みたいな番組を見ていたら、
スノボの国母が出てきた。
2010年のバンクーバー五輪の時、
代表公式ユニフォームの腰パン姿が問題になった彼だ。
そういえばあれからどうなったんだっけ?
オリンピックではメダルを逃した彼は、
その後競技スノボはやめて、
今は標高3000メートルから一気に滑り降りる姿を、
ビデオなどにしているという。
そのビデオを見たら、
命がけだということがわかる。
年収が数千万円はようだけど、
命の危険があるからやめようとか、
そういうことは全く考えないと言った。
妻と子供二人を北海道に残し、
一年のほとんどは国外で過ごしているというが、
帰国中の子煩悩さは近所でも評判だとか。
右腕に入れたタトゥーは、
なんと子供が生まれた時の足型。
そして彼は、
バンクーバーでの騒動は後悔していない、
と言い切った。
キチッとユニフォームを着て、
ちゃんと受け答えするなんてスノボじゃない、
とも言った。
直接迷惑をかけた人には謝罪したとも。
彼にとってスノボとは生き方そものもであり、
それを曲げることはいかなる場合でもできない、
ということのようだ。
なるほどなと思った。
どんなものであれ、
彼のように自分の生き方を貫いている人が、
どれぐらいいるのだろうかと思う。
羨ましく、
格好いい。
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