先日、
韓国映画の「新感染」をレンタルで観た。
韓国の新幹線で未知の感染症が発生するというもので、
バイオハザード的なゾンビが車内で次々に発生する。
ゾンビ映画、
まして見慣れぬ韓国映画だったけど、
予告編を見て面白そうだった。
実際に見て、
やっぱりとても面白かった。
話は単純なんだけど、
ゾンビの恐怖とともに、
人間ドラマもしっかり描かれていて、
緩急がついた構成も良かった。
何より評価したいのは、
セリフに頼らず映像で状況をうまく表現している点。
日本映画はそこが上手くなくて、
全てセリフで説明しようとする映画が多いように思う。
観客にセリフではなく映像で状況に巻き込んでいく手法は、
日本映画も見習った方がいい。
映画なんだから。
ゾンビの演技も良かった。
ところどころ、
詰めが甘いところもあったけど、
良い点の方が多かった。
快作だと僕は思う。
基本、
列車内の映像が多いので、
おそらく低予算で作られたと思うけど、
それでも才能があればこれだけの作品が作れる。
ラストもハリウッド映画と違い、
ハッピーエンドではない。
そこがまた良かった。
ゾンビ映画が苦手な人でも耐えられるグロさだと思うし、
オススメだな。
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