2018年5月18日金曜日

秀樹

今日は一日、

西城秀樹のことを考えていた。

僕は1974年の紅白で、

快傑ゾロに扮して傷だらけのローラを歌った、

その場面をリアルタイムで見ていた。

40年経ってもまだその姿を覚えている。

今は便利だ。

YouTubeで改めて見た。

当時19歳。

ありえないパフォーマンスだと今は気づく。

昭和のアイドルは歌が下手だ下手だと言われていたけど、

西城秀樹も山口百恵も、

今のアイドルらに比べればはるかに大人っぽく、

歌もうまい。

それに西城秀樹は、

スタジアムコンサートはマイクパフォーマンスの先駆けと言われる。

一般的にはヤングマンが最大のヒットだけど、

個人的にはやっぱりローラだな。

あのうたを今歌いこなせる歌手がいるのだろうか?

ブルースカイブルーの頃から路線を変えて、

その後大ヒットに恵まれず、

脳梗塞になってしまった。

最初の脳梗塞は48歳。

今の僕より若い。

享年63歳。

あまりにも若いけど、

晩年のライブの様子は本音を言えば痛々しくて見ていられなかったけど、

本当に不屈のヤングマンだった。

あらゆる意味で昭和歌謡を支えた正真正銘の大スター。

亡くなって持ち上げるのはなんだけど、

やっぱりそう思う。

彼のルーツはロックでありジャズ。

洋楽から入った人だ。

独特の歌唱、

アクション。

全てオリジナリティあふれていた。

その当時は気づかなかった。

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