2016年2月29日月曜日

会話

梅田の地下街で、
ついさっき実際に聞いた男女の会話。

男:俺トイレ行くからこの荷物ちょっと持とって

女:トイレ私も行きたい〜

たったこれだけなんだけど、
何故か面白かった。

ぼくが男の立場なら、

なんでトイレ行きたいなら、
自分から言い出さへんねん、
自主性ちゅうもんがないんかいな、

と思い、
露骨に嫌な顔をしただろう。

昔なら。

たぶん、
今でも内心はそう思うと思う。

馬鹿だから。

実際、
二人でトイレ行くなら、
荷物はどうすんねんってことになる。

できた男なら、

じゃぼくは後でいいから、
君が先に行っておいで、

ニコッ

これが正解かもしれないな。

そもそも、
女は本当ににトイレに行きたかったんだけど、
男を気遣って言い出しかねていたのかもしれないじゃないか。

確か女性の方が男性より、
トイレを我慢しにくい体の構造だと聞いたことがある。

ただ一方で、
女性は連れ立ってトイレに行くという、
学生時代からの意味不明な行動様式があって、

たぶん、
ぼくのイライラは、
その、

理解不能は連れトイレに対する嫌悪感があるのかもしれない。

とはいえ、
大人なんだから、
内心はどうであれ、
女性を優先しておけば波風立たない。

もし自分が我慢できるなら、
彼女を先に行かせるべし。

それが今の結論である。

2016年2月27日土曜日

途中

通勤途上の駅のそばに、
フィットネスクラブがあると知った。

調べてみたら、
会費や設備がぼくの希望にピッタリで、
こりゃいいと思うんだけど、

ここに通うためには、
通勤の途中、
つまり家を早く出る必要がある。

仮に30分運動するとしても、
着替えやら何やらで最低でも1時間はいる。

それだけ早起きできるのか?

自分をよく知るぼくの心はq、

絶対NO

と叫ぶ。

だろうなぁ。

決まり切った日常に組み込まれてこそ、
ぼくは何事も続けることができる。

でもなぁ、
いい条件なんだよなぁ、

と諦めきれない様子。

2016年2月26日金曜日

拝見

姪の新居をお宅拝見してきた。

電車なら一駅ということだけど、

天気もいいので自転車で。

ものの20分で到着。

旦那ん家の離れをリフォームして、
中は広々いい感じ。

去年の今頃は、
僕も行った南米へ新婚旅行から帰ったばかりだったというのに、

今やすでに子供がいて、
家まで建てて。

いやはや、
彼らの時計は、
僕のより回転が早いみたいだ。

あるいは、
僕の時計が世間よりゆっくりなのか?

それじゃ浦島太郎やん。

竜宮城にいた記憶ないけどな。

それとも今が竜宮城か?

どうでもいいけど。

2016年2月25日木曜日

元鞘

琥珀のまたたきが失踪してしまったので、
深夜特急を再開。

そうそう、
深夜特急の途中で、
小川洋子のことりに浮気したのが、
ことの始まりで、

ようやく元サヤに戻ったというところ。

この30年前の旅行記が面白いのは、
単にあそこに行った、
どこそこでこんな苦労した、
みたいな事だけではなく、
筆者の内面描写に紙幅が多く割かれているからだろう。

時代は変われど、
旅する若者の内面は、
普遍的な気がする。

かといって、
具体性がないわけではなく、
特に宿代や交通費などの金銭面については、
やたらに詳しい。

それは、
筆者が旅行中の記録として、
出納帳をつけていて、

それを元に十数年後に書かれた、
という事情と深いつながりがあると思う。

どこで幾ら使ったかを見れば、
当時の景色や感触や思いが蘇るのだろう。

プルーストのマドレーヌのように。

と同時に、
当時の自分を客観視するのに、
十分な時も過ぎている。

具体性と内面、
主観と客観、
その辺りの塩梅が実によいのである。

適度に寝かせたワインというところか。

よく知らないけど。

2016年2月24日水曜日

定着

1日ふとした瞬間に、
ここに書くいいテーマというか、
思いがこみ上げてくることがある。

これは面白い、
その時はそう思うんだけど、
いざこうやってキーボードに向かうと、

それが一体なんだったのかが、
さっぱり思い出せない。

思い出せないということは、
きっとその程度の、
取るに足りないことに違いないんだけど、
なんだか惜しい。

すごい面白い夢を見たはずなのに、
内容はさっぱり忘れてしまっている、
目覚めた瞬間にはかすかに断片が残っていても、

ひなたの薄氷のように、
あっという間に頭の中で解けてなくなってしまう。

本当にに面白いことは忘れない。

果たして本当だろうか。

結局、
思いついたその時に、
解けてしまわないように、
文章という冷凍庫に入れてしまわなければならないんだなと。

手間を惜しまず。

2016年2月23日火曜日

消滅

バックの中から、
読みかけの琥珀のまたたきを取り出そうと、
探るんだけど、
ない。

今使っているバッグは、
寸胴で奥が深いので、
中の物を目視で見つけるのは難しい。

でもだいたい手探りで、
その感触で、
ほとんど不便は感じない。

でも、
今回は単行本の感触がない。

おっかしいな。

どこへ行ったの?

こんなことってある?

神隠しみたい。

しょうがないから、
文庫の深夜特急を読む。

こっちを読めと、
誰かが言ってるのかしらん?

2016年2月22日月曜日

葉隠

急に小雨が降ったり、
天気が安定しないので、

自転車は諦め、

本日はロードショーに。

Xミッション。

いわゆるエクストリーム系スポーツ、

岸壁のような雪山を、
スノーボードで滑り降りる、
というか、
滑り落ちるように下るやつや、

ムササビのようなスーツを着て、
山のてっぺんから滑空するやつとか、

とんでもない大波でサーフィンする、
みたいなやつ。

アレを使って、
映画作ってみました的な。

ストーリーとか、
映画の出来栄えとか関係なく、
とにかくその、

エクストリームを見てみたかった。

そういう意味では、
まあまあ及第点。

いいセリフがあったな。

大事なのはいつ死ぬかじゃなく、

どうやって死ぬかだ。

みたいな。

失敗して死んじゃう時には、

シーユースーン

って言うの。

じゃまたって感じ。

誰だって死ぬんだもん。

遅かれ早かれ。

ということか。

武士道とは死ぬことと見つけたり。

ってことだな。


2016年2月21日日曜日

祝福

下の姪が結婚した。

これで、
僕が結婚式に出ることは、
死ぬまで多分ない。

感慨深いな。

2016年式の最新披露宴は、
上の姪の時より映像化がさらに進み、

親戚のおじさんが演歌を祝い船を歌うことも、
親友が涙ながらに祝辞を述べることもなく、

友人らがパソコンを駆使した映像を、
鑑賞するといった趣が強まった。

入場やケーキカットや、
健在のイベントの間に、

そういった作品が巨大スクリーンに映し出され、
僕らは食事を味わいつつ、

よくできたそれらの作品を見る。

2時間なんてあっという間だ。

とてもテンポよく、
時間が過ぎていく。

一方で、
同じテーブルの人間同士が会話する時間は、
昭和より減ったかもしれない。

前にも書いたけど、
ライブ感覚。

あ、
いや、
半分ライブ、
半分映画かな?

酒に酔い潰れる人もいなければ、
余計なヤジもない。

もちろん禁煙。

クリーンで明るくて、
ひたすら綺麗。

こうやって進化していくんだなぁと。

昔は良かった、

とは言いたくないが、

昔も良かったぐらいは、
ちょっと言いたい気分でもあった。

僕的には、
姪が美しく、
幸せな笑顔でいてくれるのが一番いい。

大叔父は心の中で祝福を唱える。


2016年2月20日土曜日

配膳

とある日の、
朝食の配置が、
なかなか美しかったので、
写真に収めた。


今の僕の幸せの形。

人それぞれ。

でも、

これは、

なかなかですな〜〜





2016年2月19日金曜日

終電

終電を乗り過ごした人に、

家までタクシーで送るので、
あなたの家までついていっていいですか?

という番組を見た。

前に同じ趣旨のを見て面白かったんだけど、

今回はもっと面白い。

まだ途中だけど。

酔っ払った女の子は、
美容師を目指しているんだけど、

休学中。

アパートには母親と二人暮らしで、

なんで休学してるのかというと、

友達と会えなくなって、

みたいなことを言い出して、

さらに聞くと、

その友達はガンで亡くなったとのこと。

ショックで学校に行けなくなってしまったらしい。

別の男性は、

福島県から上京して10年。

税理士を目指しているのだが、
試験にずっと落ち続けている。

部屋には昭和天皇やら日の丸やら、
乃木大将の写真があって、

なぜか鶴田浩二が好き。

演歌歌手にもなりたい。

で、
今は塾で英語を教えている。

別の男性は釣具屋をやっているけど、
家にはひとりきり。

奥さんはいるけど、
入院中とのこと。

リアル漫画家の奥さんは、
スキルス胃がんで、
余命いくばくもない。

奥さんの仕事場に初めて入ると、
生まれてからの写真が一枚にコラージュされてて、

自分が死んだ後のことをいろいろ整理してあって、

初めて知ったよと、
旦那さん。

また別の男性は、
綾瀬はるかに似ているという、
奥さんの元に帰り、

結婚して10年でやっとできた子供と、
幸せの絶頂。

リタイアしたら、
奥さんと二人で、
オープンカーに乗って日本一周したいんだって。

いやぁ、
みんな人生を懸命に生きているんだ。

俺なんて甘いな。

つくづくそう思った。

みんな人生は大変なんだ。

心が洗われるような番組だ。

頑張れテレビ東京。

2016年2月18日木曜日

実用

最近ちょいちょい公開忘れて、

夜と朝のあいだに

になってへんやん!

と思われそうですが、
昨日分は昼に公開しました。

帰宅してから寝るまでに、
だいたい5時間ぐらいあるんだけど、
結構やることが多くて、

更新は最後の行事なんだけど、
つい、

本当につい、

というか、
これも健忘症なんでしょうね。

冗談で言ってたら、
いつの間にか本当になってた、
って、

いつかの誰かさんのような。

というか、
今日は昨日みたテレビの、
お役立ち情報をお教えしましょう。

そうめんなどを茹でる時の吹きこぼれを、
簡単に防ぐには、
鍋の底にスプーンを置くだけでいいそうで。

子供の体操着みたいな、
布にマジックで字を書くときは、
紙ヤスリを下敷きにすると、
スラスラいくんだって。

ハガキの宛名が上手く書けないアナタ。
まず名前から書くと、
バランスが良くなるそうですよ。

ハガキの中央に、
郵便番号のマス目二つ分ぐらいの横幅の字を、
しっかり書く。

それだけであらら不思議。

いい感じに書けるとのこと。

公開忘れのおわびに、
お役立ち情報をお届けしました。

あと、
使い捨てカイロは、
足裏に貼るのが最も効果的、

なんてのもあったな。

ではでは。

2016年2月17日水曜日

脇道

大阪駅から会社までの経路は、
ほぼ固定されている。

改札を出て右斜め前にあるエスカレーターで地下に降り、
ユニクロや無印のある細い通りを進んで、
阪神百貨店の方に行くけど、
途中で左に折れてカクカクしながら、
ホワイティに向かう。

最近気になっているのが、
エスカレーターを降りて、
ユニクロの通路に進まず、
真っ直ぐHEPなんかのある方へ向かう行き方だ。

結局、
ホワイティに合流するんだけど、
どっちが時間的に短いのか、
ただいまお試し中。

思わぬ副産物的店も発見。

ガラス張りの喫茶店があって、
そこは喫煙自由なようで、

古い店ならわかるんだけど、
新しげな感じでこれは珍しい。

堂々と喫煙する人が、
ガラス越しによく見える。

今度立ち寄ってみよう。

2016年2月16日火曜日

苺飴




















(大阪弁で)飴食べ

サクマ製菓の苺飴

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

今シーズンのドラマで、
一番タイトルが長い、

ではなく、

ぶっちぎりに面白い。

視聴率低いけど。

有村架純の、

たまに出る大阪弁がネイティブで、
最高にかわいい。

5話が終わって、
震災の直前まで進んで、

次は、

いきなり2016年かよ。

余白の多いドラマだけど、

すんげー展開だな。

予想の遥か3万メートル上をいったな。

蓮くんは、

どうやら震災で人間性が変わってしまうらしい。

予断を許しません。

必見です。

2016年2月15日月曜日

現実

カンヌで最高賞を獲ったとかいう、

ディーパンの闘い

っていう映画を見た。

新聞で絶賛していたんだけど、

見事に失敗。

途中で気ぃ失いそうになった。

フランスの移民がテーマで、

フランス人には切実だったのかもしれないけど。

わざわざ千何百円も払って観るもんじゃない。

リアルなんだろうけどね。

別に僕は映画にリアルを求めて行ってるわけじゃない。

そりゃ、

SFとか、
描写がリアルなら、

つーか、
リアルであろう風に見えたら、

オォー

とはなるけど、

先日のオデッセイもそうだけど、

とことん本物っぽいものを見せられても、

それだけで感動とかワクワクはしない。

どこかに上手な嘘があるから、

人は別世界に行けるのではなかろうか?

現実と非現実の橋渡しが、
僕にとっての多分映画なんだと、

最近ようやくわかってきた次第。

2016年2月14日日曜日

雨水

こんな雨が降るのに出かけんでも。

母は言うが、

そんなん出かける用事があんねんからしゃーないやん。

と捨て台詞吐いて、
出かけたけど、

確かにすごい雨でした。

















階段を雨水が滝のように流れとるやんけ!

靴もパンツもずぶ濡れやん。

でも、

雨の中出かけた甲斐はありました。

がっちり手応え。

充実のバレンタインデーイブでありました。

2016年2月13日土曜日

駄目

仕事で一人前と呼べる条件の一つに、

自分で自分にダメ出しできる、

っていうのがあると思う。

逆に言えば、

仕事を教えるということは、

果てしなくダメ出しを続ける、

ということだ。

ダメ出しされ続けて、

人は、
ある技術の概要を掴んでいく。

自分の中に概要ができると、

自分の仕事をそれに当てはめて、

オッケーかダメかを判断できるようになる。

さらなる高みを目指すなら、

より上のモノに触れるしかない。

それによって、

より高い概要を自分の中に染み込ませる。

その高みに近づく手立ては、

もう、
試行錯誤しかない。

誰もダメ出ししてくれないんだもの。

自分の中の高みを目指して、

果てしなく自分にダメ出しし続けるしかない。

2016年2月12日金曜日

余命

クローズアップ現代の、

ガンを生き切る

というテーマの回を見たら、

樹木希林が出ていた。

ガンと付き合って10年、

全身にガンがあるそうだ。

死ぬ時ぐらい、
好きにさせてよ

という新聞広告があって、
それに樹木希林が出ている。

彼女に言わせれば、
ガンは死ぬ準備ができるから、
いい死に方なんだそうである。

親父は60代の半ばに大腸ガンになり、
10年とはいかないけれど、

手術、
再発、
手術、
再発を繰り返し、

何年も、

そういう意味では、
ガンを生き切ったと言えるだろう。

ガンとの付き合い方は、
人さまざま。

強い抗がん剤で、
一日でも長生きしたい人もいれば、

副作用が嫌だから、
太く短く生きる人もいる。

親父は前者だった。

僕は後者を選びたい。

親父は72歳で死んだから、

僕もそれぐらいまで生きると楽観しても、

余命は20年ということになる。

宣告されなくても、

潜在的に余命は誰にでもある。

20年だから長いとか、
1年だから短いとか、

そういう問題ではなく、

誰もが、

そういうことを考えて生きるべき、

なんじゃないのかなぁ

2016年2月11日木曜日

軽快

パンクを直した自転車は、
羽根が生えたかのように軽い軽い。

このママチャリは、
実はこんなに軽かったのね。

ということは、
ぼくはかなり長い間、
パンクに近い状態でこの自転車に乗っていたわけだ。

そういえば、
ある時期から、
重いなぁと感じていたのは事実だ。

でも、
ちょうどクロスバイクに乗り出した時期と重なって、
まぁこんなものかと、
勝手に納得していた。

クロスバイクには変速機が付いていて、
坂道だろうが平地だろうが、
踏む力を一定にできる。

その踏む力でママチャリを漕ぐと、
この程度のスピードなんだ、
ぼくの踏む力では、
このスピードが適切なんだ。

女性の乗るママチャリに、
ぐんぐん抜かされても、
不思議だと思わなかった。

あの女性は、
もの凄い力で漕いでるんだと。

思い込みとはかくも恐ろしい。

そういうことって、
意外に多く隠れているかもしれない。

自分は当然だと思っていたのに、
実は全く当然ではなかったみたいな。

探してみよう。

2016年2月10日水曜日

連鎖

昨日、
梅田の帰り、
自転車がパンクしてて、

自転車屋に寄ったら、
定休日でもないのに休みで、

今日の天気を見たら、
朝は雨だけど、
すぐ止むみたいだったので、

明日はクロスバイクで駅まで行こうと思ってたら、
今朝、
出かける時に、
不意に雨が降り出して、

ああこりゃ元町行きは延期かと、
諦めかけたら、
パッと晴れて、

んじゃ行こうかと、
クロスバイクをこぎ出したら、

また雨。

しかも突風まで吹いて。

濡れたけど駅までたどり着いて、

いつもの各停に乗ったけど、

乗り換えの快速が風で遅れてて、

それじゃあこの各停で元町まで、

と思っていたら、

結局、
芦屋で快速を待ちますだって。

なんだかギクシャクした一日の始まりは、

仕事になっても、
やっぱりギクシャクしたまま。

明日は正常に戻りますように。

2016年2月9日火曜日

火星

本日のレイトショー
















マット・デイモン、
火星に置いてけぼりの巻。

ポスターの、
70億人が、彼の還りを待っている。

的な要素は、
ほんのつけ足し。

90パーセントが、
火星でのサバイバル。

これが、
科学的には厳密なんだろうけど、

火星の地表で人がふわりふわりということもなく、
地球のどっかの砂漠で撮ったかのような光景が、

こちらの火星感を呼び起こさない。

リアルすぎるのだ。

と書くと、

お前、
火星知ってんのか、
となるんだけど。

別の言い方すれば、
あまりに厳密に作られていて、

地味。

最初の取り残されの場面と、
最後の救出場面以外は、

火星で芋育てたり、

地球と16進法で交信したり。

とにかく地味だ。

火星の映像があまりにもクッキリハッキリしてて、
地球からどれだけ離れているか、

つまり、
マットデイモンの一人ぼっち取り残され感が、

イマイチ伝わってこない、

ってとこが、

不満だったのかな。

映像はもう、

何が実写で何がCGなのか、
全くわからないぐらいでした。

●火曜に元町に一瞬行くことにします。

2016年2月8日月曜日

薄型

和風総本家を見ていたら、
温泉旅館で使うある物です、
何でしょう?

という問題とともに、
ある物の製造工程のビデオが流れた。

最初はただの鉄板だったものが、
プレスされて形をなし、
様々な部品が取り付けられて、
最後にはおなじみのカセットコンロになった。

それに妙に関心して、
そう言えば、
母があんな薄型のコンロを欲しいと言っていた、
などと勝手な大義名分をつけて、
Amazonでワンクリック購入した。

その旨母に告げると、
思いの外喜んでくれて、
到着は今か今かと胸高まる様子。

知らずに母喜びのツボを押したようで、
全く偶然の母孝行にくすぐったい感じ。


2016年2月7日日曜日

禁止

職場の椅子代わりに、
バランスボールを使うようになって、
だいたい一か月たった。

座っていることは苦痛でもなんでもないけど、
帰宅する道すがら、
ほどよい疲れを大腿部あたりに感じ、

ちょうど良い効果があると、
大満足していた。

先日の連休が明けて、
出社してみると、
まいボールが、
休憩室に転がっていた。

誰かが使ったのだろうと、
自分の席に戻そうとすると、

上司が、

それ止めといて、

と来た。

なんでですか?

別に遊んでるわけじゃないんですけど?

と抵抗すると、

しぶしぶ事情を説明しだした。

なんでも、
ぼくが休みの時に、
来て間がない派遣社員の女性が、
それを使い出したというのだ。

別の上司がそれを見とがめた。

ロクに仕事もできないのに。

ぼくが正義の男だったら、
食い下がっただろうけど、

なぜかその気持ち、
少しわかっちゃった。

彼女がバランスボールに座って仕事しているのを、
ぼくも一度目にしたことがあり、

その時、
一瞬ではあるが、
似たような感情を覚えたからだ。

ぼくはオッケーだけど、
あなたは仕事が未熟だから、
バランスボールは駄目です、

とはその上司も言いにくいので、
一切禁止になってしまったのだ。

まるで学校みたい。

高校生のぼくだったら、
徹底抗戦してただろうけど。

でも、
このまま泣き寝入りする気もない。

ぼくなりの対抗手段を考え中なんだよ。

2016年2月6日土曜日

謎男

通勤途中のauショップで、
いっつも、

本当にいっつも、
店頭のiPhoneやらiPadをいじってる人、

たまらず激写してみた。



隠し撮りじゃないよ。

ちゃんとカメラを店頭に向け、

カシャって落とさせて。

もちろん雑踏に紛れて、
この人には聞こえなかっただろうし、

そもそも目の前の機械に夢中で、
至近距離で撮っても気づかなかったかも。

他人のことは言えないけど、
本当に、
平日のこの時間帯は、
9割8分ぐらいの確率で、

この格好でこのポーズで、
ここにいる。

一体全体何してる人なのやら?

色々と考えながら、
今やこの男がいることを、
楽しみにしている自分がいる。

2016年2月4日木曜日

解体

近所あった、
結構大きな会社の寮が解体され、
すっかり更地になった。

ひと月ぐらいかかったと思うんだけど、
関心するのは音がほとんどしなかったことだ。

数台の重機が入って、
日がなせっせとコンクリートの建物を、
砕き、
廃材を運び出していたはずだけど、
近所の我が家ではほとんど音が聞こえなかった。

たまたま通勤で目の前を通るから、
解体の過程がわかったけど、
めったに通らない人だったら、
突然、
あったはずの建物がなくなっていて、
驚くことだろう。

建てる方にしてもそうだ。
土木建築の進化は、
低騒音という面でも目覚ましい。

これは果たしていいことなのか。

もちろん、
うるさくない、
という意味でいいんだけど、
知らない間に街が変わっていくというのは、
ある意味、
怖くもある。

よほど敏感に注意していないと、
街の変化に気づけない。

それはたぶん、
社会的な様々なこともそうなのではないのか?

静かに気づかれず、
大事な何かが壊され、
別の巨大な何かができていて、

悟った時には、
八方塞がりなんてことに、
なってなきゃいいんだけど。

2016年2月3日水曜日

奪還

夕方、
電車でちょっと遠出したんだけど、
電車の中は帰宅する学生やサラリーマンらで、
結構混んでて、

その、
ほとんどがスマホとにらめっこしてて、
それはやはり、
ちょっと奇妙な光景、
2016年の象徴的な日本の光景だと思った。

という僕だって、
電車でそうやってスマホにらめっこを、
よくしているわけだけど、
最近は意識的に読書をするようにしている。

スマホに、
一日の終わりに、
どれだけ画面が開いていたかを、
時間で示す機能ってつけられないかな?

自分が今日一日、
何十分、
何時間スマホに時間を割いていたかわかったら、
少しは生活を見直すことになるかもしれない。

テレビの次はスマホ。

時間って、
油断すると、
次々にいろんなものに吸い取られてしまう。

それでなくても仕事や何やらで、
少ない時間。

自分の時間を取り戻さないといけない。

2016年2月2日火曜日

色紙

2016年のもといちの日終了。

新しい店で、
少々不安なところへ、

4番休場の知らせ

なななんと。

戦力ダウンは明白だ。

どうしよう。

でも、
3番と5番がめっちゃ頑張ってくれて、
ほかのナインも自分の持ち場をきっちりこなし、

僕もここ数年では一番喋った。

いい試合ができたと思う。

同窓会を試合に譬えるのもなんだが。

計12人の皆様、
お疲れさんでした。

来年も再来年も、
今月今夜、

集いましょう。

色紙がまた一枚増えました。

ありがとう。

●昨日公開し忘れ〜。一緒にしときました。




2016年2月1日月曜日

健忘

もといちの日の店が変わるので、
参加連絡があると、
店を間違えないようにと念押ししてたら、

健忘症にはまだ早い

と返してきたF岡くん。

いやぁぼくなら危ないと思う。

わーってる
わーってる

と言いながら、
あっさりありがた家のあった場所に行き、

あ、
ちゃうかった

となっても全く不思議じゃない。

出勤の時、

最近、

3Sと唱えることにしている。

財布、
スマホ、
社員証

の頭文字だ。

めったにない、
年に1度ぐらいなもんだけど、

カバンや服を変えた時に、
つい忘れてしまうことがある。

先日は、
職場近くのライフから電話があり、
セルフレジで釣り銭を撮り忘れていたという。

しかも9000円。

今日は今日で、
自転車の鍵がないと、
ちょっと慌てたが、

いつもとは違うポケットに、
社員証と一緒に入れていた。

健忘症は着実に、
ぼくの脳で進行していると、
しぶしぶ認めざるをえないのである。

やれやれ。

●と書いたしりから公開忘れ。本物の健忘症ですわ。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...