6時スタートで制限時間2時間。
その中で、
話題の映画ボヘミアン・ラプソディの会話に。
そこで僕。
今、
エリック・クラプトンの映画もやってるんですよ。
そう、
世界3ギタリストのドキュメント映画が上映中なのだ。
話題には全くなってないけど。
で、
上映映画館と上映時間を調べると、
9時のレイトショーがあることがわかった。
その時、
僕は無性に行きたくなった。
一次会で抜ければ間に合う。
迷いなく一次会で抜けて、
ガーデンズへ。
クラプトンって、
天才ギタリストなんだけど、
複雑な家庭環境に生まれた影響か、
複雑な性格。
時代の影響もあって薬物に溺れる。
そしてさらに飲酒にハマる。
ライブ中も泥酔して、
客に暴言を吐き、
客席から罵声を浴びる有様。
ついに長期休養に追い込まれるが、
酒をやめられないまま復帰する。
相変わらずのグダグダぶり。
そんな彼が立ち直るきっかけが子供を授かったこと。
依存症矯正施設に入り、
なんとか立ち直る。
そこでさらなる悲劇が襲った。
愛息がニューヨークの54階のホテルから転落死してしまう。
その時のことを彼は語る。
酒なしてこの悲しみを乗り越えられるだろうか。
でも彼は悲しみを音楽で乗り越えることにした。
これから僕は音楽を通して一生息子のことを思い続ける。
そして生まれたのがこの曲だ。
ティアーズ・イン・ヘブン
この曲とアルバムはグラミー賞を総なめした。
その後彼は自分のギターをオークションにかけ、
依存症の更生施設を設立。
また結婚して子供をもうけて、
幸せな家庭を築く。
彼の友人は言う。
依存症になったのは誰のせいでもなく彼が自らなった。
でもそれから立ち直った。
彼は本当に強い。
彼が生きながらえていることが証拠だと。
飲んだくれの時の写真と今の写真。
圧倒的に今がかっこいいい。
ちょっと思うところがあった。
12月9日は親父も命日だった。
親父からの贈り物だったのかもしれない。
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