2019年2月10日日曜日

月面

本日のレイトショーは、

ファーストマン。

ララランドやセッションの監督、

デミアン・チャゼルの新作で、

アポロ計画が題材だ。

とはいえ、

壮大なミッションのヒーロー物語ではなく、

船長だったニール・アームストロングの内面に焦点を当てた、

ひどく内省的な作品だった。

アポロ計画といえば、

僕ら以上の世代にとっては忘れられない出来事だった。

「人類月に立つ」

という朝日新聞の号外は今も家にある。

アームストロング、

オルドリン、

コリンズ。

3人の名前は僕がまぁまぁボケても忘れることはないと思う。

でも、

以外にアームストロングの人生は詳しく知らない。

アポロ計画以後、

隠遁生活を送ったということは知っているけど、

プライベートについては良く分からなかった。

映画では、

彼が幼い娘を難病で亡くしたということが、

その後の彼に一貫して付いて回るというスタンスで描かれていた。

半世紀も前、

宇宙船に搭載されたコンピューターはファミコン並みだった時代。

よくぞ月に行って帰って来たもんだ。

ただ一貫して彼の心には興奮はなく、

ひたすら淡々とミッションに取り組む。

自分がヒーローになるつもりは微塵もなく、

最初に月に一歩を記すことにも大してこだわりはなかったようだ。

そんな彼が月面でやった行為。

それが実話なのかどうか、、、

ちょっと調べないと。

評判は良くないけど、

この年代の男性としては見て損はない地味に良い作品でした。

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