本日のレイトショーは、
ファーストマン。
ララランドやセッションの監督、
デミアン・チャゼルの新作で、
アポロ計画が題材だ。
とはいえ、
壮大なミッションのヒーロー物語ではなく、
船長だったニール・アームストロングの内面に焦点を当てた、
ひどく内省的な作品だった。
アポロ計画といえば、
僕ら以上の世代にとっては忘れられない出来事だった。
「人類月に立つ」
という朝日新聞の号外は今も家にある。
アームストロング、
オルドリン、
コリンズ。
3人の名前は僕がまぁまぁボケても忘れることはないと思う。
でも、
以外にアームストロングの人生は詳しく知らない。
アポロ計画以後、
隠遁生活を送ったということは知っているけど、
プライベートについては良く分からなかった。
映画では、
彼が幼い娘を難病で亡くしたということが、
その後の彼に一貫して付いて回るというスタンスで描かれていた。
半世紀も前、
宇宙船に搭載されたコンピューターはファミコン並みだった時代。
よくぞ月に行って帰って来たもんだ。
ただ一貫して彼の心には興奮はなく、
ひたすら淡々とミッションに取り組む。
自分がヒーローになるつもりは微塵もなく、
最初に月に一歩を記すことにも大してこだわりはなかったようだ。
そんな彼が月面でやった行為。
それが実話なのかどうか、、、
ちょっと調べないと。
評判は良くないけど、
この年代の男性としては見て損はない地味に良い作品でした。
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