2018年12月30日日曜日

宛名

年賀状、

1日で仕上げて投函しました。

始めて使った、

無料の宛名ソフトの威力が強烈。

郵便番号打ち込むだけで住所のほとんどが出てくる。

あとは番地を打ち込むだけなので、

手書きより圧倒的に早い。

表も裏も印刷して、

コメントだけ手書きにしました。

機械に任せるとこは任せる。

力は裏面の写真に。

今年の写真は力作ですよー

30分で仕上げましたから。

何はともあれ一安心。

2018年12月29日土曜日

性分

前に、

酒のない人生は平穏だけど、

果たしてそれでいいのか、

というようなことを書きました。

そのことを今日風呂で考えていて、

ふと思い至ったのです。

あぁ、

それは中学生の時の僕の考えだったと。

その頃僕は、

平凡な人生は決して送るまいと思っていました。

破天荒でやりたいことをやって、

50歳になったら自殺しようと、

半ば本気で考えていたのです。

そのような考え方の根底には、

幼い頃の命に関わる大病があったように思います。

そして、

男子なら誰にでもあるであろう父親への反発。

何事も中庸を好み、

過ぎたるは及ばざる如し、

巨人・大鵬・卵焼きだった父。

高度成長期の典型的な模範サラリーマンだった父。

その生き方の逆をするんだと、

子供の頃の僕はずっと思っていたのです。

十人並みのありきたりな人生を生きて、

何が面白いのか。

せっかくの人生、

やりたいことをやらないでどうする。

それは幼い頃に大げさに言えば生死が不安定だった子供の頃の体験と相まって、

僕の心深くに根付いていたのです。

そんな青年時代に出会ったのが開高健だったのです。

酒に耽溺しながら世界中を旅し、

時に戦場記者として九死に一生を得た彼の生き様は、

僕には輝かしく思え、

これぞ自分の求める人生だと思ったものです。

その後アル中になり、

酒をやめ11年。

そこでやっぱり思うのです。

平凡な幸せでいいのかと。

何と成長していないのでしょう。

自分でも呆れますが、

結局そこに行き着く。

そういう人間なのだと改めて思います。

ただし今度は酒に頼るのはやめようと思います。

酒ではなく、

何か他のことで、

普通ではない生き方をしたいと思い始めているのです。

もうこれはきっと性分なんでしょう。

単なる天邪鬼といってもいい。

とにかく他人と同じ、

その他大勢になることが嫌なんだと思います。

人生で何があっても、

こういう人間の根っこと言う奴は、

決して消えることないもんなんだなと、

風呂で突然思い至ったのです。

2018年12月27日木曜日

丸腰

一緒に仕事している会社の後輩2人のうち1人が、

別のグループに移ることになって軽く送別会。

勢いよく飲む2人。

その2人が僕に、

酒を飲まなくなってどうですか・

と尋ねてきた。

僕は、

丸腰で戦場にいる感じ、

と答えた。

僕にとって酒は自分を強くする武器だった。

その武器があったから、

人間関係とか男女づきあいとか強気、

というか対等にやってこれた。

それが11年前から急に丸腰になった。

何の武器もなく戦う不安。

すっかり弱気で消極的になって、

11年経っても克服できないでいる。

きっと必要以上に意識しているのだと思う。

でもやっぱり酒に変わる自分の武器を手にしたい。

世の中を渡っていける自信を取り戻したい。

25年間頼ってきた武器をなくして丸腰であることが、

こんなにも克服するのが難しいとは想像だにしていなかった。

それに変わる武器が僕にとっては歌になるはずだったんだけど、

これがまた想像以上に手に入れるのが難しい。

こんなに難しいということも想像だにしていなかった。

10年経ってまだ四苦八苦している。

25年、

酒に頼りきっていた報いだな。

未だに丸腰で世間にポツンと佇む気分だ。

2018年12月26日水曜日

検査

人生2度目の人間ドックに行ってきました。

今回は新たに初のMRIとバリウム検査に挑戦。

これが面白かった。

MRIって、

何となくうるさいとは知ってたけど、

耳栓までされるとは初耳。

で、

そのうるさいというのも、

単に機会がガチャガチャ動く音というより、

ピーとかガガガとか、

多種多様な音がかなり大きく鳴る。

機械音は理解できるけど、

何であんな多様なアラーム?

要するに機械的以外の音がうるさいのか疑問に、

というか新鮮に驚いて楽しかった。

下手な遊園地のアトラクションよりよほど刺激的。

そしてバリウム。

胃カメラの予約が取れなかったからなんだけど、

バリウムを飲むのは全然平気だった。

それより、

飲んでから台の上で右向けだの左向けだの回転しろだの、

MRIとは正反対に動き回らされて、

しかも台が肩無理ているので手すりをつかんで結構辛い。

これは高齢者には無理だなというのが率直な感想。

いやぁそれでも楽しかった。

結果が楽しいものかどうかは知らないけれど。

2018年12月24日月曜日

依頼

人前で喋るのが苦手だ。

昔はもうちょっとマシだったと思うのだけど。

前回のライブのMCが長くてつまらんと不評だったので、

今回は極力短くしたら良かったと言われた。

やっぱり人前で喋るのは苦手だ。

一応関西人なので、

笑わせたいと思うんだけど、

僕が笑ってほしいところではまるで受けない。

それもそうだ。

僕の喋りは堅い。

流暢でもないしその場の思いつきをポツポツ喋る。

しかも自虐的だ。

しかも受けない。

でも、

そんな僕にも喋ってくれというオファーがあるから困る。

困るんだけど、

こんな自分を頼りにしてくれているのなら、

一肌脱ごうかとも思う。

それが後輩の頼みだとすれば受けるのが先輩の義務かもしれない。

何がいいのかさっぱりわからないんだけど。

28日は休みになりました。

だからご依頼を謹んでお受けします。

やっぱり自虐ネタですが。

2018年12月23日日曜日

予定

この仕事をしていて、

一番やだなぁと思うのは、

勤務ダイヤが出るのが遅いということです。

今年の例なんだけど、

26日から正月休みまでのダイヤが出たのが昨日。

はっきり言ってこれではまともな予定が立てられないよね。

もちろん、

マストな用事があるときは事前に申請できるけど、

それも数ヶ月に一度がせいぜい。

まぁ最近の若い人は平気で毎月がっつり申請している人もいるけど、

昭和人間にはちょっとできないよなぁ。

突然連休があることがわかっても、

それから旅行なんかの予定を立てるのは、

無理とは言わないけど、

選択範囲が狭すぎる。

休みがないわけじゃないんだけど、

ギリギリまでわからないのは本当に悩みの種です。

2018年12月22日土曜日

災害

今年もやっぱり色々あった。

ありすぎて忘れていることも多いけど、

やっぱり豪雨と地震は印象に残る。

そもそも平成の30年は災害続きだった。

古くは阪神大震災。

そして東日本大震災。

熊本地震に西日本豪雨。

何の罪もない多くの命が失われた。

いつ何時、

どんな災害に見舞われるかわからない。

その感を強くした。

ちょうど平成時代は僕のサラリーマン生活と重なる。

ちっとも平成な時代ではなかったな。

でもとにかく生き延びた。

つまるところ自衛と運しかないのだと思う。

あとは自己責任での判断力か。

いずれ間違いなく起きる南海トラフ大地震。

その時、

僕はどこで何をしていて、

どう行動するのか。

命は残るのか。

時代はすごい勢いで動いている。

庶民派淡々と日常を生きるしかないのだが、

いつ何が起きても不思議ではないという意識は、

自分自身の中で強まった。

何が起きても慌てないこと。

素早く判断すること。

心がけなくちゃ。

日本の都市機能が崩壊する危険をはらみながら、

次の時代へと突入する、

改元、

オリンピック、

大阪万博。

外国人労働者が入ってきて、

暮らしは大きく変わっていく。

否応無しに僕らはそんな時代を生きねばならない。

でも、

なるようにしかならないんだよな。

2018年12月20日木曜日

何故

ジャズを曲がりなりにもやっていると、

1960年あたりのニューヨークシーンを意識せざるを得ない。

麻薬や酒に溺れ、

にも関わらず歴史的名盤を作ってきた時代。

時代が違うのでだから果たせぬ夢なんだけど、

多くの人がその頃の演奏をお手本にしている。

でも時代は21世紀だ。

あの頃と同じような演奏をすることは不可能なんですよ。

生活習慣や社会制度、

何よりテクノロジーの進歩。

50年経った今となってあの頃の演奏をすることは、

現代人が時代劇を演じるようなもので、

真似はできても心底同じ演奏などできるわけがない。

僕らは彼らより半世紀後の世界に生きていて、

彼らが知らなかった世界を知ってしまったし、

暮らしも全然違う。

世捨て人ならともかく、

現代に生きる人間に当時の音は出せない。

先日、

ニューヨークで友人がミュージシャンを連れて録音をしてきた。

ドラムを録音するだけでマイク12本をたてたそうだ。

半世紀前なんかだと絶対にあり得ないことだ。

録音方法も演奏も現代的にソフィスティケートされて、

テクニックもうまい。

で問題なのは、

そうやって録音した演奏が人の心を打つかどうか。

半世紀前にお手本を求めるなら、

きっと物足りないものになるだろう。

でも彼らは現代のジャズを演奏している。

違う観点で聞かなければならない。

ただ、

そういう視点で聞いたとしても、

肝心なのは人の心を動かすかどうかだ。

うまい下手ではない。

なぜか劣悪な環境でボロボロのヤク中が演奏した録音が、

21世紀の僕らの心を捉えてやまないのはなぜだろう。

その辺は不思議な話だと思う。

2018年12月19日水曜日

原点












じゃず家に初めて行ったのは、

11年前になる。

親父がちょうど亡くなる頃だった。

僕は酒をやめて間がなかった。

JRの高架下にあって、

時折天井をゴトゴト電車が通る。

でも、

なんとも言えない雰囲気が好きで良く通った。

何年も通った。

でも最近は行かなくなってたんだけど、

とあるきっかけでまた行こうかと思った。

それは、

たまたま見ていたナイトスクープに、

マスターが出たのだ。

中之島で缶ビールを飲んでいるところに、

間寛平がいきなりインタビュー。

番組では一瞬だったけど、

僕も一瞬でわかった。

昼間っから何酒飲んでんねん。

思わず笑ったが、

あぁまた行きたいなと思った。

今日はでも緊張したな。

何もかも懐かしいんだけど、

客層も変わって、

知っている人もおらず。

それでも2曲歌ってきた。

自分では前より進歩したと実感できた。

それで十分だった。

僕は原点に戻って、

成長を実感した。

ちょっとだけだけど。

●そうそう、水曜日に元町に行きます。よろしくお願いいたします。
日を改めます。

2018年12月18日火曜日

原点

セッション通いをやめて何年も経ちました。

理由は一つ。

自信がなかったからです。

満足感がなかったと言ってもいいかもしれません。

うまく行かなくても満足感があれば、

それは進歩につながるけれど、

全然納得できないパフォーマンスなら、

ただ自信喪失して帰るだけ。

そんなことが続いて足が遠のいてしまった。

でも、

諦めたわけではなかった。

だから自主練はずっと欠かさなかった。

でもその自主練も全く上達を実感できず、

ますます足が遠のいた。

でも先日のライブで、

ほんのちょっとだけ自信と満足感が戻ってきた。

たとえ自己満足だとしても。

だから久しぶりにセッションに行ってみようかなと、

ようやく思えるようになった。

ちょうど火曜日。

じゃず家がやっているはず。

僕のジャズの原点と言っていいあそこで、

舞台に立ってみようかと思っています。

2018年12月17日月曜日

歳末

いよいよ冬になって来ましたな。

もう12月も後半、

師走ですからね。

一時はどうなるかと思ったけど、

ちゃんと寒くなりました。

あと少しで今年も終わりです。

毎年こうなってくると、

問題は年賀状。

実はまだ買ってもいない。

当然なんのイメージもわいていない。

と言いながら毎年なんとかして来たんですが、

今年はどうなんでしょう。

自己主張の激しいやつを毎年作って来たんだけど、

いっそ判子だけっていうのも意表をついていいんじゃないかと、、、

と、

逃げたい心を封印して、

考えますよ。

ギリギリまで。

でも本当にノープランなんだよなぁ、

困ったなぁ、、、

2018年12月16日日曜日

一万

ドリカムに「何度でも」という曲がありますね。

その中の歌詞で、

1万回ダメでも1万1回目があるかもしれない、

みたいなのがありますよね。

最初聞いた時、

正直1万回って、、、

と思ったのを思い出します。

でも、

10年間ぐらい何かを続けていたら、

1万回ぐらい普通にトライするんですよね。

1日10回トライしたとして、

年間3650回なんで、

10年続ければ36500回。

それだけで1万回は軽く越えるんです。

大げさでもなんでもない。

だから1万回なんていうのは、

軽めの比喩なわけです。

諦めないで続けていれば叶う日がくるかもしれない。

そんな風に思って、

最近では1万回ダメでも1万1回目がくるかもしれないって、

納得して聞くんです。

2018年12月15日土曜日

霧中

先日のライブで一緒にやった同級生と、

クラプトンの映画をもう一度観た。

その帰り、

もう夜中だったけど、

ファミレスで感想を語り合った。

もちろん先日のライブの話にも。

お互い自分のパフォーマンスには不満は残ったものの、

早く次をやりたい、

次はもっと良くなる、

という点で意見は一致した。

だいたい半年後を予定しているのだが、

具体的な日程はまだ。

今回来たくても来られなかった人のために、

鋭意調整中です。

乞うご期待。

で、

唐突だけどDA PUMPがAスタジオに出てましたね。

ISSA以外のメンバー総替えで下積み10年。

苦労したんだろうなぁ。

実るかもわからない努力を10年続けるって大変なことだと、

僕自身わかる。

何よりキツいのは、

その努力が正しい方向なのかどうかすらわからないことではないかな。

五里霧中ってやつですね。

でも正しいと信じてやるしかないわけですよ。

きっと彼らもそういう日々を10年続けて来たんだろうなぁ。

それにしてもUSAってキーが高いよね。

一番上が高い方のシ。

それを踊りながらやすやすと。

いやぁすごい。

2018年12月13日木曜日

自信

ライブの録音を、

恐る恐る聞いてみたんです。

悪くないな。

それが第一印象でした。

歌詞の間違い、

段取りの違い。

相変わらずのmcの下手さ。

稚拙さをあげつらえばきりがないけど、

それはリハが本番前の一回だけだったし仕方がない。

それよりも聞いてて温かい気持ちになった。

これは大きいですね。

その温かさはきっとお客さんにも伝わったんじゃないかな。

自分で進歩しているなと正直に実感できた。

10年続けてきた努力がようやく実を結んできた。

これは大きな自信だ。

これなら再びセッションやなんかで披露してもいいんじゃないかと。

ようやくスタートラインに立てた感じがしたわけです。

ある技術を習得するのに一週間でできる人もいる。

10年かかる人もいる。

でも、

続けている限り、

誰でもたどり着くことができるんだと言えます。

俗な言い方ですけど、

やっぱり諦めないことですね。

諦めたら全て終わるんです。

諦めなければ終わることはない。

ドリカムじゃないけど、

10001回目を求めて、

何度でも何度でもトライし続けることが大事なんですね。

2018年12月12日水曜日

印象

会社の偉いさんとの懇談会というのに出た。

まず困ったのは服装。

失礼のないような格好というので、

普段のシャツをパンツにインするぐらいでいいかと思いきや、

スーツでとのお達し。

慌てて家のスーツを探したが、

どれもウエストが、、、

昔の俺ってどんだけ痩せてたのか!

今更スーツを買う時間もなく、

第一勿体無い。

そこで、

ユニクロのオックスフォードシャツに、

10年以上前に買ったネクタイをしめてごまかす事にした。

驚いたのは、

たったそれだけでも、

結構ちゃんとして見えるという事。

ネクタイ恐るべし。

たったそれだけで、

職場に行った時の社員の見る目が明らかに違った。

なんだか心もシャキッとした気がした。

スーツなんかこれからも着る予定はないけど、

ネクタイはたまにはいいかなぁ、

なんて思った次第。

2018年12月11日火曜日

見方

友人に、

30年間同じ会社に勤めている、

それだけで充実した人生だと言われた。

社会的に意義のある職業で、

どちらかと言えば高い給料をもらい、

海外旅行にも行き、

ライブや映画や読書を楽しむ。

それを充実してないと言うのがわからないと。

そういう考え方もあるもんだと思った。

辛いこと嫌なことがあっても歯を食いしばって、

30年間頑張っていること。

それはすごいことだと。

あなたは真面目すぎるのだとも言われた。

一般的に見て、

何が不満なのか理解できないと。

そして昨日の映画の話だが、

酒に溺れるクラプトンの姿は惨めだった。

それはかつての僕の姿そのものだった、、、

中学生の時、

僕は人間は40歳ぐらいまでがピークだと思っていた。

それまで破天荒な生き方をして、

もし50歳まで生きていたら、

潔く自殺しようとさえ思っていた。

幼少期の病弱な体質が、

そういう考え方に影響を与えていたのだと思う。

今の僕に中学生の僕が語りかけてくる。

お前の人生はそれでいいのかと。

全然違うじゃないかと。

恵まれた環境にいることは認める。

でも、

その環境に安住していていいのかと。

でももし60歳ぐらいになって、

ガンだと言われたら、

あの時もっとやりたいことをやっていたらよかったと後悔するだろう。

友人は、

目立ったりメディアに取り上げられる人生ばかりが、

素晴らしい生き方とは限らないという。

今のあなたは立派な人生を送っているじゃないかと。

仕事を続け、

たまにライブをやって旅行して映画見て、

それの何が不満なのかと。

それが社会的な正論なのだろうと思った。

2018年12月10日月曜日

復活

今日は会社の忘年会。

6時スタートで制限時間2時間。

その中で、

話題の映画ボヘミアン・ラプソディの会話に。

そこで僕。

今、

エリック・クラプトンの映画もやってるんですよ。

そう、

世界3ギタリストのドキュメント映画が上映中なのだ。

話題には全くなってないけど。

で、

上映映画館と上映時間を調べると、

9時のレイトショーがあることがわかった。

その時、

僕は無性に行きたくなった。

一次会で抜ければ間に合う。

迷いなく一次会で抜けて、

ガーデンズへ。

クラプトンって、

天才ギタリストなんだけど、

複雑な家庭環境に生まれた影響か、

複雑な性格。

時代の影響もあって薬物に溺れる。

そしてさらに飲酒にハマる。

ライブ中も泥酔して、

客に暴言を吐き、

客席から罵声を浴びる有様。

ついに長期休養に追い込まれるが、

酒をやめられないまま復帰する。

相変わらずのグダグダぶり。

そんな彼が立ち直るきっかけが子供を授かったこと。

依存症矯正施設に入り、

なんとか立ち直る。

そこでさらなる悲劇が襲った。

愛息がニューヨークの54階のホテルから転落死してしまう。

その時のことを彼は語る。

酒なしてこの悲しみを乗り越えられるだろうか。

でも彼は悲しみを音楽で乗り越えることにした。

これから僕は音楽を通して一生息子のことを思い続ける。

そして生まれたのがこの曲だ。

ティアーズ・イン・ヘブン

この曲とアルバムはグラミー賞を総なめした。

その後彼は自分のギターをオークションにかけ、

依存症の更生施設を設立。

また結婚して子供をもうけて、

幸せな家庭を築く。

彼の友人は言う。

依存症になったのは誰のせいでもなく彼が自らなった。

でもそれから立ち直った。

彼は本当に強い。

彼が生きながらえていることが証拠だと。

飲んだくれの時の写真と今の写真。

圧倒的に今がかっこいいい。

ちょっと思うところがあった。

12月9日は親父も命日だった。

親父からの贈り物だったのかもしれない。














2018年12月9日日曜日

本番





















本番はね、

まぁとにかくリラックスして、

失敗しようが歌詞が飛ぼうが何があろうが、

笑みを絶やさずやったわけですよ。

トナカイの衣装着た時だけはドキドキしたけど。

会社の偉いさんにも挨拶しましたよ。

歌ってる最中、

ずっとスマホ向けてましたよ。

でももう開き直るしかないですよね。

自己採点としては50点ぐらいじゃないですか?

でもいいんです。

上達するためには恥をかくしかないんですよ。

それを恐れてちゃ前に進めないですからね。

それに自分だけじゃないですから。

他のメンバーがしっかり魅了してくれたんで、

僕がどうだろうと、

ライブ全体としては楽しかったし、

満席のお客さんも満足してくれたと思いますよ。

こんな機会があることに感謝します。

次回は6月の予定です。

来られなかった方は是非!


2018年12月7日金曜日

変化

僕は飲酒をやめて11年になる。

この11年で僕は、

僕の生き方は変わったのだろうか?

確かに酒は飲まなくなった。

夜毎飲み歩いていた日々とは縁がなくなり、

毎日が家と会社の往復で、

趣味といえば少しの読書と映画鑑賞とジャズの勉強。

それだってただ暇をつぶす程度の成果しかあげていない。

ただそれだけだ。

確かに健康にはなった。

二日酔いでフラフラになることもない。

が、

恋人は一人もできず、

日々会話するのはお袋と会社の同僚、

そして気のおけない友達。

何より、

酒を飲んでいた時のような活力が失われた。

根拠のない無敵感みたいなものだ。

真面目になったと言われればそうだ。

自分が社会的にダメな人間だと痛感したことで、

他人に対する見方が寛容になった。

他人の痛みが少しはわかるようになった。

そんな変化はあったけど、

果たして人間として良い方向に変わったのか。

この11年僕は、

世間に顔向けできないような人間だと強く思い、

誰に対しても臆病になった。

それを良くなったと言う人もいるだろう。

でも自分では自信がない。

妻も子供もおらず、

50歳をとうに超え、

子孫を残すという、

生物としての営みすらできなかった。

子育ても子育てを通して得られるものも。

そんな僕を善き方向に向かっていると励まし続けてくれる人もいる。

ありがたいことだ。

でもこのまま波風のない人生を送って死ぬのなら、

一体自分はなんのために生まれてきたのかとも思う。

酒は欲しいとは思わない。

でも酒のない人生を11年歩んできて、

一体どうだったのだろう。

もちろん、

あの時やめていなければ、

とっくに死んでいただろう。

生きながらえた。

きっと今だに酒に未練があるのだ。

飲酒していたからとて、

別に大したことができたわけじゃない。

ただもう少し人間関係において充実していたように思う。

ただ酒をやめているだけではダメなのだ。

酒か否かではなく、

生き方がこれでいいのか否かなのだ。

素の自分に自信が持てないということだ。

素の自分の姿を鏡で見る勇気がないということだ。

11年経っても、

僕は酒をやめて第二の人生を見つけましたと、

胸を張って生きていると言い切れないのだ。

それほどに酒のある生き方に浸ってきた。

酒を覚せい剤のように言う人がいる。

それならば、

世の中の多くの大人は犯罪者だ。

人間は品行方正に生きることが唯一の善き生き方なのか。

こいつ飲みたがっていると思われても仕方がない。

僕は飲み方を間違えた。

取り返しがつかない間違いを犯した。

でも酒というものが、

時として人間に良いものであることも信じたい。

禁酒法が正しいとは思えない。

また考えよう。

それよりライブだ。

トナカイの衣装を着て、

タンバリンを叩いて歌おうじゃないか。

素敵な1日になりますように。


2018年12月5日水曜日

演奏

8日のライブにメーンで出演する友人のリハを覗いた。

前回以上の大変な入れ込みようで、

2時間みっちりリハをしていた。

残念ながら僕が歌うことはできなかったけど、

代わりにタンバリンをもらった。




















これは彼が先日NYに行ってきたお土産。

ドラムセットなどを作るメーカーの品で、

カラオケにあるような物より上品な音が出る。

と言うことで、

僕はタンバリニスととして参加することになった。

タンバリンといえば、

昔、

カラオケに没頭していたときにはよく演奏したもんだ。

ま、

ど素人ですけど。

楽器が何も弾けない僕にとっては、

ライブで披露する初めての楽器となる。

今回は歌もさることながら、

このタンバリンで友人をせいぜい盛り上げたい。

2018年12月3日月曜日

精細

ハイビジョンを初めて見たとき、

その圧倒的な美しさに驚いた。

テレビはブラウン管からプラズマになり、

液晶になり、

今は有機ELが登場した。

そして4Kや8K時代の到来だ。

ヨドバシで見てきたが、

もはや肉眼で見ているかのような、

驚愕の美しさだった。

今、

ブラウン管時代の映像を見ると、

ボケボケに見える。

よくあの映像で満足できていたよなぁ。

でも、

あのボケボケ映像を脳内補完して、

実物を頭の中で補正していたんだなぁと思う。

多分10年後には、

ハイビジョンの映像ですらボケボケに感じるようになるのだろう。

東京オリンピックまでには、

我が家のテレビも4K対応になる予定だ。

高精細テレビで見る東京五輪。

ワクワクするけど、

人間の持つ脳内の仕組みが退化していくような気もする。

場合によっては肉眼で見る以上の体験ができるかもしれない。

誰がなんといっても時代はそう言う風に進んでいく。

5G時代のスマホでは、

2時間の映画でも数秒で転送できるそうだ。

4Kがスマホの世界にも入り込んでくる。

ついていくのか、

どこかで見きるのか。

いやぁ、

見きれないな。


2018年12月2日日曜日

役員

なんだかんだ、

ライブまでもう一週間だ。

まぁ4曲だけだからね。

前回よりはプレッシャーはないけど、

曲数が少ないだけに、

一曲ずつを確実にやりたい。

と思うと、

やっぱりプレッシャーか。

残りの日々を追い込めば、

なんとかなると思うんだけど。

方向としては決して悪くない。

問題は、

僕じゃないメンバーが、

よりによって僕の会社の役員を招待すると言いだしたこと。

サラリーマンにとっては、

これ以上ないプレッシャー。

と言うか、

本当に来られるなら、

出演自体も考えられる。

身分を隠して出ることも可能だけど、

そのメンバー、

結構喋るからな、、、

まぁお客さんはお客さんなんで、

始まれば気にならないと言う気持ちもあるけど。

でも、

役員だぜ。

会ったことはないけど。

そんなに怯えるのは、

今回のライブの衣装なんだよね。

当日のお楽しみにしているけど、

それなりに嗜好を凝らすつもりだったんだよね。

役員の前でそれをやるのか?

うーん悩ましい。

2018年12月1日土曜日

達成

9月から再開したダイエットプロジェクト。

ついに60キロを切った。

3ヶ月でざっとマイナス4キロ強。

体脂肪率は13%台。

骨密度もBMIも理想値に近づいている。

仕事のある日の帰りに、

最寄駅のジムで約40分の運動。

そして食事制限。

僕のダイエットのモットーは、

痩せたければ食うなだ。

夕食はライフのファミリーサラダにセブンのチキン。

ファミリーサラダはかなりの分量があるので、

軽い満腹感は覚える。

食事は出かける前のブランチとそれだけ。

基本的に間食はしない。

それを続ければ誰でも月1キロは痩せられると確信している。

継続は力。

ダイエットに関しては、

とりあえず3ヶ月は何も言わず続けること。

結果が出てくればモチベーションは上がる。

とにかく、

最寄駅の直結ビルに24時間ジムができたのが大きい。

入らなかったパンツも余裕で履けるようになった。

ただ僕は筋肉がつきにくい体質らしく、

そこをどう克服してボディメイクをするかが今後の課題だ。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...