朝食の時は問題なかった。
それから二度寝して起きようとしたら、
めまいが。
なんとかベッドを出たものの、
冷や汗が額からポタポタ落ちてきて、
Tシャツもあっという間にぐっしょり濡れた。
トイレで3度吐いた。
頭はふらついたけど、
会社を休むわけにはいかない。
いや本当は休もうかと思った。
それほど急激にひどかった。
でも気合を振り絞った。
吐いたおかげでちょっとマシになったのも大きかった。
あんなタイミングで休んだら他人に迷惑をかけるのは必至だ。
それだけは避けたい。
自転車をふらつきながら漕いで、
電車の中では視線を移動させないようにしていた。
出ないと目が回りそうだったからだ。
職場の仮眠室で1時間寝たらだいぶマシになった。
仕事ははっきりと手抜きしたけど、
なんとか穴を開けずに仕事を終えた。
それが大事なのだ。
会社の2人にだけ打ち明けた。
そこは昔と変わったところだ。
以前なら決して誰にも弱みは見せなかっただろう。
少し早めに帰宅することにはほぼ治っていた。
一体何が原因かさっぱりわからないけど、
朝食に原因があるように思うのだが、
作ってくれた母には何も言わない。
ただ人間って脆いな。
ちょっと吐いただけで不安が襲う。
その不安は会社に行けるかが大きい。
つくづく昭和人間だなと思った。
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