何で出来ているのかもよく分からないのに、
口に入れると妙に美味しいジャンク菓子。
カロリーだけ異様に高く、
食べだしたら止まらない。
そういうのを、
会社に持ってくるのが好きな上司がいて、
おかげで体重が増えたような、、、
それはどうでもいいんだけど、
先日見終えた米ドラマ「24」は、
そういう意味でジャンクドラマだった。
シーズン8まで。
24×8で全192話。
だいたい200時間近くを、
このジャンクドラマに費やしてしまった。
大抵どんなドラマでも映画でも、
見終わったら何がしかの感想や教訓があって、
そういうのが何もなければ、
「つまらなかった」と二度と見むきもしない。
しかし「24」は、
後に残るものはほとんど皆無なのに、
なぜか見始めたら止まらない。
放映当時は、
まったく関心なかったけど、
今は、
なぜあれほど流行ったのかがよく分かる。
次はどうなるのか。
その関心をつなぎ止める。
それだけがこのドラマの狙いだったと思う。
そして、
別にその先がどうなってても、
涙するわけでもホッとするわけでもなく、
また次の「次はどうなるのか」に巻き込まれる。
こじつければ、
そういう無意味な焦りに似た、
「次々」感が、
ぼくの日常と少し重なっているような。
つまり、
ぼくの日常も相当ジャンクなわけだ。
●金曜日は元町に行くので、少しはジャンクじゃない時間が過ごせるかもしれない。