2017年6月30日金曜日

仏画

ミモザの島に消えた母、

というフランス映画をDVD鑑賞。

フランス映画って本当に久しぶり。

なんの前情報もなく、

ツタヤでパッと借りたけど、

それが正解だった。

というのはこれ、

実はミステリーで、

見終わった今だから言うと、

予告編も見ない方がいい。

頭の中でいろんな想像をしていたら、

どんどん裏切られ、、、

意外な展開で新鮮に驚けた。

フランス人って自由だなぁって、

アメリカ人とはまた違う感じの自由さに、

引き込まれた。

こう言う上質な作品は、

映画館でなくても十分に面白い。

ところで、

なんで僕は最近、

こんなに映画ばかり観ているのだろう?

2017年6月29日木曜日

根拠

名古屋のタクシー会社が、

AIを導入したと、

先日のNスペが紹介していた。

NTTが開発したもので、

携帯の位置情報とタクシー会社の乗降客データを掛け合わせ、

もちろんその日の天気や気温も加味して、

ある日のその時間、

どこに何人のタクシー待ちがいるか、

リアルタイムでタクシーの液晶に表示する。

これが威力を発揮しているそうだ。

実際、

番組ではドンピシャで客を拾えた。

長年の勘よりAIが上ということは、

将棋の名人がコテンパンにやられたことで明白だ。

AIの進歩は想像を絶するスピードだ。

ある人材派遣会社では、

社員の面談の文字情報から、

その人物が近く辞める気かどうかを判定する。

証券取引の現場では、

もはやAIによる取引が普通らしい。

AIって、

原子力みたいなものではないかと思う。

平和利用できれば人類にとって敵ではない。

というものの、

必ず人類に悪影響、

それも災厄に近いものを与えるのではないか?

ガンの診断などは平和利用かもしれないが、

犯罪の予測になってくると、

これはもうマイノリティーリポートという映画の世界だ。

AIは結果は示すが根拠は示さない。

でも結果がズバズバ当たると、

だんだん神のように思えてくる。

実際、

名人はAIを将棋の神に近いと語った。

韓国ではなんと、

国の政策をAIに考えさせるプロジェクトを進めているという。

人間は、

自らが不完全だと知っているから、

民主主義を生み出した。

完全無欠なAIに民主主義が理解できるのだろうか?

2017年6月28日水曜日

老人




















本日のロードショー。

ジーサンズって、

てっきり英語だと思ってたら、

本当にただの爺さんズの意味だった。

ちょっとなんというか、

品がないよ。

原題はgoing in style

かっこよく行こうぜ、

というような意味らしい。

それもかっこつけすぎなタイトルとも思うけど、

モーガン・フリーマン、

マイケル・ケインら主演で、

コメディーときたら、

面白くないわけない。

絶賛とまではいかないけど、

かなり上出来だったと思う。

平日の昼間の大阪ステーションシネマ。

客層もジジババが多かったような、、、

そして、

帰宅してからDVDで、

手紙は憶えているを鑑賞。

こちらもクリストファー・プラマーが、

認知症の老人を演じて素晴らしい。

どちらも、

先が読める展開ではあったけど、

そこまでの過程が十分面白かった。

そして、

どちらも90分ほどと、

潔い時間なのも良かった。








2017年6月27日火曜日

追悼

小林麻央さんの追悼番組を見ていたら、

生前最後のインタビューというのが最後に流れた。

今年の1月4日に収録されたものだ。

印象に残ったのは、

彼女は病気になってみて、

旦那である海老蔵の孤独が想像できるようになった、

という部分だ。

自分ではどうしようもない大きなものを背負わされた者の孤独が。

だから、

病気をいう試練を乗り越えることができたら、

私は彼のもっと良いパートナーになれるのに、

と。

彼女はもともと素直で前向きな人だったんだろうけど、

病になったことで、

そこに、

強さが加わったのかもしれない。

あと、

海老蔵の言葉として、

人間は死んでから何年生きるかが大事だ、

というのも印象的だった。

それも、

麻央さんは病気の今なら意味がわかる、

と言っていた。

彼女はその言葉を頼りに、

最後の月日を送っていたのかもしれない。

夏目雅子さんのように、

麻央さんはこれからも長く、

日本人の心に生き続ける。

2017年6月26日月曜日

眼力

自分で言うのもなんだけど、

僕は顔面認識能力が高い方だと思っている。

街中で知り合いとすれ違うと、

相手は気づかなくても僕は必ず気づく。

一瞬でも見逃さない。

と自分では思っている。

そう言う意味で、

先日のNHKノーナレが面白かった。

この番組、

タイトル通りナレーションがない挑戦的な番組だけれど、

それはともかく、

大阪府警のミアタリ捜査を取り上げていた。

ミアタリ捜査とは、

指名手配犯を街中で見つける捜査だ。

そのために、

捜査員は手配犯の写真を拡大鏡で眺め、

顔の特徴を頭に叩き込む。

特に目が重要なのだと言う。

歳を取っても、

整形しても、

目の印象、

もっと言えば、

目の玉の印象は変わらないのだそうだ。

そして街ゆく人をとにかく見る。

手配犯に出くわしたら、

体が反応するそうだ。

手が震え、

手のひらに汗をかくと言っていた。

顔出しで唯一出ていた捜査官は、

定年するまでに300人を見つけたと言う。

すごい仕事があるもんだなと感心してしまった。


2017年6月25日日曜日

更新




















会社にあったスポーツ報知をパチリ。

麻央の字、

他の文字がかかってクイズみたい。

でも、

これが読めるのが人間なんだよな。

写真と組み合わせた時、

この字が麻央だと判断できるのだ。

じゃあ写真だけでいいかっていうと、

そうでもない。

昨日はマリオカートやってる時も、

麻央さんのことが頭に湧いて来て、

記録更新どころではなかった。

ところが今日は、

一気に更新して1分54秒台に。

それは偶然見つけたショートカットのおかげだ。

偶然に自分で見つけたってところが重要で、

それはマイルールではズルではない。

同時に、

世界記録が53秒台であることもわかった。

これは厳しい。

この大台に行くためには、

もう一つぐらい、

新たなショートカットかあるいは別の何かを、

見つけないとダメじゃないかな?

とりあえず、

またコツコツ自分超えに挑む。

2017年6月24日土曜日

天国

今日は、

日本中が涙したのではないか?

小林麻央さんが亡くなった。

34歳。

あまりにも若すぎる死。

母として妻として、

幼い子供や夫と別れる辛さは想像できない。

彼女のブログは、

ネットニュースで流れた時に読む程度だった。

相当に容体が悪い時でも、

希望を失わず、

明るく前向きな文章。

決して過剰ではない澄み切った文章。

あんなこと僕にはできない。

滲み出る人柄。

驚くほどの強さと優しさ。

「与えられた時間を、病気の色だけに支配されることは、やめました。なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために」

なんて強い言葉なんだろう。

そして最期の言葉が

「愛してる」って、、、

人の価値は死に様で決まる。

どうしたらこんなに強く死ねるのか。

2017年6月23日金曜日

水没

自宅に植木屋がやってきて、

庭の桃の木を剪定してくれた。

だから、

というわけでもないが、

僕も髪を切ってもらおうと、

梅田に出かけた。

スッキリした頭で、

本屋に寄って喫茶店に行き、

使わずにいた勤続20周年祝いの旅行券を、

金券ショップに売り、

珍しく阪急百貨店で惣菜なんぞ買って、

友人とLINEなどしながら、

いい感じで帰宅して、

iPhoneを水没させた。



もう最悪。


前と全く同じパターン。

何やってんだか。

学ばん男やな。

でもここで暗くなっては、

せっかくの一日が台無しだ。

すぐに気を取り直して、

アップルに予約して、

明日、

交換に行かねばならない。

もう寝る。





2017年6月22日木曜日

連勝

このブログにしては珍しく、

最初にタイトルをつけた。

藤井聡太四段14歳。

28連勝は1位タイだけど、

プロ入りしてから負けずにだから、

価値ははるかに上だよな。

田中将大の24勝0敗とか、

大谷翔平の二刀流と同じ漫画の世界。

もちろんいい意味で。

ここまでくると、

彼は単に勝負強いとか強運とかじゃなく、

何か根源的にこれまでの棋士と何かが違う、

そう考えた方がいいのかもしれない。

コンピューターソフトとは言わないけど、

思考方法が決定的に新しいのかもしれない。

当然、

そのうち負ける日も来るわけで、

さらに天才棋士達が、

彼の棋風を研究し尽くして、

思うようにいかない時も来るかもしれない。

それにしても、

とんでもない棋士が出てきたもんだ。

こんな衝撃は羽生の時以来だろう。

いい話題のなかった将棋連盟にとっては救世主だ。

最初に倒すのは誰だろう?

2017年6月21日水曜日

新品

自転車に備え付けている傘が、

新品になった。

と言ってもビニール傘ですが。

ちょうど今日は帰宅するころに雨が降っていた。

駅から自転車置き場まで、

折りたたみの傘を出すのも面倒だったので、

少しだけ濡れながら小走りに自転車置き場に行ったら、

きっちり盗まれていた。

数年前に、

5000円ほどした新品の傘を、

傘立てに入れてたら、

帰るときには盗まれていたことがあった。

大概使いこんでいれば、

盗まれてもダメージは少ないけど、

新品は痛い。

だってどちらも本当に新品だったんだもの。

若い頃は、

本でも電化製品でも、

新品が無条件に良いと思っていた。

でも、

最近は中古の方が気が楽だなとも思う。

先日は生まれて初めてのメルカリも体験した。

持ってるラコステのポロシャツの色違いが欲しくて、

探したらあって3000円。

しかも送られてきたのは、

自分のヤツよりはるかに状態が良かった。

笑ったわ。

2017年6月19日月曜日

地味




















本日のロードショー。

イランが舞台。

とにかくやり切れない心理が描かれてて、

地味この上ない。

派手なアクションがあるわけでもなく、

物語の中の「事件」も、

その場面そのものは描かれない。

それでも飽きずに、

いやむしろだんだん引き込まれて言ったのは、

監督が非常にうまいなぁ。

カットとカットの繋ぎ方なのか、

撮り方なのかわからないけど。

一つ気づいたのは、

あるカットか別のカットに行く時、

先に次のカットの音だけ先食いのように聞こえて、

スッと場面が移る手法。

それが独自なのか古典的なのか知らないけど。

冒頭のアパートの場面は、

長回しで様々な人が入れ替わり立ち代り現れ、

カメラもどんどん移動して行く撮り方で、

非常に凝っていた。

これぐらい丁寧に作ってあると、

地味でも見応えがある。

アカデミー賞の外国映画賞を獲っただけのことはある。

この監督の腕は確かなので、

次回作はまたぜひ見たい。

ところで、

この映画館はスカイビルにあって、

なんだか遠い印象だったんだけど、

電車の最後尾に乗れば、

大阪駅から以外に近いことに、

今頃気づいた。

今日は天気も抜群に良くて、

実りある1日って感じ。

松山は今日はもう見ません。

あした仕事だし。

優勝はもうないし。

もし明日起きて優勝してたら、

それこそミラクル。

2017年6月18日日曜日

指摘

松山の全米オープン3日目が、

まもなく始まる。

初日5オーバーと出遅れたのだけれど、

2日目に7アンダーと猛チャージして、

首位と2打差の8位タイ。

完全に優勝の射程圏内だ。

面白いのは、

1日目不調だったパットが、

2日目は面白いように決まったこと。

実は1日目の後に、

宮里藍の親父さんにアドバイスをもらったのだという。

右手の手のひらと左手の甲を、

同じ方向に向けるように。

素人がまず教わるようなことを、

世界4位の松山が指摘されたという。

しかもプロゴルファーでもない、

宮里父に。

そもそも松山には専属のコーチがいないそうで、

それも変わっていると思う。

錦織がマイケルチャンを筆頭にした、

チーム錦織で戦っているのとは大きく違う。

松山はその時々でいろんな人に教えをこうらしい。

スポーツ新聞情報では、

宮里藍にメンタルコーチをお願いして断られたとか。

いい意味で素直なんだろうな。

自分がこの人と思ったならば、

相手が誰だろうと教えてもらい、

それをすぐに吸収してしまう。

してしまえる能力が強みかも。

さぁそんなこと言っている間にも、

刻一刻とスタートは迫っている。

さ、

テレビ観戦しよ。


2017年6月17日土曜日

検出

先日観たパトリオットデイで、

爆弾テロ犯を割り出すのに大活躍したのが、

町中の防犯カメラだ。

爆発が起きたとき、

ただ一人、

爆発した方向と反対を向いていた男を見つけたことから、

芋づる式に映像が集まり、

共犯者と二人が割り出された。

この映画では、

それを人力で行なっていたけど、

先日の探検バクモンを見ていたら、

今や、

探したい人物の写真が一枚あれば、

防犯カメラに映る全ての、

その人物の画像をコンピューターで探すことができるらしい。

かなり写りが悪くても追えるらしい。

論理的に言えば、

日本中のあらゆる場所にそういう防犯カメラを設置すれば、

強力な犯罪捜査の力になる。

犯罪捜査を劇的に強化できるというメリットに、

プライバシーを守るという要請は勝てるだろうか?

すでに町中に防犯カメラはある。

問題はそれらのカメラが連携した時だ。

あなたは、

自分が犯罪者になることはないと思っているから、

ピンとこないだろうが。

北の脅威、

テロの脅威と煽られて、

麻痺してないか。

普通の電車内にまで防犯カメラつける必要が、

本当にあるのだろうか?

痴漢の冤罪を防ぐためと言われ、

なんとなく納得してないだろうか?

2017年6月16日金曜日

行動

ゴルフの全米オープンが始まった。

松山って世界4位なんだ。

メジャー大会を最初にとるのは彼かも?

でも、

初日は出遅れているな。

それにしてもスポーツオンパレードだ。

これから世界水泳や世界陸上もあるんでしょ?

夏の高校野球も予選が始まるし、

選んでテレビ観戦しないと、

とてもついていけないや。

マリオカートの自分との戦いは、

ついに1分58秒台に入った。

いよいよシビアになって来たけど、

今日は案外スッと自分超え出来た。

気合が入りすぎてもだめ。

気分が軽すぎてもダメ。

他ごと考えているのはもっとダメ。

そうそう、

今日、

インド旅行について旅行会社に行ってみた。

ツアーか個人旅行かまだ迷っている。

ただ少し話して、

時期を含め、

旅の目的ははっきりしてきた。

とにかく動かないと始まらない。

2017年6月15日木曜日

風穴

EテレのドキュメントETV特集って、

Nスペとかにはない生々しさというか、

マイナー感というか、

アングラ感があって興味深い。

先日、

ギリヤーク尼ヶ崎という、

大道芸人を取り上げていて、

それがもう壮絶で心から離れない。

尼ヶ崎と言っても北海道の人なんだけど、

とにかく若い頃から大道芸のお布施だけで生きてきたのだという。

大道芸と言っても、

一輪車に乗ったりするのではなく、

舞踏。

もともと演劇から始めた人らしくて、


















こんな感じ。

ドキュメンタリーの最初は、

80歳を優に超えて、

パーキンソン病を患って、

手がブルブル震え、

食べ物も自分では作れないし食べれない。

都営住宅に同居する弟に食べさせてもらう状態。

そんな状態で、

毎年恒例の新宿公演をやるのやらないのって、

そりゃどう見ても無理でしょと思うのだが、

本人は住宅の公園でブルブル震えながら練習したりする。

そういう人がいるということ自体が驚きだったし、

若い頃の演目を見てまた驚いた。

あれは80年台ぐらいの映像だったろうか。

見た普通のOLみたいな女性が、

今みたいな時代にはこういう行為は必要なのではないか、

みたいなことを言っていて、

あああの頃も、

その時代の人は自分たちの今を決して良い時代だとは思っていなくて、

何か人間性の回復みたいなものを、

心のどこかで求めていたんだなと。

にもかかわらず、

30年以上経って、

状況はさらに遠いところに来てしまった。

ギリヤークは、

世界に風穴をあけるような人だ。

伊丹十三がそう言ってたんだっけ?

とにかく、

彼みたいな異端児こそが、

世の中に開いた穴だと思う。

ああいう人がいない世の中は息苦しくなる。


2017年6月14日水曜日

限界

マリオカートの自分との戦いは、

ついに1000分の1秒の争いになってきた。

同じ装備で同じコースで、

ずっとやってきて、

1分56秒台にまでタイムを上げたけど、

かなり限界っぽい。

3週なので1周40秒ならちょうど2分。

仮に38秒ジャストでまとめれば、

当然1分54秒になるのだけれど、

これは今の僕には相当不可能に思える。

だから自分超えできても、

100分の数秒、

1000分の数秒みたいになってきた。

自分の目の前をゴーストが走っていると、

気になって仕方ないし、

後ろにいても、

気になって仕方ない。

ゴーストは3周目が早いと知っているので、

というのはゴーストは前回自分超えした自分なのだから、

一番よくわかっている。

だから2周目まで先を行ってても、

3周目で意識しすぎてタイムロスして、

最後に抜かされる。

自滅というやつだ。

こういうのやっていると、

例えば100メートルの気流の気持ちが、

うっすら理解できる。

前半ダメだと諦めちゃうし、

前半良かったら記録を意識してダメだし。

自分を超えられる時って、

あんまりゴーストを意識せずに、

ただただ攻めている時が多いんだけどな。

それはそうと、

気温37度でサッカーさせるってどうよ?

ハリルJは、

絶対に負けられない試合で引き分けだから、

まだ良かったのかもしれないけど、

見ていて気の毒になった。

同点に追いつかれてドローっていうのはなぁ。

あの失点も、

なんだかよく分からない取られ方だったし。

後味は悪かった。

2017年6月13日火曜日

完勝

全仏テニスの男子決勝は、

ナダルの完勝を生中継で見た。

大会を通じて1セットも落とすことがなかった。

それどころか、

5ゲーム取られたセットすらなかったのだから。

これで彼は全仏10回目の優勝ということで、

表彰式も特別な演出がされていた。

10回優勝するということは、

当たり前だけど最低でも10年かかるわけで、

いくら彼が赤土の王とはいえ、

これだけ長く君臨しているということは、

世界のスポーツ史上でもそんなにないのではないか。

ゴルフという例外はあるけれど。

ここ2年ほど怪我で調子を落としていたらしいけど、

松岡修造も言ってたように、

とにかく彼は自分の調子がどうであれ、

常に同じファイティングスピリッツを持って、

ただただ前向きに戦ってきた。

フェデラーもそうだけど、

とにかく気分を表情や仕草に出さないのはすごい。

露骨に顔に出し、

ラケットを折る錦織とは、

そこがまず決定的に違う。

錦織自身、

テニスはメンタルが90%だと言っていたそうだ。

わかっていてもやめられない。

自分をコントロールできなくなる。

それがテニスなんだろうけど、

ナダルとフェデラーはコントロールできる。

だからこそ、

長くトップレベルでいられるし、

故障をしてもカムバックできるのだろう。

いいものを見た。

2017年6月12日月曜日

反省



















本日の只見。

ボストンマラソン爆破テロの一部始終を映画化。

ハリウッドって、

そういうとこすごいよなと思う。

例えば日本で、

地下鉄サリン事件を映画にするって、

考えられないんだけど。

もちろん映画はとても真面目に作られていて、

爆破で足を失った犠牲者が、

何年かのちのボストンマラソンを走った場面、

それは実写だったけど、

その姿には感動した。

テロに負けないとはこういうことかと思った。

それよりも、

こういう映画をポップコーンを食べながら観た僕は、

不謹慎だったのかな?

ちょっと反省してみたり。

2017年6月11日日曜日

警報

時代の変化がすごすぎて、

振り落とされそうだ。

天皇の退位と東京五輪で、

これから2、3年ぐらい、

世の中は洗濯機の中のようになる。。

この嵐の中で、

様々なものがガラリと変化するだろう。

これまでなら何年もかけて議論して、

それで変わるか変わらないかみたいなことが、

大した議論もなく、

たくさん一気に変わって、

嵐がおさまった2021年ぐらいになって、

え、

日本って、

こんな国だったっけ?

と、

あまりの景色の変わりように、

皆が呆然として、

でも、

もう後戻りはできないと悟り、

歩き始める。

2020に向けて、

2020に向けて。

今は2017年だけど、

すでに2020年は始まっている。

嵐が来る。

備えは良いか?


2017年6月10日土曜日

興奮

僕と同じ仕事をかつてしていた作家が、

自分の若い頃のことを書いた小説を読んでいて、

これが当然面白い。

多分、

この仕事をしていない読者は、

何が面白いのかわからないと思う。

あるいは、

最近この仕事を始めた人も、

ピンとこないんだと思う。

30年ほど前の、

僕らの職場の雰囲気が、

本当によく書けていて、

だからピンポイントで僕の心に刺さる。

その中で、

僕らの仕事のストレスは、

大学受験の10倍、

一般事務の50倍だと書いてあった。

本当かどうか知らないけれど、

だからみんな家に帰っても興奮が冷めず、

酒を飲んで寝るんだと。

それもすごいわかる。

今は酒を飲まないけれど、

飲まなきゃ寝られない気持ちはわかる。

多分今は、

飲まずにやってられる程度にしか、

仕事に入り込んでいないのだ。

それでも一応、

仕事はできる。

出来栄えだって、

別に変わらないと思う。

それでも尚、

飲んで仕事して飲んで仕事して、

そういう小説の中の人物の気持ちは良くわかるし、

実に愛おしい。

冷静に考えれば馬鹿な営みだけど、

そういう馬鹿が大勢いた時代が確かにあった。

2017年6月9日金曜日

金塊



















本日のロードショー。

金採掘にかける男2人が、

どん底で一山当てるわけなんだけど、、、

これがなかなか面白かった。

時代は1980年代。

男も女も、

煙草は吸いまくるし、

酒を飲みまくる。

ふらふらのヘロヘロで、

泣いたり激怒したり歓喜したり。

そういう時代だったよなぁと思う。

たった30年ほど前なのに。

あーでも、

やっぱり30年は長いか。

そう思わないと、

僕もあっという間に80代だし。

そもそも80まで生きている保証は何もないし。

親父が死んだのが72歳で、

医療は進んだにしても、

こっちの不摂生は親父の比じゃないし。

親父ぐらいまで生きれたら御の字、

ってとこだろうか?

もしそれ以上生きれたら、

それこそ儲けものやな。

話は映画に戻るけど、

金塊にせよ石油にせよ、

ひとヤマ当てて、

一発逆転を目論むのは、

決まって男だし、

その99.9999999%は失敗に終わるわけで。

それで仮に当たったとしても、

決して幸せになるわけではなく、

金持ちになったらなったで、

それなりに悩みは尽きない。

やったー

幸せだーと思った時は、

不幸の始まり、

登った山は下りねばならない。

要は、

登る山が高いか低いかの違いだ。

そういう意味では、

映画の主人公らは相当に高い山に登ったことになる。


2017年6月8日木曜日

無礼

tahashiro.com

が使えないのは痛い。

どうすれば引き続き使えるのか、

未だにわからない。

とりあえず今のアドレスに戻した。

そうだ、

このアドレスなら無料だ。

とはいえ、

tahashiro.comで定期的に読んでいてくれた人が、

だいたい8人ほどいたと思う。

うち、

同級生とか思い当たる人にはお知らせしたけど、

その他の無名の読者の人には、

引っ越したことを伝えるすべがない。

夜と朝のあいだに

で検索して、

再びここを見つけてくれるなんてこと、

まぁ期待できない。

なんか、

ものすごい無礼なことをしてしまったような。

後ろ髪引かれる思いで、

もうしばらく、

tahashiro.comの奪還に努力してみる。

2017年6月7日水曜日

謹告

緊急事態だ。

tahashiro.com

のドメインが使えない。

ということは、

このブログが見られないということ?

以前にも同じようなことがあり、

その時はドメインの契約延長をして、

なんとかなったのだけど、

今回は様子が違って手間取っている。

でもとりあえず更新はしておく。

2017年6月6日火曜日

覇気

全仏テニスの錦織を見て、

母は、

この子やる気あるんかいな。

イライラしながらそういう。

やる気はあるだろうけど、

確かに元気はなさそうに見える。

錦織の魅力は、

ファンタスティックなプレーぶりにあった。

見ている人をワクワクさせるような、

驚きのショット、

時として見事なドロッップショット、

そういうとこにあった。

でも今は、

なんかできるだけ省エネで、

確実に効率よく勝とうとして、

なのにできないからイライラして、、、

そんなテニスは見ていて楽しくない。

たとえ勝ったとしても。

故障を抱えているんだと思う。

そこが爆発しないようにしないように、

慎重に慎重にやってる感じがしてならない。

それが、

もうワンランク上に行くために、

通らねばならない道なのだろうか?

ちょうど世界卓球では解説者が、

どんどんコーチを変えて、

新しい技を身につけていくべきなんです、

みたいなこと言っていた。

錦織も、

チャンコーチを離れてみてはどうだろう?

勝手にそんなことを思ってみたりする。

●では金曜日に元町に参りますね。




2017年6月5日月曜日

甲斐




















本日のロードショー。

会社の映画好きのオススメで、

三ノ宮まで遠征したけど、

その甲斐あった。

壊れた人たちのその後の物語。

良くできた脚本に俳優の抑えた演技、

回想を織り込む編集の手際の良さ。

良心的に作ればこういう映画ができる。

先日の光もそうだけど、

丁寧な手仕事で作られた家はいい。

ただしかし、

そういう映画が商業的に成功するかというと、

必ずしもそうではない。

というか、

まず成功しない。

今や映画は遊園地のアトラクションだ。

客は非日常を求めているし、

そのためにはド派手で金をかけるしかない。

確かに1800円払って、

マンチェスターや光みたいな映画を観ることに、

正当な価値を見出す人は、

そんなにいないと思う。

1000円ぐらいならいいな。

というわけで。
















テアトルの会員になった。

年会費1000円で、

どの映画も1300円になる。

火曜金曜なら1000円(のはず)。

テアトル系って確かに、

良い映画なんだけど1800円は辛い、

という感じの作品が多いから。

近所のTOHOシネマの、

レイトショーポップコーンも捨てがたいけど、

あまりにもな作品が続いて、

ちょっと軌道修正。

もちろん元気が戻ってきた証拠でもある。

そして今日は本当に完璧な天気。

一年に数日とないパーフェクトデーだった。

2017年6月4日日曜日

蛇腹



















昔々、

親父が学生時代に使っていたという、

ZenobiaRというカメラ。

僕も子どもの頃、

何回かこれで写真を撮ったことがある。

でも、

震災の時かなんかに実物はなくなってしまった。

これは、

同じものをメルカリで見つけて5000円ほどで買った。

フィルムはブローニーというサイズのもので、

それもアマゾンで買って装填。

ちゃんと映るという説明だったのだけど、

はてさて?

蛇腹の質感とか、

フィルム送りの窓とか、

懐かしいったらありゃしない。

距離も絞りもシャッタースピードも全部手動。

最初の一枚はとりあえず、

母を撮ってあげた。

●本当に久しぶりにチョコパを食べた。美味しかった。


2017年6月3日土曜日

十代

世界卓球が面白い。

平野美宇はリオ五輪銅メダルで世界4位の、

シンガポールの選手を一蹴。

まさに一蹴。

準決勝ではアジア大会で勝った、

世界1位の丁寧と激突する。

男子は日本のエース水谷を、

13歳の張本がこれまた一蹴。

そして、

将棋の世界では14歳の藤井が、

20連勝。

サッカーの久保もそう。

この国の10代がすごいことになっている。

彼らはいずれも、

もちろん発展途上。

一体どこまで強くなるのか、

伸びしろが無限な感じが怖くもある。

オギャーと生まれてたった十数年で、、、

人間ってすごいというか。

ただただ感心している。

2017年6月2日金曜日

的中

地球の歩き方を買ったら、

見透かされたような一文があった。

よく『地元の人の目線で』という旅に浸ろうと、屋台で食事をして、安宿に泊まり、観光スポットを訪れず、ひたすら町をブラブラしている人がいる。(中略)いくら本人が地元の人になりきろうとも、残念ながら周りは旅行者のことを「地元の人」と思うことは決してない。せっかくインドまでやって来たのだから、肩の力を抜いて、外国人という立場を生かしてこの『不思議の国』をいろんな方向から見て回ればいい

確かに、

数日の滞在で町に溶け込むなんて不可能だよな。

現地に行ったら、

そこの洋服買って、

まさに町をブラブラしようと企んでいたのに。

やっぱりツアーにしようかな?

でもなぁ、

南米の旅でも、

苦労したり怖かったり、

何気ない街を歩いたり、

そういうことが印象に残っているんだけど。

ツアーで快適にあちこち連れ回されてもな。

では、

外国人としてブラブラするというのはどうだろう。

いろんな人にたかられつきまとわれ騙される。

そんな成り行きを恐れている。

でも、

それもまたいいかもしれない。

ツアーか個人旅行か。

悩むな。

2017年6月1日木曜日

逡巡

全仏テニスと世界卓球。

それぞれ見ているけど、

特に卓球の平野美宇は、

シングルスの試合を初めて見た。

なんかフニャフニャしたイメージだったけど、

試合ぶりはとても力強くて早かった。

これが丁寧に勝ったプレーなのか。。。

相手が弱いということなんだろうけど、

完全に圧倒していた。

世界チャンピオンになるのは彼女かもしれない。

一方、

錦織はなぁ、、、

格下相手に辛勝。

ピリッとしない。

とはいえみんな、

世界中を転戦しながらよく頑張るねぇ。

僕はこの夏どこへ旅行しようか考え中。

というか、

海外に行くならインドと決めてるのだけど。

一度は行って見たいところで、

まだ果たしていないのはインドだけだから。

とりあえずツアーがいいのか、

思い切って個人旅行がいいのか。

常識的にはツアーだろうけど、

一度ツアーで行ったら、

個人で再び行く気になるだろうか?

ツアーは合理的だけど、

どうせくだらない土産物屋とか連れて行かれるんでしょ?

それにホテルだって妙に高級なとこになって、

それじゃインドに行った意味あるのかな?

とはいえ、

夏のインドに一人で行って大丈夫か?

いかんいかん、

こういうのを心の老化というのだ。

とりあえず地球の歩き方を買う。


遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...