この日が来ることは予測していた。
でも、
こんな形で突然やって来るとは。
長年いとも簡単にヒットを打ち続けていた男が、
これほどまでに打てない。
それは逆に、
全盛期の凄まじさを思い知らされた。
イチローは天才的な才能の持ち主だ。
でも、
彼についてより印象的なのは、
野球にかける尋常ならざるストイックさだ。
来る日も来る日も同じトレーニングのメニューをこなし、
それを30年近く続けたことだ。
会見で語っていたけど、
野球への愛が最後まで途切れなかった。
50歳まで現役を掲げていたのに、
それに対する努力も何一つ手を抜くことなく続けてきたのに。
それでも衰える。
イチローも人間だった。
だからこそ成し遂げたことの偉大さを改めて感じる。
彼と同じ時代に生きていることを感謝する。
日本が世界に誇るウルトラスーパースター。
最後の笑顔は自分と周囲への限りない賛辞。
死にはしないですけど、
死んでもいいと言うのはこう言うことを言うんだと思います。
彼は言った。
燃え尽きるその時まで一切手を抜かず、
イチローは正真正銘の伝説になった。
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