遅まきながら、
「嫌われる勇気」を読み始めた。
アドラーという心理学者は、
フロイトと同じ時代の人なんだ。
日本での知名度が低いのは、
著作がないかららしい。
この人はソクラテスと同じように、
対話を好んだからだそうだ。
この人の考え方は面白い。
例えば引きもりの人は、
いじめとかコンプレックスとか、
そういうことが原因で引きこもっているのではないという。
引きこもって親に心配されている状況を変えたくないから引きこもっているのだと。
ほぼ同感だ。
自分の身に置き換えればわかる。
僕が今の生活を続けているのは、
そこそこの収入を得て母と二人暮らしの現状を失いたくないから。
もっといえば、
そういう生き方を望んでいるということだ。
それ以上でも以下でもない。
過去は変えられないけど、
未来は変えられる。
今の自分を変えるのは自分の意思次第だ。
それ以外のことは、
全て現状維持の言い訳だ。
その通りだと思う。
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