グレートレースというBS1の番組が好きだ。
大自然の中を1週間で250キロ走る、
みたいな過酷なレースが、
世界中で年間1000も行われているそうだ。
今日見たマダガスカルでのレースでは、
日本人女性が1位、
日本人男性が2位になった。
そしてこの男性はその後、
ナミブ砂漠のレースで見事優勝する。
他にもほとんど不眠不休で極寒の地を走るものや、
パラグライダーと足で何千キロもの距離を争うものもある。
北極圏での犬ぞりレースというのもあった。
すごいのは、
マダガスカルでもナミブでも参加していた、
日本の高齢者。
アラ70歳にしてよくもまぁ、
感心しきり。
もちろん、
優勝争いするような猛者ばかりではなく、
ほとんど歩くようなスピードで、
とにかく完走を目指す人たちも大勢いる。
そうしたエンジョイ派でも、
最後のゴールでは涙を流す。
脳に障害を持つ娘が待つゴールへ、
ひたすら足を進めるレバノンの男性もいた。
キープゴーイン。
とにかく前へ進んでいればいつかはゴールにたどり着く。
諦めたら終わりだ。
プロランナーは言う。
コースを見失って時間をロスしても決して焦らない。
リラックスしないと長丁場は乗り切れない。
人生もそう言うものかもしれないな。
0 件のコメント:
コメントを投稿