正直、

ああそうなのか。

というのが感想。

受ければ何かしら出てくるだろうと思っていたし、

むしろこの時期に人間ドック受けてよかった。

という感じ。

この辺の耐性は僕は案外あるようだ。

もともと子供の頃から医者慣れしてるし、

だから自分の体に信用はないし。

むしろ、

心配があることで、

日々が充実するかな?

みたいに考える。

でもきっと、

すぐに忘れてしまうんだろう。

来年も人間ドックには行きますが。

親父は大腸ガンを完全に見過ごされ、

自覚症状が出た時にはかなり進行していた。

その後悔だけはしたくない。

でも、

なったらなったで仕方ない。

そんな感じ。

あーでも早起きは辛かった、、、

●木曜日に元町参ります。よろしくお願いします。

2017年12月19日火曜日

冤罪

無実の罪で、

20年間獄中生活を送った女性が、

Nスペに出ていた。

再会を待ち望んで、

そのために無実を訴え続けたのに、

出所したら、

20年の成長に戸惑い、

また、

連絡を取り合うことで迷惑をかけてはいけないと、

一人マンションに暮らす。

住所も教えていない。

仕事は早朝のチラシ配り。

人との接触を避けたい、

誰も信用できなくなり潔癖症になり、

部屋は必要最小限のものしか置かない。

携帯電話一つ手に入れるのに、

店員の言っていることが何もわからない。

両親には信じてもらえず、

そのわだかまりは消えない。

そんな中、

認知症の母が行方不明になった。

奇しくもバラバラだった家族が一つになり、

必死に探すが見つからない。

希望は打ち砕かれ、

母は50キロ離れた海岸で遺体で見つかる。

でも悲しい出来事が、

家族の再生のきっかけになった。

息子は結婚し、

その妻は全てを受け入れ、

懸命に明るく場を盛り上げる。

事件が起きたのは1995年。

娘を殺したのは冤罪だったが、

死なせた責任は一生拭えない。

娘の月命日、

誕生日、

命日。

娘の好きだった色の服を着て、

20年の時は止まったままで、

服装の感覚は30代のままだ。

自分の年齢とのギャップが埋められない。

獄中に戻った方が楽だと思ったこともある。

いい番組だった。

でも僕は最近、

マスコミはもっと、

労せず稼いでいい暮らしを楽しむ、

いわゆる勝ち組をもっと取り上げるべきだと思う。

今のマスコミは基本、

下見て暮らせだ。

世の中でうまく立ち回り、

労せずして稼いでいる人らは大勢いる。

その矛盾を明らかにして、

国政の欠陥を浮き彫りにするのもいいのではないか。

庶民が怒りを覚えるような、

そんな報道を望んでいる。

2017年12月18日月曜日

波乱

もう今年も2週間を切り、

毎度やらねばならないことがいくつか残されている。

まず年賀状。

そして免許更新。

他にも、

部屋の片付けとかあれこれあって、

テキパキした人なら1日2日で済ませるんだろうけど、

僕にはなかなかできない。

例えば、

そのために早起きするなんてまず無理。

自分の生活リズムは守る。

出ないと1日中、

頭がすっきりしない。

非生産的だ。

無理をして、

辛いのを我慢するのはもうたくさんだ。

体力的に頑張りたくない。

インフルの予防接種は受けた。

数日後には初めての人間ドッグにもいく。

思えば今年は大腸内視鏡検査を受けた。

将来のがん予備軍と言えるポリープをとった。

そしてまた、

何人かの親族と知人が亡くなった。

自分の終わりということを、

いやでも考えさせられた。

人生のしまい方とか終活とか、

好きではないけれど、

時間に限りがあることは実感する。

特に、

ある程度の体力を要することは、

できる期間は残り少ない。

世間では70歳を過ぎても登山とか旅行だとか、

アクティブな人もいるけれど、

多分僕はそういうことにはならない。

そう遠くない時期に体が変調し、

思うように活動できなくなるだろう。

そういう自分の状況と、

2020年に向けたこの国の節目との兼ね合いを考える。

会社に入ったのは平成元年。

僕の社会人生活は平成とともにあった。

その平成が終わるなら、

僕も新たな段階に移るいい潮時ではないのか。

30年同じ会社にいる。

もう十分だろ?

会社をやめてやりたいことはあるのか。

ある。

人間、

90歳まで生きるとか、

そういう仮定をするから縛られる。

僕は昔は50歳になったら自殺しようと思っていた。

それ以上生きていても、

害を撒き散らすだけだと。

それまで好き勝手生きるんだと、

中学生の時に思っていた。

僕はまだその頃の自分に後ろめたさを感じている。

あの頃の自分に恥じない生き方をしたい。

まだまだ波乱のある人生を生きたい。

社会に功なり名を遂げることはもうない。

あとは自分だ。

自分が納得できる人生を送ってやる。


2017年12月17日日曜日

高揚

スターウォーズ観てきた。

前の7作目より、

ずっと入り込んだように思う。

新しい3部作の世界観に馴染んだせいだと思う。

もう一つの要素があるとすれば、

ポップコーンをあえて買わなかった。

ポップコーンLとコーラゼロS。

映画鑑賞のお供だったのに、

あえて絶った。

あれ、

気楽に観るにはいいけど、

真剣に観るのにはやはりちょっと邪魔、

というか集中力を削いでいたかもしれない。

なにはともあれ、

コーラオンリーで、

かなり集中して観た。

スターウォーズがいいと思うのは、

お話は荒唐無稽だけど、

しっかり人を描いている点。

そして、

第1作の映像の感じをずっと守っていること。

はるかに進歩したCGがあっても、

あえて着ぐるみや操り人形で表現したり、

宇宙船のモニターが赤と青だけの表示だったり。

背後では進化した技術を使っているんだろうけど、

あえてそれを表に出さず、

シリーズの統一感を持たせている。

にしても、

a long time ago in a galaxy far far away

冒頭のジャーンとともにタイトルが出てくる場面、

中学生の時と同じように高揚するな。

2017年12月16日土曜日

高揚

明日スターウォーズを観に行く。

自転車でエキスポまで観に行ったのが、

もう2年前。

やっぱりスターウォーズと聞くと、

心が高ぶる。

こういうのはやっぱり、

オールドファンが多いみたい。

第1作を観たときの、

幼心の衝撃が今も続く。

もう40年も経っているのに。

すごいことだ。

シリーズが終わる前に、

こっちの人生が終わるような気がしてきた。

どうか良い作品でありますように。

2017年12月14日木曜日

廃絶

広島高裁が、

伊方原発の差し止め命令を出した。

高裁レベルでは初の決定。

意味は大きい。

喜んだのは広島の被爆者たちだ。

彼らにとって、

核兵器も原子力発電も同じ核だ。

原子力発電というが、

結局は核発電。

原子力の平和利用というが、

一度大事故が起これば大きな災厄になることは、

福島原発の爆発で証明された。

世界中から核という核をなくそう。

それが広島の声だ。

今年は国連の条約締結やICANのノーベル平和賞など、

核廃絶運動にとって大きな成果が上がった。

年末になってまたもや大きな追い風が吹いた。

核発電を再び広めようとする国と電力。

それに反対する人たちに敬意を表する。

伊方原発の地元の人の苛立ちは、

地元経済の問題に尽きる。

喉元過ぎれば熱さを忘れ、

理想より現実を重視する。

それは無理もないかもしれない。

しかし日本が進むべき道は一切の核をなくすることだ。

それを進めることこそ政治であり、

しかもそれは夢物語ではなく、

実現可能な選択肢だ。

国が核発電にこだわる理由は、

僕なりに考えるとやっぱり経済だ。

日本の大企業は軒並み、

電力株を保有している。

その電力株が値上がりしないことには、

企業資産が大きく目減りしたままだ。

概ね、

東京五輪、

それに先立つ天皇退位の狂乱の中で、

国民の心からあの災厄を過去のものにしてしまいたいのだろう。

戦っている人がいる。

僕は今は戦えないけど、

心の中では常に彼らを応援する。

2017年12月13日水曜日

法廷

本日のロードショー。

否定と肯定。

ホロコーストはなかったと主張する著述家が、

アメリカの学者に名誉を毀損されたと訴えた、

2000年に実際にあったイギリスでの裁判。

この国の裁判制度はちょっと変わっていて、

訴えられた被告の側に立証責任がある。

つまり、

名誉毀損ではないということを、

被告のアメリカ人学者の側が証明せねばならない。

弁護団はイギリスの超一流が担当した。

彼らの弁護方針は一貫していた。

被告の女性学者には一切証言させない。

ホロコーストの被害者の証人喚問も行わない。

そのかわり、

原告の男のことは何年も前の映像文章、

ありとあらゆる資料を徹底的に調べる。

そして法廷専門の弁護士もまた超一流。

つまり、

センセーショナルな話題になりそうなリスクは一切避けて、

相手の英国人の長年にわたる言動から、

彼がいかに反ユダヤ思想の持ち主であり、

著作に使われた資料は恣意的に都合よく捻じ曲げられている。

よって名誉毀損には当たらないことを立証するというもの。

その徹底ぶりには驚かされる。

アメリカ人学者にしてみれば、

徹底的に法廷でやり合う気満々だった。

でも、

英国人弁護団は一切妥協しなかった。

多分、

完膚なきまでに相手を論理的に看破して、

二度と追随者が出てこないように、

鉄壁の弁護をしたのだ。

相手の思う壺にはまらないように、

センセーショナルになることを避け、

学術的な知見の積み重ねで相手のいかがわしさを際立たせる。

そのために、

億単位の弁護費用がユダヤ系有名人から集まったという。

歴史的事実というものは、

日本でも南京大虐殺とか、

今でも意見が対立している分野がある。

そういう勢力に断固として徹底的に完膚なきまでに勝訴する。

事実としてこの英国人学者は2億円の支払いを命じられ破産したそうだ。

ハリウッド的法廷ものとは違う、

クールな法廷劇だった。

俳優陣は皆素晴らしく、

なんの前評判もない映画だったが、

僕は非常に勉強になった。

歴史の真実を守るのも戦いなのだ。




2017年12月11日月曜日

混雑

天気が良かったので、

ガーデンズに自転車で出かけた。

ものすごい人。

家族連れにカップル、、、

正直、

人混みは苦手だ。

人々の幸せな姿は嫌いじゃないけど、

自分の孤独が身に沁みる。

10年経っても慣れることはない。

混雑に一つだけ良い点があるとすれば、

店に入っても、

簡単に店員が寄ってこない。

店に入るやいなや話しかけてくる店員ほど、

営業妨害な存在はないと思うのだけど、

こういう混雑した日は、

店員もてんてこ舞いで、

僕のように一人でふらっと入って来た客には、

応対する手が回らない。

そこが狙い目だ。

さっさっと見て回って、

話しかけられることもなく逃げられる。

最近でこそ、

話しかけられても、

仮に試着しても何も買わずに店を出られるようになったけど、

それでもやっぱり苦手だ。

何も買わないでも、

今ある物や服で、

一年の暮らしに何も不自由はない。

だから出かけるのはもっぱら、

映画かサイクリングなんだけど。

一つ困ったのは、

タリーズが満席でコーヒーを飲めなかったこと。

仕方がないから、

帰り道にセブンイレブンでコーヒーを立ち飲みした。

あと、

来年の手帳を買った。

毎年お気に入りの薄いやつだ。

僕のように仕事以外の予定が極端に少ない人間には、

これで十分。

来年もこの手帳で十二分にちがいない。

2017年12月10日日曜日

追悼

昨日は親父の命日だった。

10年になる。

お袋の誕生日の二日後。

きっとわかっていたんだと思う。

誕生日が命日じゃ可哀想だと。

最後の数日、

本当に頑張っていた。

その光景は今も忘れることはない。

最後の数年はガンとの闘いだった。

誰よりも親父が辛かったと思う。

弱気な言葉に何度も励ましたけど、

体調が悪い中、

弱気になって当然だったと思う。

毎日とは言わないが、

今でも僕はしょっちゅう親父を思い出す。

何を考え、

どう生きたのか。

何をやり遂げ、

何を諦めたのか。

ずっと問い続けている。

2017年12月9日土曜日

直接

先日、

ステレオを買い換えた。

ステレオといっても、

アンプやらCDやらチューナーが一体型で、

スピーカーは別メーカーのやつで、

これまでのよりは少しグレードがアップした。

これまでのが使えなくなったわけではないので、

捨てるのは忍びない。

どうしようか。

メルカリで売るには梱包やら大変だ。

うちに取りに来てくれたら、

譲れるのになぁ、、、

そんなことを思っていたら、

ちょうどそんなアプリがあるというのを知った。

これならまさに、

取りに来てくれるなら、

ただで、

あるいは格安で譲れる。

なんか、

世の中の商品の回り方が、

大きく変化しているのを感じる。

新品にこだわらない。

使えるものは必要な人に。

これまで、

そう思いながらうまく繋がらなかった人と人が、

ネットを介してマッチングできる。

これは日本が成熟社会に入って来たということだろう。

ぜひ利用したい。

2017年12月8日金曜日

加熱

髪を切りに茶屋町に出かけたが、

若者が多く、

特にこの時期は苦手だ。

そんな中、

初めてロフト前のアイコスショップに入った。

クリーニングの方法や、

道具があるのかなと思ったからだ。

まずびっくりしたのは、

入るのにいちいち免許証を出さされたこと。

見りゃ二十歳以上ってわかるやろ?

と思わず言った。

でも、

中はとても綺麗で良かった。

何より、

カフェがあって、

無料で飲み物が飲めること。

置いてあるアイコスを自由に吸えること。

これだけの店をこの場所に構えているって、

アイコス、

力入れてるなと実感した。

当然、

場所柄ターゲットにしているのは若者で、

着せ替えのグッズなども多数用意されていた。

加熱式のタバコはこれからも、

JTがプルームテックを本格的に売り出すようだし、

それこそ加熱市場だけど、

先行するアイコスがまずは市場をリードしている。

それは間違いない。

あーしかし、

茶屋町を一人で歩くのは、

やっぱり寂しいな。

2017年12月6日水曜日

痛感

一気に寒さが厳しくなり、

この冬初めてダウンを着た。

やっぱり別格にあったかいわ。

下はTシャツにダンガリーシャツ。

その上に羽織るだけで、

魔法のように暖かい。

いつも書いていることだけれど、

それでいて軽くて、

しかも、

暖かすぎない。

ここポイント。

ある程度の範囲で、

ダウンって温度調節してくれる。

本当かどうか知らないけれど。

でもそう思っちゃうほど、

周囲の状況に合わせて、

ちょうど良い温度に保ってくれる。

極端な話、

寒い屋外から家に帰っても、

暖房した部屋の中で、

そのままいても違和感ない感じ。

ちなみに僕は寝るとき、

真夏でも真冬でも、

同じ羽毛の掛け布団一枚です。

下着に掛け布団一枚。

これってすごいことだと思うんだけど。

2017年12月5日火曜日

苦痛

車はあったら便利だが、

あればあったで、

誰かを送っていくとか、

何かを買いに行くとか、

車があるが故の雑用が絶対に増える。

それに僕は耐えられるのだろうか?

いやいや本来、

そのために買うのではないのか?

身勝手だな。

よくわからなくなってきた。




昔、

結婚していた頃、

買い物に付き合うのが大の苦手だった。

スーパーで買い物かごを押しながら、

妻の後ろをノロノロついて歩くのが、

嫌で嫌でたまらなかった。

その間、

正直、

車の中で待っていたかった。

こうして、

ぼーっと後ろをついて歩くのが、

愛の表現なのだろうか?

真剣に考えた。

時間を潰すために、

頭の中でよく歌っていたのが、

スカイラークだった、、、

今もスーパーに行くと、

夫婦を見て、

この夫は喜んでついてきているのかと、

つい表情を見てしまう。





そんなだから僕は、

結婚不適合者なのだな。

2017年12月4日月曜日

継続

盟友・パティさんのライブを見に、

武庫之荘のMクアトロに行った。

何年ぶりだろう。

ママさんの具合が良くないと、

随分前に聞いていたが、

なんと3年前にお亡くなりになっていた。

あんなにお世話になったのに。

どれだけ不義理なことをしたのか。

お店は息子さんが脱サラして継がれ、

雰囲気はそのまま続けられていた。

店に座っているだけで、

かつての様々な思い出が蘇る。

改めて、

この店のライブは音がいいなと思った。

いや、

年月を重ね、

ジャズの音が店に染み込んで、

音に豊かさを与えているように思えた。

店全体がスピーカーのようなものだ。

ステレオでは味わえない生音。

本当にいいお店に成長していた。

パティさんは僕が怠けている間にも、

地道にライブを重ねていて、

歌への情感の込め方が何段階も上がったように感じた。

やはり継続は力だ。

僕は歌うつもりは99パーセントなかったのだけど、

ママさんへのお礼の意味も込めて、

1曲歌わせて頂いた。

なんの準備もしておらず、

そもそもセッションにすら何年も行っていない。

ぶっつけで歌った。

声が震えた。

散々な出来だった。

ママに怒られそうだ。

久しぶりに走って、

こんなに体がなまっていたかと感じる、

そんな感じかもしれない。

歌い終え、

しばらく足の震えが止まらなかった。

でも、

図らずも訪れた機会は、

僕のスイッチを入れてくれた気がする。

セッション通い、

また再開しよう。

一から出直そう。

そんな気分にさせられた。

またママに、

そしてパティさんに助けられた。

2017年12月3日日曜日

試乗

天気が良いので、

自転車でぶらりと自動車ディーラーへ。

毎年、

この時期、

なぜか自動車が見たくなる。

欲しい、

いや必要あるの?

維持費かかるよ。

乗る機会ないでしょ?

自問自答を繰り返しながら、

でも、

そろそろ乗っておかないと、

本当に運転できなくなる予感もあったりして。

このまま自動車なしで行けるならいいんだけど、

先日、

免許更新のハガキがきて、

もちろんゴールドで、

だって乗ってないんだもの、

違反しようもないし。

しかし、

免許更新だけして乗らないって、

それでいいの?

俺、

本当にそれでいいの?

老後、

キャンピングカーで全国回ったりしない?

あれこれ考える。

今日行ったのはフィアットのディーラー。




















ルパンが乗ってたのは、

これの天井が開くタイプ。

なかなかオシャレで、

心がくすぐられたな。

試乗して見たら、

案外乗れるんで嬉しかった。




















内装も可愛いね。

2017年12月1日金曜日

衝撃

最近ビデオで観た映画。

冷たい熱帯魚

恋の罪

これは園子温監督。

そして、

ヒメアノール

共通点は殺人。

強烈な殺人の場面が出てくる。

特に冷たい熱帯魚は凄まじい。

でも、

上記の2作品は実話がベースになっている。

愛犬家連続殺人と、

東電OL殺人事件。

ある程度の年齢なら覚えていると思う。

脚色はされているが、

事件の真相は突いているのだと思う。

こう言う映画を見ないで生きていくことはできる。

でも、

徹底的に掘り下げて掘り下げて、

映画人が見たかったものに思いを巡らすのも、

全く無駄とは思えない。

いずれも他人のオススメで観たのだが、

時間を無駄にしたとは思わない。

でも僕がオススメするかと言うと、、、

まぁそれでも、

冷たい熱帯魚はとにかくすごかった。

この体験を誰かと分かち合いたいのだけれど、

いないんだよねぇ、、、

遺志

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