2008年12月31日水曜日

広告

このままじゃあ、
新聞社より、
テレビ局が先に危ないと、
最近よく思う。

もちろん民放。

だって、
ぼくは番組自体見ないし、
たまに見るとしたって、
録画だから、
CMはスキップ。

これでは、
誰が高い金を払ってCMを打つだろう?

えっ
そりゃお前だけだって?

そりゃ失礼しました。




でも民放のCMは番組の「お荷物」だけど、
新聞広告って、
それ自体が面白い。

例えば、
30日付けの産経新聞に、
「エンカのチカラ」というコンピCDの広告が出ていた。

「音楽史上初、演歌歌手によるJ-POPカバーアルバム」

70年代ものと、
80&90年代ものの2枚で、
選曲が魅力的だ。

五木ひろし「TUNAMI」
前川清「HOWEVER」
都はるみ「聖母たちのララバイ」
ちあきなおみ「氷の世界」
島倉千代子「神田川」
石川さゆり「ペッパー警部」
新沼謙治「季節の中で」
八代亜紀「いとしのエリー」。。。

なかなかやるじゃないか、
コロンビアレコード。
どれも聞いてみたいよ。

おまけに宣伝文句に笑った。

「演歌歌手ならではの正確なピッチ、唸るコブシ。これぞ究極のE-POP!」

演歌ポップ=E-POPだって!

コレ欲しい。


●仕事の合間にレコ大を見た。ジェロと大西順子、谷村奈南。。。みな、テレビお目にかかるのは初めて。谷村さん、意外にしっかり歌うので驚いた。あとエグザイルの「亀田」さん、上手いですね●このブログは一日ずれているから、本年はこれにて終了。来年もよろしくお願いします。

2008年12月30日火曜日

感覚

陸上の朝原宣治選手がつけてきた、
練習ノートが面白い。

例えば、
「骨盤をスライドさせて真ん中を押しだす」
とか、
「スタートの前はベルトコンベアーに乗ってる感じ」
みたいな(正確じゃないけど)、
感覚的なことばかりが延々綴られる。

何となく分かるようで分からないような、
摩訶不思議な世界。
ぼくは僭越ながら、
そうして書きとめておきたい気持ちは分かる。
発声について、
ぼくも同じようにメモすることがある。



ある時、
「これだ」と得心した感覚を、
忘れないよう願って文字にする。
これでいつでも「アノ」感覚が再現できると願って。

だが、
ぼくの場合は、
後日読み返してみても、
うまく行ったためしがない。



どだい、
身体感覚を文字に置き換えるということが、
無理な話であって、
もし、
正確に表現できるなら、
その人は、
天才小説家だ。

歌やスポーツはマニュアル化、
つまり文章化できない。
だから奥深い。

きっと朝原選手も、
昔のメモを読み返したら、
首をひねるか、
笑っちゃうか、
そのどっちかだろう。



「形より感覚」

専属のコーチを持たなかった彼の20年は、
絶え間ない自分との問答であって、
その繰り返しが、
北京五輪の4×100メートル銅に結実したのだ。



●トップランナーの恐らく再放送を、仕事中にボーっと見ていたら、思わず引き込まれた。

2008年12月29日月曜日

北京五輪の開会式を演出した、
チャン・イーモウ監督に、
俳優の香川照之がインタビューした番組を、
NHKで、
時間がかぶった「情熱大陸」を録画で見た。



チャン監督は、
文化大革命の下方政策で青年期の10年間を、
地方で暮らした。

その後、
映画学校に入学し、
世界的映画監督になるのだが、
その「失われた」10年があったからこそ、
今の情熱があるのだというようなことを言っていた。



そして、
情熱大陸は、
例の竜王戦の密着ドキュメント。

3連勝の後、
4連敗を喫した羽生にインタビューしていて、
そこで羽生は、
「将棋にミスはつきものか」と問われる。

羽生は「そーですねぇ」といつもの調子で少し考え
次のように言った。

将棋には「最善」が分からない局面というものがある。
その時が大事だと。



どちらの番組も、
同じことを示唆している。

人生、
目標がはっきりしている時などほとんどない。
目標があれば、
それだけで既に幸せだ。
だってあとは努力するだけだもの。

だから肝心なのは、
目標が見つからない時だ。

何を目指したらいいか分からない時に、
どれだけ考え、
思いを募らせ、
もだえ苦しむかなんだなぁ。



きっとその時間、
人は心の根を深く張る。



●コーナーポケットで久々にゆったり時間を過ごし、三宮へ。前から一度聞きたかった矢野直道さんのライブは、素敵なショーでした。その後、武庫之荘mクアトロのセッションで1曲だけ歌った。情けない歌になってしまった。反省。

2008年12月28日日曜日

一手

将棋の渡辺明竜王の奥様は、
ご自身のブログをお持ちだ。

それだけでも珍しいと思うのだが、
「妻の小言。」というそのブログが滅法面白い。

旦那様は天下の竜王なのに、
世間体も何もあったもんじゃなく、
息子さんと3人の日々が、
ユーモラスに綴られている。



その中でも出色だったのは、
先の竜王戦で羽生名人に3連敗、
もう、
「崖っぷち」という時のものだ。














「渡辺くん、あきらめたらそこで試合終了だよ」


果たして「姉さん女房」の声は届いた。
ここから渡辺竜王は奇跡の逆転4連勝。
初代の永世竜王になってしまった。



竜王の偉業も凄いが、
このブログ、
ある意味、
将棋史を変えた起死回生の「一手」だった。



●全日本フィギュアフリーの録画に失敗。見逃した。あわわ。。。

2008年12月27日土曜日

三様

全日本フィギュアの女子SPを見た。

安藤美姫、
素晴らしい演技だったと思う。
彼女、
たまぁに、
こういうコトをしちゃうから、
愛想づかしできない。

情感たっぷりの滑り。
音楽ともとっても合っていた。

いつもは、
軽四で150㌔ぐらい出してる、
「無理っぽさ」
「痛々しさ」を感じるんだけど。
本当に彼女は猫の目のように気まぐれだ。
3位ではあったけど、
「感動的」という意味ではダントツの1位だった。




中野友加里、
本人もよもやの1位だろう。

神から授かったような才能がなくても、
コツコツ努力すれば世界とだって渡り合える。
彼女には、
そういう事を教えられる。
若手にとっては一番手本になる人じゃないかな?

何より、
フィギュアが好きなんだなぁと感じさせてくれる。



天才アサダマオー。
本人が何と言おうと、
絶対に60%ぐらいしか力出してない。
意識では全開のつもりでも、
体が勝手にセーブモードになっていた。

寝起きみたいな。

お嬢様は、
フリーのころにお目ざめだろう。



この3人は、
先日のGPファイナルにも出ていたわけで、
つまり、
全日本といいながら、
実質世界レベルの大会ということになる。
いかに今の日本フィギュアのレベルが高いかということだ。

他の選手にとって、
ここでの表彰台は、
限りなく遠い。



●何だかんだ、今のフィギュアは面白い。村主は見逃した●「奇跡のシンフォニー」をDVDで。確かにご都合主義なストーリーで白ける人もいるだろうけど、ぼくは素直に感動できた。

2008年12月26日金曜日

魅力

読売新聞の水曜夕刊に、
「PopStyle」という人物紹介企画があって、
保守的な新聞にしては珍しく、
かなり高感度な人選をしている。

にしても、
谷村奈南という歌手を、
ぼくはその時、
つまり昨日新聞を開くまで「全く」知らず、
かなりショックを受けた。

「大袈裟な」
と言われるかもしれないけど、
本当に目まいがしそうだった。



これがもっとマニアックな、
たとえばフィギュアやアニメの世界の人だったら、
「へぇそんな人がいるんだね」で済むのだが、
歌手で、
しかも公式HPによると、
2008年8月にリリースした4thシングル「If I’m not the one/SEXY SENORITA」はオリコンチャート初登場8位を記録。夏のメディアも大いに盛り上げた。

となっているから、
結構有名な人なのだった。
1987年生まれだそうだ。
娘でもおかしくない。。。



それはともかく、
このケースはPerfumeと同じか?
いやいや、
Perfumeの時は、
あれほど人気があることに驚いたのであって、
存在は一応知っていた。
何回も書くけど、
ジェロだって、
歌は聞いたことがないけど、
顔やしゃべっているのは見たことがある。

ところが谷村奈南は、
存在そのものを知らなかった!
これでは、
松田聖子を知らない高校生に呆れている場合ではない。



で、
Youtubeで見てみた。
印象は、
一応歌と踊りができる、
スタイルがよい松島奈々子という感じ。

曲自体はPerfumeよりは理解できたけど、
本人の魅力は今のぼくにはよく分からない?
会社の若い子は、
「どこにでもいるような子が今はいいんですよぉ」
と言うが、
本当だろうか。

どこにでもいそうで、
実はいない子なのか、
どこにでもいそうで、
本当にどこにでもいて、
たまたま運がよかっただけなのか、
そのあたりが見切れない。

彼女のファンは若者であっても、
取り巻く世界はぼくと変わらぬ大人のはず。
その大人の彼らは彼女が「売れる」と思ったはずで、
だから、
単純に世代間の感性の差と、
割り切れない。



疑い深い中年は、
今夜もなかなか納得しない。。。



●「もみじマーク」の義務化をやめ、デザインの変更も検討しているという。「枯れ葉マーク」と、高齢者に不評らしい。こんなことでいちいち文句言うこと自体が高齢者らしくない。高齢であることにむしろ誇りをもって、堂々と「もみじマーク」をつければいいのに。

2008年12月25日木曜日

継続

世界の経済が偉いことになっていて、
大量解雇が相次ぎ、
あのトヨタでさえ赤字だなんて聞くと、
一体全体この先,
世の中どうなっちゃうのと思う気持ちは分からないでもない。

日本のバブル崩壊という「大失敗」失敗を目の当たりにしていながら、
サブプライムローンというイカサマ商品にコロリとやられた、
アメリカという国には本当にガッカリしたし、
その裏で大儲けしているはずの奴らを思うと、
癪に触る。

株価も随分下がって、
辛い思いをしている人もいるだろう。
バブルのころと比べて、
今の株価は見る影もない。

でも、
株価ってやつは、
細かい期間で見れば乱高下しながらも、
数十年のスパンで見れば、
平均株価は間違いなく右肩上がりしているという。



どの尺度でものを見るか。
これ、
結構大事なことで、
例えばもう一例挙げてみよう。



地球の温暖化が叫ばれていて、
数十年単位で見れば確かにそういうことみたいだ。
氷山がボロボロ崩壊する映像など見せられる、
便利な暮らしのツケがついにやってきたのだ、
人類の自業自得だなどと言われても、
そうだよなぁと納得しそうになる。
でも、
牛のゲップのメタンガスも温暖化の原因だとまで言われると、
ちょっとヒステリックに過ぎるんじゃないかと思う。

もっと、
ずっと、
長いスパンで見たとき、
地球は今、
確実に氷河期に向かっているのである。

そういう大きな傾向の前では、
温暖化など、
とるに足らない一時的現象ということもできる。



こんなことを並べたてているのは、
ぼくは、
努力と結果というものも、
同じようなものだと言いたいからだ。

何かを続けていると、
好不調の波があるのは当たり前で、
日によって、
もっと細かく言えば午前と午後だって調子は違うだろう。
場合によっては、
「振り出しかよ」と思うときもあるだろう。

でも、
ちゃんと努力している限り、
緩やかであっても、
全体としてスキルは右肩上がりになってるはずだ。
大袈裟に言えば、
それは歴史が証明している。

問題は、
上がったり下がったりの調子の波を、
どれだけ上手に乗り切るかだ。
忍耐強く、
時にしなやかに、
波と付き合わなければならない。

確かに「石の上にも三年」なのである。



何はともあれ、
三年は文句を言わず、
淡々と努力してみよう。

上を見ず、
下も見ず、
ただ目の前の明日だけを見て、
毎日毎日、
歩みを進めるのみである。


●飯島愛が死んだ。ファンじゃないけど、彼女の人生を思うと、あまりに悲しい。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...