悔しい銀が続く日本勢。
メダルを獲ることはすごいことなんだけど、
こうなってくると、
金と銀を分けるものについて考えざるを得ない。
日本選手はとてつもない努力をして、
W杯でも好成績を収め、
金の筆頭に挙げられていた。
もはや昔のように、
外国人に引けをとるということもない。
なのにこの大舞台で金を取れない。
日本選手は自分の実力を出し尽くせば結果はついてくる、
という言い方をよくする。
平常心を保つという意味では正しい考え方なのだろう。
でもそこには、
相手に勝つという闘争心が足りないような気もする。
外国人選手は何が何でも相手を倒す気概がすごい。
テレビでもそれが伝わってくる。
象徴的だったのはスノボハーフパイプのホワイトだ。
平野は1440✖️2を成功すれば金みたいに言われていたし、
それは常識的な考えだったのかもしれない。
でもホワイトは最後の最後で初の1440✖️2を決めて、
さらに他の高難度技を決めて逆転した。
もし彼が転倒していたら平野は金だったはず。
ホワイトの闘争心はすごかったし、
だからこそ最後に一か八かに賭けて勝った。
日本人が金を取るにはあと一つ、
あのホワイトのような闘争心が必要ではないか。
100%の力を発揮するだけでは金は難しい。
120%の火事場の馬鹿力が加わればなと思った。
銀も銅も素晴らしい。
でも勝負の世界で、
日本選手はまだ誰も本当の意味で誰一人勝ってはいない。
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