2014年1月10日金曜日

制覇

何で出来ているのかもよく分からないのに、
口に入れると妙に美味しいジャンク菓子。

カロリーだけ異様に高く、
食べだしたら止まらない。

そういうのを、
会社に持ってくるのが好きな上司がいて、
おかげで体重が増えたような、、、

それはどうでもいいんだけど、
先日見終えた米ドラマ「24」は、
そういう意味でジャンクドラマだった。

シーズン8まで。

24×8で全192話。

だいたい200時間近くを、
このジャンクドラマに費やしてしまった。

大抵どんなドラマでも映画でも、
見終わったら何がしかの感想や教訓があって、
そういうのが何もなければ、
「つまらなかった」と二度と見むきもしない。

しかし「24」は、
後に残るものはほとんど皆無なのに、
なぜか見始めたら止まらない。

放映当時は、
まったく関心なかったけど、
今は、
なぜあれほど流行ったのかがよく分かる。

次はどうなるのか。

その関心をつなぎ止める。

それだけがこのドラマの狙いだったと思う。

そして、
別にその先がどうなってても、
涙するわけでもホッとするわけでもなく、
また次の「次はどうなるのか」に巻き込まれる。

こじつければ、
そういう無意味な焦りに似た、
「次々」感が、
ぼくの日常と少し重なっているような。

つまり、
ぼくの日常も相当ジャンクなわけだ。

●金曜日は元町に行くので、少しはジャンクじゃない時間が過ごせるかもしれない。




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