2008年12月26日金曜日

魅力

読売新聞の水曜夕刊に、
「PopStyle」という人物紹介企画があって、
保守的な新聞にしては珍しく、
かなり高感度な人選をしている。

にしても、
谷村奈南という歌手を、
ぼくはその時、
つまり昨日新聞を開くまで「全く」知らず、
かなりショックを受けた。

「大袈裟な」
と言われるかもしれないけど、
本当に目まいがしそうだった。



これがもっとマニアックな、
たとえばフィギュアやアニメの世界の人だったら、
「へぇそんな人がいるんだね」で済むのだが、
歌手で、
しかも公式HPによると、
2008年8月にリリースした4thシングル「If I’m not the one/SEXY SENORITA」はオリコンチャート初登場8位を記録。夏のメディアも大いに盛り上げた。

となっているから、
結構有名な人なのだった。
1987年生まれだそうだ。
娘でもおかしくない。。。



それはともかく、
このケースはPerfumeと同じか?
いやいや、
Perfumeの時は、
あれほど人気があることに驚いたのであって、
存在は一応知っていた。
何回も書くけど、
ジェロだって、
歌は聞いたことがないけど、
顔やしゃべっているのは見たことがある。

ところが谷村奈南は、
存在そのものを知らなかった!
これでは、
松田聖子を知らない高校生に呆れている場合ではない。



で、
Youtubeで見てみた。
印象は、
一応歌と踊りができる、
スタイルがよい松島奈々子という感じ。

曲自体はPerfumeよりは理解できたけど、
本人の魅力は今のぼくにはよく分からない?
会社の若い子は、
「どこにでもいるような子が今はいいんですよぉ」
と言うが、
本当だろうか。

どこにでもいそうで、
実はいない子なのか、
どこにでもいそうで、
本当にどこにでもいて、
たまたま運がよかっただけなのか、
そのあたりが見切れない。

彼女のファンは若者であっても、
取り巻く世界はぼくと変わらぬ大人のはず。
その大人の彼らは彼女が「売れる」と思ったはずで、
だから、
単純に世代間の感性の差と、
割り切れない。



疑い深い中年は、
今夜もなかなか納得しない。。。



●「もみじマーク」の義務化をやめ、デザインの変更も検討しているという。「枯れ葉マーク」と、高齢者に不評らしい。こんなことでいちいち文句言うこと自体が高齢者らしくない。高齢であることにむしろ誇りをもって、堂々と「もみじマーク」をつければいいのに。

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