2018年12月10日月曜日

復活

今日は会社の忘年会。

6時スタートで制限時間2時間。

その中で、

話題の映画ボヘミアン・ラプソディの会話に。

そこで僕。

今、

エリック・クラプトンの映画もやってるんですよ。

そう、

世界3ギタリストのドキュメント映画が上映中なのだ。

話題には全くなってないけど。

で、

上映映画館と上映時間を調べると、

9時のレイトショーがあることがわかった。

その時、

僕は無性に行きたくなった。

一次会で抜ければ間に合う。

迷いなく一次会で抜けて、

ガーデンズへ。

クラプトンって、

天才ギタリストなんだけど、

複雑な家庭環境に生まれた影響か、

複雑な性格。

時代の影響もあって薬物に溺れる。

そしてさらに飲酒にハマる。

ライブ中も泥酔して、

客に暴言を吐き、

客席から罵声を浴びる有様。

ついに長期休養に追い込まれるが、

酒をやめられないまま復帰する。

相変わらずのグダグダぶり。

そんな彼が立ち直るきっかけが子供を授かったこと。

依存症矯正施設に入り、

なんとか立ち直る。

そこでさらなる悲劇が襲った。

愛息がニューヨークの54階のホテルから転落死してしまう。

その時のことを彼は語る。

酒なしてこの悲しみを乗り越えられるだろうか。

でも彼は悲しみを音楽で乗り越えることにした。

これから僕は音楽を通して一生息子のことを思い続ける。

そして生まれたのがこの曲だ。

ティアーズ・イン・ヘブン

この曲とアルバムはグラミー賞を総なめした。

その後彼は自分のギターをオークションにかけ、

依存症の更生施設を設立。

また結婚して子供をもうけて、

幸せな家庭を築く。

彼の友人は言う。

依存症になったのは誰のせいでもなく彼が自らなった。

でもそれから立ち直った。

彼は本当に強い。

彼が生きながらえていることが証拠だと。

飲んだくれの時の写真と今の写真。

圧倒的に今がかっこいいい。

ちょっと思うところがあった。

12月9日は親父も命日だった。

親父からの贈り物だったのかもしれない。














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