2014年9月14日日曜日

同志

本当は真剣にならなきゃいけない、
恥ずべき過去の失態を話しながら、
不覚にも笑ってしまった。

でも正面を見ると、
当時をよく知っていて、
迷惑をかけまくった人も、
声を上げて笑ってくれている。

過去を克服するということは、
ひょっとしたら、
こういうことなのかもしれないと思った。

何もかも、
年月がたてば笑い話にさえできる、
とは言わないけれど、
大抵のことがらは、
時間が解決してくれる。

いや、
それほど甘いもんではないかもしれない。

笑い話にするためには、
今の自分が幸せでなければならないし、
そのために不断の努力をしなきゃいけない。

たとえ今は幸せでなくても、
幸せになろうと努力してさえいればこそ、
過去の苦労はいつか笑い話にできる。

自分で努力というのもおこがましいが、
日々の営みを7年間ずっと見ていてくれた人とは、
今は笑い合えるし、
強い絆を感じる。

友だちでも、
親族でもない。

だけど、
あなたたちはぼくの同志だ。


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