都民ファーストの国政政党なら、
日本ファーストではなく、
国民ファーストだろと思っていたら、
すでにその名前の政治団体があるとかで、
ちょっと納得した次第。
それにしたって、
考えてみれば、
国政は国民ファーストなのが当然なのだが、
あえてそんなことを言わないといけないのが、
今の政治の大問題なわけで。
消えた年金問題はどうなったのか、
NHKで取り上げていた。
なんとまだ2000万件が不明なのだそうだ。
役所なんて、
正確さだけが取り柄のようなものなのに、
なんたる杜撰さ。
それも、
昭和40年ぐらいにはすでに、
将来の大問題になるだろうと、
内部文書で指摘されていたという。
福島原発の爆発事故で、
帰宅困難地域に指定されていた浪江町の一部が、
今春解除され、
その後の4ヶ月を追った番組もNHKで。
とある高齢のご夫婦は、
喜び勇んで帰ったものの、
ご主人が3ヶ月で脳梗塞で亡くなり、
奥さんは再び町を離れることに。
推測だけど、
脳梗塞になっても、
救急車も満足に呼べなかったのではないか?
町はイノシシが我が物顔でうろつき、
家の中には放射性物質が残っている。
微粒子を吸い込めば内部被曝する。
政府は早く事故の痕跡を消したいのだろうが、
こんな状態でかつての町民が、
安心して戻れるわけなかろう。
国民ファーストではなく、
日本ファーストな政治だ。
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