2014年1月13日月曜日

本場

帰って来て見た情熱大陸は、
蛯名健一だった。

コレで一躍全米で有名になった人。
















すごいよね。
でも、
と思っていたら、
彼自身が一番よく分かっていた。

自分は海苔弁当だと。

ダンサーとしては二流だと。

それでも、
いかに見せるかに徹すれば、
アメリカで一番にだってなれる。

それを彼は証明した。

そんな彼が一番強く反発したのが、
こんな質問をされた時だ。

ダンスの本場で活躍するのは大変では?

これに対して彼はこう言った。

それが古いステレオタイプな劣等感だ。

アメリカは確かにショービジネスが盛んだ。

だからこそ楽なんです。

彼が言いたいのは、
たぶんこういうことだ。

アメリカ人ダンサーだって、
上手いのもいればド下手もいる。

ステージに上がれる機会は、
日本より圧倒的に多いのだから、
食べていく分には、
アメリカの方がやりやすいと。

富士山とエベレストの違いみたいなもんだと思う。

頂は圧倒的にエベレストの方が高い。
でも、
裾野だってエベレストの方が圧倒的に広い。

ま、
それもこれも、
彼が「成功者」だからと言う人もいるだろう。

でも、
彼の言葉はたぶん丸ごと信じた方がいい。

本場だからこそ楽。

なんか気分が楽になる言葉だ。

そして彼とは全く違う分野だけど、
もう一人、
本場で挑戦し続けている男が、
まさにこれから、
新たなステージに臨もうとしている。

ACミラン本田だ。

さて、
テレビ観戦観戦と。

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