2018年5月5日土曜日

責任

世界卓球の女子は、

夕方6時から開始だったけど、

テレビの放送は8時から。

つまり録画放送だ。

我慢できないので、

ネットでリアルタイムに経過をチェックしていた。

相手は突如結成された韓国と北朝鮮の連合チーム。

手に汗握る展開となった。

ネットで得られる情報は、

得点経過のみ。

約1分ごとに更新される点数の動きを見て一喜一憂していた。

特に石川佳純の戦いは、

死闘と呼ぶのにふさわしい内容。

追いつ追われつ最終第5ゲームまでもつれ込み、

そのゲームも一進一退。

石川が得点すれば北朝鮮の選手も得点する。

なかなか突き放せず、

ついには相手にマッチポイントを握られた。

でも石川は耐える。

そして通常は11ポイントで決まるゲームは、

11点対12点。

相手にまたマッチポイントが来た。

ここから石川が3連続ポイントをあげて逆転勝ちする。

パソコンの画面で刻々と変わるのは数字だけなのに、

石川の表情が目に見えるようだった。

帰宅して録画を見て改めて感動した。

平野と福原がいて一番下っ端だった頃から、

福原と伊藤の時代になって、

今回は自分がキャプテン。

ずっと見て来ただけに余計に感情移入してしまう。

石川は重責を感じながら背中で絶対に諦めない姿勢を貫いた。

試合後、

チームとしての勝敗は決まっていなかったにもかかわらず、

珍しく涙を見せた石川の姿が、

のしかかっていたプレッシャーの大きさを物語る。

あとは決勝の中国戦のみ。

破って47年ぶりの団体優勝なるのか。

否が応でも期待が膨らむ。

明日の一戦は見逃せないんだけど、

生中継してくれるんでしょうね。

テレビ大阪さん。

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