先日の明石家紅白で、
由紀さおりの手紙を久しぶりに聞いた。
1970年の歌。
小学1年生で、
よく覚えている。
今時便利なのはユーチューブ。
そのころの映像が見られる。
当時21歳だったそうで、
そのことにまず驚き。
そして半世紀近く経って、
まだ同じキーで歌っていることがすごい。
だが表現力は圧倒的に深まっている。
その関連で歌い回しが当時と大きく変わっている。
この点は評価が分かれるだろう。
ノスタルジックに浸りたいなら、
1970年の時と同じように歌ってほしいだろうけど、
曲に対する理解を深めた歌手としては、
今の解釈で歌いたい。
まっさらな心で聞けば今の歌い方の方が良いと思うけど、
名曲は時に歌い手のものだけではなく聞き手のものでもある。
大げさに言えば文化財的なものを勝手に崩していいのか?
そのあたりのジレンマを由紀さおりはどう考えているのか?
マイケルジャクソンは死ぬ直前のライブで、
徹底的にオリジナルの再現にこだわっていた。
THIS IS ITを見ればよくわかる。
ファンファーストの人だったのだ。
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