2008年12月25日木曜日

継続

世界の経済が偉いことになっていて、
大量解雇が相次ぎ、
あのトヨタでさえ赤字だなんて聞くと、
一体全体この先,
世の中どうなっちゃうのと思う気持ちは分からないでもない。

日本のバブル崩壊という「大失敗」失敗を目の当たりにしていながら、
サブプライムローンというイカサマ商品にコロリとやられた、
アメリカという国には本当にガッカリしたし、
その裏で大儲けしているはずの奴らを思うと、
癪に触る。

株価も随分下がって、
辛い思いをしている人もいるだろう。
バブルのころと比べて、
今の株価は見る影もない。

でも、
株価ってやつは、
細かい期間で見れば乱高下しながらも、
数十年のスパンで見れば、
平均株価は間違いなく右肩上がりしているという。



どの尺度でものを見るか。
これ、
結構大事なことで、
例えばもう一例挙げてみよう。



地球の温暖化が叫ばれていて、
数十年単位で見れば確かにそういうことみたいだ。
氷山がボロボロ崩壊する映像など見せられる、
便利な暮らしのツケがついにやってきたのだ、
人類の自業自得だなどと言われても、
そうだよなぁと納得しそうになる。
でも、
牛のゲップのメタンガスも温暖化の原因だとまで言われると、
ちょっとヒステリックに過ぎるんじゃないかと思う。

もっと、
ずっと、
長いスパンで見たとき、
地球は今、
確実に氷河期に向かっているのである。

そういう大きな傾向の前では、
温暖化など、
とるに足らない一時的現象ということもできる。



こんなことを並べたてているのは、
ぼくは、
努力と結果というものも、
同じようなものだと言いたいからだ。

何かを続けていると、
好不調の波があるのは当たり前で、
日によって、
もっと細かく言えば午前と午後だって調子は違うだろう。
場合によっては、
「振り出しかよ」と思うときもあるだろう。

でも、
ちゃんと努力している限り、
緩やかであっても、
全体としてスキルは右肩上がりになってるはずだ。
大袈裟に言えば、
それは歴史が証明している。

問題は、
上がったり下がったりの調子の波を、
どれだけ上手に乗り切るかだ。
忍耐強く、
時にしなやかに、
波と付き合わなければならない。

確かに「石の上にも三年」なのである。



何はともあれ、
三年は文句を言わず、
淡々と努力してみよう。

上を見ず、
下も見ず、
ただ目の前の明日だけを見て、
毎日毎日、
歩みを進めるのみである。


●飯島愛が死んだ。ファンじゃないけど、彼女の人生を思うと、あまりに悲しい。

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