世界の経済が偉いことになっていて、
大量解雇が相次ぎ、
あのトヨタでさえ赤字だなんて聞くと、
一体全体この先,
世の中どうなっちゃうのと思う気持ちは分からないでもない。
日本のバブル崩壊という「大失敗」失敗を目の当たりにしていながら、
サブプライムローンというイカサマ商品にコロリとやられた、
アメリカという国には本当にガッカリしたし、
その裏で大儲けしているはずの奴らを思うと、
癪に触る。
株価も随分下がって、
辛い思いをしている人もいるだろう。
バブルのころと比べて、
今の株価は見る影もない。
でも、
株価ってやつは、
細かい期間で見れば乱高下しながらも、
数十年のスパンで見れば、
平均株価は間違いなく右肩上がりしているという。
どの尺度でものを見るか。
これ、
結構大事なことで、
例えばもう一例挙げてみよう。
地球の温暖化が叫ばれていて、
数十年単位で見れば確かにそういうことみたいだ。
氷山がボロボロ崩壊する映像など見せられる、
便利な暮らしのツケがついにやってきたのだ、
人類の自業自得だなどと言われても、
そうだよなぁと納得しそうになる。
でも、
牛のゲップのメタンガスも温暖化の原因だとまで言われると、
ちょっとヒステリックに過ぎるんじゃないかと思う。
もっと、
ずっと、
長いスパンで見たとき、
地球は今、
確実に氷河期に向かっているのである。
そういう大きな傾向の前では、
温暖化など、
とるに足らない一時的現象ということもできる。
こんなことを並べたてているのは、
ぼくは、
努力と結果というものも、
同じようなものだと言いたいからだ。
何かを続けていると、
好不調の波があるのは当たり前で、
日によって、
もっと細かく言えば午前と午後だって調子は違うだろう。
場合によっては、
「振り出しかよ」と思うときもあるだろう。
でも、
ちゃんと努力している限り、
緩やかであっても、
全体としてスキルは右肩上がりになってるはずだ。
大袈裟に言えば、
それは歴史が証明している。
問題は、
上がったり下がったりの調子の波を、
どれだけ上手に乗り切るかだ。
忍耐強く、
時にしなやかに、
波と付き合わなければならない。
確かに「石の上にも三年」なのである。
何はともあれ、
三年は文句を言わず、
淡々と努力してみよう。
上を見ず、
下も見ず、
ただ目の前の明日だけを見て、
毎日毎日、
歩みを進めるのみである。
●飯島愛が死んだ。ファンじゃないけど、彼女の人生を思うと、あまりに悲しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿