2017年11月30日木曜日

呼称

最近あった、

ちょっとショックな出来事。

会社帰りに、

繁華街を歩いていたら、

風俗の呼び込みのおっさんんに声をかけられた、



いい子いますよ、

どうですピンサロ、

日本人の子つけますから、

どうです、

おとうさん。


おとうさんだと!?

そこは無理してでもお兄さんでしょ。

おにいさんと言うでしょ、

普通。


百歩譲って僕が本当に父親ならまだしも、

子供もいません。

おとうさんちゃうわい!

と言ってやりたかったけど、

なんか片手あげて、

あ、

仕事帰りですし、、、

とかなんとか言って素通りした、

自分にまた腹がたつ。


電車で席を譲られた件しかり、

今回の件しかり。

自分じゃそこまで行ってないと思っているのに、

周囲の対応がだんだんと僕を老けさせる。

イヤダイヤダ。

2017年11月29日水曜日

専用

結膜炎になったようで、

午前中に眼科に行ったら、

思いの外時間が余り、

梅田をブラブラしていたら、

お一人様専用のカラオケ屋があった。







































なんかちょっとプロっぽい雰囲気で、

テンションが上がる。

でもここ、

スピーカーはなく、

音はヘッドホンで聞く。

そこもまた、

プロの録音ブースみたいで良いのだけれど、

慣れないから変な感じでもある。

極小の部屋でゴソゴソ、

何を歌ったかは秘密。

ちゃんとマスターして、

届けたい人がいる。

それまでは秘密だ。

これはリベンジでもあるし、

ブレイクスルーになるかもしれない。

ならないかもしれない。

てなことを、

もう10年繰り返してきたな。

石の上にも10年か。

つくづく物覚えの悪い人間だと思う。

今度ばかりは手応えは、

ある。

2017年11月28日火曜日

冷水

風呂に入って湯船に浸かり、

上がってシャワーを浴びようと栓をひねる。

いつも通りの行動だ。

その時、

視界に一瞬、

いつもと違う光景が目に入った。

シャワーヘッドは湯船の内側に垂れ下がって置かれている。

我が家の決まり、

ここ10年変わらぬ決まりだ。

なのにこの日、

シャワーヘッドはホルダーに収まり、

しかも、

僕の方を向いていた、、、

どうしようもなく避けられない状況に追い込まれたとき、

人は観念する。

僕はそう言う状況にあったことはなかったけど、

この時は人生で初めて観念した。

冷たい水が頭上に降り注ぐことを。

とっさに避けるのではなく観念した。

その最悪の事態に備える心構えをした。

今更栓を閉めても遅いと心が判断した。

一瞬のことで、

実際僕がどう考えたのかは思い出せない。

あるいは同時に複数のことを考えたのかもしれない。

とにかく少しだけど冷や水を浴びるだけで終わった。

もし今後、

目の前に暴走車が向かってきて、

避けられないと観念するようなことが起きたら

その時、

何を思うのかなぁ。

2017年11月26日日曜日

拾得

帰りの大阪駅で電車に乗り込むと、

座席の上にスマホが。

誰かが忘れたのだろう。

僕はとっさに網棚の上に置いた。




















発車するまでに10分近くあったと思う。

その間に誰かが、

駆け込んできて持ち帰るかと待っていたが、

ドアが閉まり発車してしまった。

尼崎駅で乗り換える時、

そのままにしておくか、

僕が届けるか迷った挙句、

結局、

網棚からとって乗り換えた。

下車駅で駅員に渡す前、

少し操作してみた。

ひょっとして、

落とし主からかかってきていたら、

話が早い。

でも、

アンドロイドスマホの、

あのロックの解除の仕方がわからず、

それに誰からも着信もなかった。

どうしようもないので駅員に預けたが、

その時、

僕の住所もどこで拾ったのかも、

ろくに聞かれなかった。

ちょっとだけ駅員を疑った。

でも仕方ない。

僕は以前、

駅で携帯を忘れ、

ダメ元で問い合わせたら見つかったことがあった。

心底ホッとした思い出がある。

誰か知らないけど、

そう言う思いをしてくれえる人が見つかるといいな。

2017年11月25日土曜日

苦心

若い子の指導みたいなことをやっているんだけど、

もう大概、

言うべきことは言ったつもり。

同じことを繰り返すのは年寄りの愚痴みたいで嫌だし、

今後どうやっていこうか模索している。

特に難しいのは、

僕自身が若い子と同じ作業をたまにすると言うこと。

つまり、

普段偉そうに言ってても、

自分ができていなければ形無しな訳。

これは結構なプレッシャーだ。

でも一方で、

自分がやりながら、

前に自分が言っていたことを思い出し、

救われる経験もある。

他人に教えると言うことは、

自分に再確認のチャンスをくれる。

だから、

この役目は僕にとっては良い刺激になっている。

せいぜい、

あのおっさん、

言うだけのことはあるな、

と言うような結果を残さねばと奮闘するのだが、

うまくいかないこともある。

と言うよりそう言うケースが多い。

僕よりはるかに若い子を尊敬したりもする。

理想と現実は違う。

今度はそう言う、

自分の七転八倒ぶりを話そうかと思っている。

そもそも僕は優秀ではないのだ。

僕はしくじり先生キャラ。

それでいい。

2017年11月23日木曜日

手紙

10年越しに、

ある人の手紙を読んだ。

読みたいような、

読みたくないような、

そんな気持ちをずっと抱いていたが、

今日読んでみて、

意外になほど冷静に受け止めた自分に驚く。

書かれている内容は、

僕にしてみれば的確に当時の僕の内面を捉えていて、

その分析眼と文章力にはある意味感心した。

さぞ苦労して書いたのだろう。

その後色々と考えたのだが、

それはある時期のある一面であって、

書かれなかったこと、

意図的かそうでないかは知らないけれど、

書いた本人の自分自身への分析は不十分だった。

つまりは一方的な書いた人の言い分であり、

たとえ書いた動機が僕のためであったとしても、

それはあくまで一面であり、

あの時起きた一連のカオスの全体像ではない。

それを知っているのは、

おそらく僕と相手だけだ。

手紙を書いたことに悪意はなかったと思う。

ただ、

その手紙を僕が読むことは当時はなく、

結果的に全く意味がない手紙だった。

今、

10年経って僕が受け止められたということは、

あの地獄の日々のトラウマを、

少しは乗り越えられたのかなと思う。

僕にとっては書かれていないことが本当に大事なことで、

その肝心のところが書かれていない手紙は、

感心はすれども感動は与えない。

他人の欠点はよく見える。

自分の欠陥には気づかない。

気づいても正当化する。

それが人間だ。

僕もその人も。

他人から見れば問題があるバランスでも、

それは一朝一夕でできたものではない。

歪ではあっても、

昨日今日現れた人にそのバランスを崩す資格はない。

それを手紙の主は、

およそ想像もつかないような手段を次々に繰り出して、

ぐちゃぐちゃにしてくれた。

そのことのダメージがどれほどのものだったか。

書いた人は10年経った今でも気づいていないだろう。

それでいい。

もう二度と会うことも話すこともないのだから。

僕はかつて「自己責任」という言葉をよく使った。

それはこういう意味だ。

たとえ選択が間違っていても、

その結果地獄に突き落とされても、

その道を選んだのは自分の意思だ。

だから、

結果も自分が引き受けねばならないということだ。

そういう意味では、

今の僕の全てが自己責任だ。

誰のせいでもない。

2017年11月22日水曜日

蒸気

これまで見向きもしなかったのに、

たった一言で考えが変わり、

買ってしまった。




















アイコス。

何が考えを変えさせたのかというと、

タールが出ないとか、

匂いがつかないとかではなく、

これは煙ではなく、

水蒸気を吸うという点だ。

つまり、

喉に優しい。

年齢のせいもあるだろうけど、

喫煙すると喉がイガイガして歌いにくい。

声を商売にする芸人さんらが、

好んでいるというし、

発売されてしばらく経って、

実際にその効果を感じている人がいる、

という話を読んだのが決めてになった。

吸ってみたら、

タバコを吸った感じはあるのに、

フィルターが全く茶色にならない。

タールが出ないというのは本当だ。

体には悪いかもしれないけど、

喉には優しい。

ならタバコやめろよという話なのだが、

とりあえず逃げてみました。

やっぱり姑息な野郎です。

●木曜日に元町行きます。よろしくお願いします。

2017年11月21日火曜日

怪演

映画好きの若い女の子に、

これまで観た一番の作品は?

と尋ねると、

園子温の「冷たい熱帯魚」だという。

全く知らない作品。

とりあえず観てみたら、

とんでもない作品だった。

エログロが嫌いな方は絶対観ない方がいい。

愛犬家殺人事件ってあったでしょ。

あの事件を題材にした作品。

とにかく狂気とエロス。

突き抜けて月まで行きそうな描写。

そこから何を感じ取るかはその人次第だけど、

そこまでやるかと驚嘆するような、

何かに駆り立てられた思いが伝わってくる。

僕らと全く違う人生観、

生命感を持っている人がこの世には確かにいる。

犯罪を正当化は市内が、

彼らがこの同じ日本で生活していることに、

興味がわく。

街を歩いている人が、

何を考え、

日々何をしているのか。

数年に一度、

こちらの常識をひっくり返すような事件が起きる。

とにかく、

でんでんの怪演。

それだけでも見ものだ。

2017年11月20日月曜日

油絵




















本日のロードショー。

ゴッホの油絵がアニメのように動く。

100人の画家が1万枚の油絵を描いた。

ゴッホの死の謎に迫るミステリー。

宣伝文句にひかれフライング鑑賞。

フライング、

というのは、

この映画、

後日、

友人とも観ることになってるんだよね。

彼もすでに一度見ているそうで、

もう一度見たいそうな。

この作品、

字幕と吹き替えがあって、

地味な映画なのになんで?

と思っていたけど、

理由がわかった。

セリフがとにかく多くて、

字幕だと字面を追うのに疲れる。

絵をしっかり見て欲しいという意味もあるのだろう。

いずれにせよ、

ゴッホの作品や人生はある程度知っていないと、

理解するのは難しいかも。

かなりの野心作だとは思う。

ただ、

斬新な手法と描かれる内容が、

適切なマッチングかどうかと問われれば、

首をかしげる部分もある。

というか、

今更ゴッホが自殺だろうが他殺だろうが、

僕にとっては大した問題じゃない、

というのが正直なところだろうか。

とにかく油絵が動く、

そこを楽しむ作品かなあ。

2017年11月19日日曜日

音声




















Amazonのプレミアム会員になっていたから、

話題の音声デバイス、

アレクサを格安で買えると言うので、

ついその気になって買ってしまった。

基本的にスピーカーで、

家のワイファイに接続して使う。

アレクサ、

ジャズボーカルかけて、

と話しかければ、

Amazonミュージックの中から探し出してかけてくれるし、

明日の天気は?

と尋ねれば答えてくれる。

ニュースも読み上げてくれる。

まいふぉんのSiriは、

どうしても人前で機械に話すと言う行為に慣れていないので、

ほぼ使ったことはないけど、

アレクサはSiriよりはるかに賢い(らしい)。

対応サービスはこれから増えるらしいけど、

画面がなくて音声だけのやり取りというのは、

心もとない気がする。

しかし、

こちらの喋ったことの認識率は異常に高い。

音もいわゆる携帯スピーカーとしては、

とても優秀だと思う。

こちらとの会話が増えるほど、

反応も賢くなるそうだ。

いわゆるAIってやつだろうか。

今はフリージャズをリクエストしてかけてもらっている。

近未来には、

帰宅して、

ただいまアレクサと言えば、

電気をつけて、

エアコンもつけて、

風呂も沸かしてくれる、

みたいなことになって行くらしい。

面白いような、

面白くないような。

2017年11月17日金曜日

遺物

世の中はマルチタスク全盛で、

できるビジネスマンも、

同時並行でいくつものプロジェクトを進める。

僕はずっとシングルタスクの人間だ。

いくつものことを手際よくこなすことが苦手だ。

予定をいくつも詰め込んで、

それを消化して行くなんて無理。

休日の予定はだいたい一つ。

なにが問題なのかと考えると、

単純に計画性がないんだよね。

決められたことを、

決められた手順で行うのが好き、

と言うとロボットみたいだけど、

要は切り替えが下手なんだな。

と言いつつ、

明日の講師、

何にも考えていないんだよね。

行き当たりばったり。

これもまた僕の悪いくせ、

と言うかそれが僕。

もちろんノープランってわけじゃないけど。

効率よくスケジュールを組み立て、

サクサクこなす人間には別に憧れないし、

ワンパターンと呼ばれても意に介さない。

すごい忙しく仕事して遊ぶ人、

すごいなと思うけど、

そう言うの、

もし僕がやってもきっと楽しくない。

毎日が楽しいと言う友人がいる。

ゴルフざんまい、

高級クラブで夜な夜な遊び、

家庭サービスも抜かりなし。

できる男。

僕はできない男。

屑に近い。

でもこの年になると、

屑もいいかなと思う。

今更びしっとオシャレして、

社交マナー身につけて、、、

めんどいし、

きっと楽しくない。

他人の羨望?

別に欲しくない。

僕の持っている資質に惹かれてくれるなら嬉しいけど。

気の利いた会話もできない。

他人を楽しませることも大してできない。

じゃ取り柄はなんだ。

唯一言えるのは、

割としつこいと言うことぐらいか。

十代の夢を価値観を、

未だ信じている。

僕には気のおけない友達と、

例えばガストで数時間話す。

そう言う時間が楽しいし十分だ。

向上心のかけらもないな。

2017年11月16日木曜日

結末





















本日のロードショー

登場人物がクズばかりとは聞いていたけど、

ミステリーとはつゆ知らず。

いやこれ、

ミステリーとしてよりも、

人間ドラマとして十分に見応えがあった。

ミステリー要素は付け足し、

隠し味程度に思える。

阿部サダヲと蒼井優。

この二人で面白いわけがない、

と言うほど信頼はしていないけど、

ガサツでストーカーまがいの男と、

謎めいたイカれ女の役が、

ピタッとはまってた。

不可解なタイトルの意味を知りたくて、

帰り道に原作の文庫を買ってしまったよ。

オススメします。




















まほかるって。

2017年11月15日水曜日

十年

今頃言うのもなんだけど、

この10年の生活は、

地味だと言っていいと思う。

基本、

会社と家の往復。

休みの日はだいたい映画。

セッションは長らく休んでいるけど、

それはそうせざるを得ない理由がある。

年に1度ぐらい旅行は行くけど。

オシャレに気を使うわけでもなく、

食べに出かけることも少ない。

車もない。

当然、

異性との出会いもない。

ひたすら地味。

そう言う生活をしていて、

この10年で友人たちとは大きく差がついてしまった。

例えば、

美味しい店を知らない。

馴染みの店ももちろんない。

繁華街で楽しむ術も知らない。

つまり、

大人の男性としての魅力を身につけることを、

一切してこなかった。

ただただ仕事だけのつまらない男になってしまったなぁ。

でもね、

後悔なんか微塵もない。

僕にとって必要な10年だったと心から思う。

でも、

これからもそれでいいかといえば、

そうは思わない。

荒れた心身を整えるのには必要な期間だったと思う。

これからだ。

なんだろう。

この根拠のない自信。

それがないとね、

多分生きていけないよね。

でもとりあえず、

明日はやっぱり映画!

●ペンギンさん誕生日おめでとうございます。

2017年11月14日火曜日

失念

やっと秋晴れ。

こういう季節には自転車に乗りたくなってくる。

と思ったが、

ずーっと乗っていない間に、

タイヤの空気が抜けている。

空気入れでシュッシュするんだけど、

どうにも入っている気配がない。

またパンク?

嫌な感じで自転車屋に持って行ったら、

簡単に入った。

僕のクロスバイクは、

空気入れの金具のところが、

ママチャリなんかと違って、

フランス式の、

なにやら面倒な仕組みになっていて、

先端のネジを緩めないと、

空気を入れられないのだった。

僕はそのことを完全に失念していたのだ。

どれぐらい乗ってないんですかぁ?

と自転車屋の青年。

半年ぐらいかなぁ、、、

半年で忘れちゃうのかぁ、、、俺。

帰りはスイスイ漕いで帰ってきたものの、

なんとも、

情けない。
















2017年11月13日月曜日

認証

最近のスマホは賢いから、

忘れてしまった暗証番号まで、

ちゃんと覚えていてくれる。

でもそれだけに、

スマホのセキュリティーは、

極めて重大な問題だ。

他人に勝手に操作されては絶対に困る。

指紋なら大丈夫でしょ、

と思うけど、

世の中の奥さんは、

亭主が寝ている間に指紋をこっそりいただいて、

スマホの中身をチェックするらしい。

そういう旦那さんがたには、

顔認証というのはすこぶる評判が良いようだ。

とにかく寝顔では反応されないので、

寝ている間にこっそりの心配はまずない。

ただ、

僕にとってはそんなことより、

メガネを外していると拒絶される、

見たいは報告がきになる。

老眼が出てきて、

僕はメガネをしょっちゅう外す。

そんな時、

スマホ見るためにいちいちメガネをかけるのは、

いかにも非効率だ。

まぁ、

スマホも学習して、

そう行った問題は解決されるのかもしれないけれど。

とにかく、

亭主といえども妻が夫のスマホを覗き見るなど、

犯罪行為ではないか。

封書は勝手に開封したら罪だ。

どうしてスマホは合法なのか。

とはいえ、

それでやましいことがバレたら、

違法だなんだは吹っ飛んでしまうのだが。

いち早くiPhoneXに乗り換えた人は、

新製品ずきか、

色々事情がある人なのかもしれないね。

2017年11月12日日曜日

三宮

ひょんなことから、

旧友と三宮で飯を食うことになり、

待ち合わせたのが5時半。

それから彼の行きつけの曽根に行き、

さらに僕が知ってるジャズバーに行き、

最後は彼の行きつけの高級クラブに行った。

散財はしたけど、

得るものも大きかった。

食事は美味しかったし、

ジャズクラブも久しぶりで楽しめた。

高級クラブなんて、

僕一人では絶対に行かない場所だから、

その内装、

女の子たちの客あしらい、

旧友の慣れた対応、

最後はお願いされてLINE交換してたもんな。

なんでも34年もその店の前身から通っているというから、

恐れ入る。

店の扱いも丁重で、

彼がいかにVIPなのかがよくわかった。

僕に関心を寄せる人はほぼゼロだった。

それでも彼は彼。

今の地位を築くのに並大抵ではない苦労をしてきたのだろうし、

僕は彼とは違うゲスな道を歩んでいる。

これだけ違うのに、

なぜか彼とは馬があるというか、

なんか面白い。

それに三宮という街のユニークさも面白い。

高級クラブの割には、

結構トレーナーのおっさんが立ち寄るようなところがあって、

でも、

料金は座っただけで数万は飛ぶ。

なんというか、

独特のバランスを保っている街だと改めて体感した。

2017年11月11日土曜日

陽水

井上陽水と玉置浩二が、

SONGSで共演して、

31年ぶりに夏の終わりのハーモニーを、

デュエットしていた。

玉置浩二って、

最近は歌が上手い歌手の代表のように言われるし、

実際に上手いと思うけど、

井上陽水の方が圧倒的にすごい歌だったと思った。

ワインレッドの心とか、

最後のニュースとか、

ソロで歌ってたけど、

鳥肌が立つような歌だった。

何より力みがない。

だから聞いている方も安心して酔える。

対して玉置浩二は、

陽水に比べれば、

力んでいて、

聞いていると疲れる。

若い時ならあの歌でも感動できたのだろうけど、

今は断然、

陽水的な歌い方が好きだ。

逆に若い人は陽水の歌は、

なんか変な歌い方と思うかもしれない。

力を抜いて楽しみながら、

かつ艶っぽい。

還暦を超えて、

ああいう歌が歌えたらいいな。

2017年11月10日金曜日

脚本

御意に忖度。

ドクターXは確かに面白いけど、

僕のダントツ一押しは、

監獄のお姫様。

脚本はクドカン。

とにかく、

過去と現在の織り交ぜ方が絶妙。

過去のセリフが現在のセリフにつながり、

過去と現在の謎が同時進行で明かされて行く。

そして小道具。

刑務所の体操、

刑務所で見るドラマ、

刑務所で流れる江戸ミルクの歌、、、

とにかく作り込みが半端じゃない。

もちろん、

小泉今日子や満島ひかり始め、

女優陣の演技が素晴らしいのは言うまでもない。

この人が、

再来年の大河ドラマの脚本を書く。

スタッフはあまちゃんのメンバー。

面白くないはずないでしょ。

と思うけど、

案外スコーンと足元すくわれたりして。

そのあたりが読めないのもまた、

クドカンの面白さだ。


2017年11月9日木曜日

制御

しつこいけれど、

iPhoneXの予約を取り消した。

色々考えて、

新しもの好きの衝動を抑え、

その気持ちを押し通せたことは、

自分としては達成感がある。

これまでの自分だったら、

多分誘惑に負けて買ってしまっていただろう。

とにかく今の僕の行動基準は、

ドキドキできるかだから、

そうでないものは切り捨てる。

ドキドキできそうなら、

どんどん挑戦する。

それで何か活路を見出す。

時流に流されず、

自分なりのドキドキを探していこう。

2017年11月8日水曜日

結論

iPhoneXを買うか否か。

今日一日考えて、

やっぱり見送ることにした。

もう一度、

実機を触ってみたけれど、

ときめかない。

第一、

今のまいふぉん7は、

前の6を水没させまくった挙句、

色々わけあって姪のを格安で譲り受けたものだ。

十分に新しいし、

十分に速い。

こうした至極当然な結論に落ち着くのに、

僕の場合、

こんなに時間がかかる。

何より、

今iPhoneXを持っていれば、

絶対に何人かには触らせることになる。

目立つのは嫌だ。

あれ、

こんな人間だったっけ?

ただ、

Xを触って、

改めて7を使ってみると、

画面ちっさ。

と思ったのも事実。

大きいことはいいことだ〜

は山本直純先生だが、

画面の大型化はこれからも進むのだろうか?

その前に、

もっと革新的な、

例えばメガネ型の端末、

あるいは腕に巻くような端末へと、

変わって行くのだろうか?

そこには興味があるな。


2017年11月7日火曜日

企画

何か企画を考えて、

実行に移したいと考えている。

与えられたものに乗っかるのではなく、

自分で何かのアイデアを実行に移す。

それが何かわからないけど、

一番ワクワクするようなきがしてきた。

誰も考えないようなアイデアが、

僕の中に眠っているのか、

わからないけど。

この季節、

もう一年もすぐに終わるという時期の、

単なる焦りかもしれないけれど、

このまま会社に居続けて、

不良債権のように扱われるのは本当にごめんだ。

2017年11月6日月曜日

連絡

auから電話があって、

iPhoneXが入荷したという。

キャンセルもあったので、

今日でも受け取れるという。

でも、

心はときめかなかった。

というのは昨日、

ヨドバシで実機を見たからだ。

確かに美しい。

でも、

なぜか魅力を感じなかった。

性能は魅力だけど、

デザインが好みとは言えなかった。

慣れないだけかもしれないけれど。

持つときめきって大事だと思うんだけど、

どうなのかな?

初日に入荷して入れば、

間違いなく買ったと思うけど。

3日間ぐらい猶予があるみたいなので、

ちょっと考えてみることにする。

さて僕は買うでしょうか買わないでしょうか。

暇があれば予想して見てください。

2017年11月5日日曜日

覚醒

キンタロー。とロペスのペアが、

社交ダンスの世界選手権で7位になった。

日本人の過去最高成績だそうだ。

金スマという番組の企画で始まった物語が、

すごい結果を生んだ。

その結果がどれほどの意味なのか、

正直ダンスのこと知らないからよく分からないけど、

ペアを組んで、

日本代表になって、

世界の舞台に立つ。

その漫画のような物語を、

一緒に辿ってみて、

素直に感動した。

世界大会で何より驚いたのは、

ロペス君の踊り。

覚醒、

という表現がまさにピタリとくるような、

別人のような表現力に目を見張った。

どんな分野であれ、

世界の舞台に初めて立って、

あそこまで大化けできるものなのか。

これまでがヤラセじゃなかったのかと疑うほどの、

見事な覚醒ぶりだった。

キンタロー。に遠慮していた姿はそこにはなく、

むしろキンタロー。を引っ張っているように見えた。

その覚醒を支えたのがあの女コーチだとしたら、

本当に超カリスマコーチだ。

部屋の空気を動かす感じて踊れ。

技術ではなく心の持ちようを変える言葉の力。

教える人の才能と問題点を見抜き、

言葉で能力を引き出す。

これはなかなか出来ることではない。

とにかく、

良いものを見せてもらったな。

2017年11月4日土曜日

入荷

iPhoneXの発売日。

僕の予約の順番は8番目だ。

なんとか初日に手に入れられるかな、

でもショップから何の連絡もないな。

我慢できず昼ごろ電話してみたら、

僕の予約したスペースグレイの256ギガは、

その店には4台しか入荷しなかったそうだ。

たった4台、、、

ま、

小さいショップだし、

予想してなかったわけではないので、

そんなに落ち込まなかったけど、

同時に、

なんか今のまいふぉんでもうしばらく行くか、

という気になってきた。

予約開始日がたまたま休みだったから、

これは乗らぬ手はないと予約したけど、

初日にゲットできないなら、

乗りかかった舟が沈んでしまったような、

なんとも不思議な感じだ。

心の底から欲しいというより、

勢いに任せた感があった。

もちろん、

どうせいつかは買い換えるのだから、

今買ったって無駄遣いではないと思っている。

何より、

スマホって今の僕の生活では、

一番お世話になっている家電だ。

ろくに着ない服を買うよりよほど堅実な買い物だと思う。

でも、

一度切れた勢いは再び戻るのかどうか、、、

こうなったら、

じっくり世間の評価を確かめて、

実機を目で見てからでも遅くはないなと、

思い直した。

2017年11月3日金曜日

災難

街を歩くときは、

イヤホンで音楽を聴いていることが多いので、

交差点を渡る時などは人一倍周囲に気を配るようにしている。

でも、

テロ目的の車が背後から歩道を突っ込んでくるとなると、

避けようがない気がする。

と言うことで、

最近は、

無意識のうちにイヤホンをする機会が減っているような気がする。

工事中のビルのそばを通るときは、

上から何かが落ちてきて当たったら死ぬなとか、

地下道を歩いていたら、

大雨が流れ込んできたらどうすべきかとか、

駅のホームで電車を待っていたら、

後ろから誰かに押されるかもしれないとか、

何時もではないけれど考える。

面倒臭い。

あおり運転では20年ぐらい前に、

後ろのトラックにクラクションを鳴らされて、

ファミレスの駐車場に入り、

お前の割り込みのせいで縁石に乗り上げ車が破損したと、

因縁をつけられたことがある。

平時なら警察を呼ぶところだが、

その時はちょうど新婚旅行の空港に向かう途中で、

とにかく時間を長引かせたくなかった。

事情を説明し、

何万円か払って済ませてしまったことがある。

もっと毅然とした態度を取れたかもしれないけど、

確かに割り込みしたのは事実で、

そのあと後ろでドンという音もした。

僕のせいだと言われれば、

完全否定する理屈がその時は思い浮かばなかったし、

何より車内で待つ新婦が気になって仕方がなかった。

身近に起きる様々なトラブルは、

不意に訪れる。

2017年11月2日木曜日

弱気

昔、

10年ほど前までは、

よく怒っていた。

身の回りのこと、

社会のこと。

それはいいように言えば、

理想というものがあって、

それが自分が声を上げることで、

みんなに気づいてもらいたいという思いだったように思う。

自分の発言で他人をコントロールできると思っていた。

気づいて欲しかった。

その頃に比べて随分丸くなった。

それは、

自分の理想と他人の理想が違うということを学んだからで、

世の中には本当に様々な境遇、

価値観の人がいるということがわかって、

必ずしも自分の理想が唯一絶対のものではないと気づいたからだ。

日本は1億通りの理想が混在している。

それを一つの方向に向かわせることは、

至難であり傲慢でもある。

1億人がそれぞれ自分のこと、

家族のことを考えもがき生きている。

であるならば、

自分の理想を他人に説得することはやめた方がいい。

みんながそれぞれの立場で、

日本のことを考える。

僕は僕なりに考えて、

僕はこう思うとは言う。

だがそれを他人に押し付けるのは控える。

政治家諸君は自分の理想を実現しようと頑張るが、

今の僕にその意欲はない。

ただ市井で、

変わりゆく世間を見つめる。

僕の考えなど1億分の1だ。

ただ自分の人生を自分なりに生きる。

そう言うことが自然に受け入れられるようになった。

だから丸くなったのだ。

もちろん許せないことはある。

戦争反対。

憲法守れ、

原発やめろ。

世間と流れが違っても、

僕はそれだけは言い続ける。

2017年11月1日水曜日

続編




















本日のレイトショー。

SF映画の金字塔ブレードランナーの35年ぶりの続編だ。

前作で描かれた2019年の世界観は、

のちのアニメや映画に多大な影響を与えた。

この続編はアメリカでは不評だったようだけど、

やっぱり観とかないとねという感じで鑑賞。

200分の長編で、

はっきり言って面白くはない。

人間と旧型レプリカントの間に子供が生まれていた、

という設定で、

ライアン・ゴズリング演ずる新型レプリカントが、

子供を探す。

途中、

ライアン・ゴズリングは、

自分がその子供ではないのかと期待するが、

それは事実とは違うことを知って打ちのめされる。

新型レプリカントの内面の葛藤を、

非常にゆっくりと描いている。

正直言って、

前作の熱狂的なファンには面白いのかもしれないけれど、

一応見ました的な僕には楽しめなかった。

特に、

前作が画期的だったのは、

その世界観であり、

その点が今作は非常に弱い。

非常にスケールは大きいはずなのに、

登場人物が限られていて、

言い方はよくないがしょぼい。

コアなファンが掘り下げて作ったのか。

そもそもエンタメとして失敗している。

映像に引き込まれる感じがない。

ひたすらレプリカントの内面に焦点を当てるのだけど、

そもそもレプリカントの心情に興味がないので。

観るのはコアなファンとは限らない。

一般の初見の人が見てもそれなりにうわーっと思わせないと、

これだけの作品には合格点を与えられない。

カルト的人気の作品の続編ってこうなっちゃうんだよな。

もちろんこれは薄っぺらい僕の単なる感想であって、

コアな人なら語り尽くせぬ面白さがあるのかもしれないけれど、

僕にはどうもね。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...