名古屋のタクシー会社が、
AIを導入したと、
先日のNスペが紹介していた。
NTTが開発したもので、
携帯の位置情報とタクシー会社の乗降客データを掛け合わせ、
もちろんその日の天気や気温も加味して、
ある日のその時間、
どこに何人のタクシー待ちがいるか、
リアルタイムでタクシーの液晶に表示する。
これが威力を発揮しているそうだ。
実際、
番組ではドンピシャで客を拾えた。
長年の勘よりAIが上ということは、
将棋の名人がコテンパンにやられたことで明白だ。
AIの進歩は想像を絶するスピードだ。
ある人材派遣会社では、
社員の面談の文字情報から、
その人物が近く辞める気かどうかを判定する。
証券取引の現場では、
もはやAIによる取引が普通らしい。
AIって、
原子力みたいなものではないかと思う。
平和利用できれば人類にとって敵ではない。
というものの、
必ず人類に悪影響、
それも災厄に近いものを与えるのではないか?
ガンの診断などは平和利用かもしれないが、
犯罪の予測になってくると、
これはもうマイノリティーリポートという映画の世界だ。
AIは結果は示すが根拠は示さない。
でも結果がズバズバ当たると、
だんだん神のように思えてくる。
実際、
名人はAIを将棋の神に近いと語った。
韓国ではなんと、
国の政策をAIに考えさせるプロジェクトを進めているという。
人間は、
自らが不完全だと知っているから、
民主主義を生み出した。
完全無欠なAIに民主主義が理解できるのだろうか?
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