僕たち日本人の遺伝子には、
ネアンデルタール人由来のものが2%ほど含まれているのだそうだ。
ネアンデルタール人とは、
ホモ・サピエンスより先に、
アフリカ大陸からヨーロッパに渡ったもう一つの人類。
だが数万年前に絶滅してしまった。
ホモ・サピエンスより大柄で力も強かった彼らが、
なぜ絶滅したのかは謎だったが、
最新の研究では、
彼らは家族単位で生活していたため、
技術の弓矢などの技術の発達が遅れ、
気候変動への対応が遅れたためらしい。
ホモ・サピエンスは力が劣るため集団で暮らし、
だから大勢による技術改良ができた。
とはいえ、
ホモ・サピエンスとネアンデルタール人は、
同時期に同じ地域で暮らしていたことから、
交配もあったようで、
その遺伝子が今も僕らに残されていると言う。
一方、
交わることのなかったアフリカの人たちには、
ネアンデルタール人由来の遺伝子はないそうだ。
最後のネアンデルタール人が暮らした洞窟も見つかっているらしい。
環境に適応できたものだけが生き残る。
それは今も昔も変わらない。
変わりゆく世の中に対応できない人間は、
いつか滅びていく。
デジタルやAIの時代に生き残るには、
適応するしかない。
まぁその時代には、
僕らはそもそも寿命を迎えてこの世にいないわけだが。
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