友人に、
30年間同じ会社に勤めている、
それだけで充実した人生だと言われた。
社会的に意義のある職業で、
どちらかと言えば高い給料をもらい、
海外旅行にも行き、
ライブや映画や読書を楽しむ。
それを充実してないと言うのがわからないと。
そういう考え方もあるもんだと思った。
辛いこと嫌なことがあっても歯を食いしばって、
30年間頑張っていること。
それはすごいことだと。
あなたは真面目すぎるのだとも言われた。
一般的に見て、
何が不満なのか理解できないと。
そして昨日の映画の話だが、
酒に溺れるクラプトンの姿は惨めだった。
それはかつての僕の姿そのものだった、、、
中学生の時、
僕は人間は40歳ぐらいまでがピークだと思っていた。
それまで破天荒な生き方をして、
もし50歳まで生きていたら、
潔く自殺しようとさえ思っていた。
幼少期の病弱な体質が、
そういう考え方に影響を与えていたのだと思う。
今の僕に中学生の僕が語りかけてくる。
お前の人生はそれでいいのかと。
全然違うじゃないかと。
恵まれた環境にいることは認める。
でも、
その環境に安住していていいのかと。
でももし60歳ぐらいになって、
ガンだと言われたら、
あの時もっとやりたいことをやっていたらよかったと後悔するだろう。
友人は、
目立ったりメディアに取り上げられる人生ばかりが、
素晴らしい生き方とは限らないという。
今のあなたは立派な人生を送っているじゃないかと。
仕事を続け、
たまにライブをやって旅行して映画見て、
それの何が不満なのかと。
それが社会的な正論なのだろうと思った。
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