2018年5月29日火曜日

岐路

会社の送別会があった。

長年、

同じ職場にいて、

直で一緒にしたことはこの3年ほどだったけど、

また一人、

別の部署に移っていくことに感慨を覚える。

かと思うと、

30年前、

僕より一年後に入って来て後輩が、

別の部署のトップになると知る。

この時期だな。

30年経つ頃に、

サラリーマンは岐路を迎える。

ある者は階段を登り、

ある者はひっそり別の通路に通される。

それが明確になるのが、

だいたい30年ごろだ。

つまり50歳を超えた頃だ。

そこで誰しも自分の来し方行く末を考えざるを得ない。

このまま細々と会社に留まるのか。

まぁ9割9分の人はそうするのだけど。

でもそれはもはや仕事に意欲を燃やすというより、

ただ安定して毎月給料をもらうための要素が強い。

孫がいる人もいるだろう。

このままで幸せならその道を疑いなく進む。

忸怩だる思いを抱えながら踏ん切れず惰性で過ごす者もいる。

そんな中、

今日のプロフェッショナルは、

プロフェッショナルは?と問われ、

何かを捨てることが出来る人だと言った。

考えさせられる言葉だった。

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