2010年8月31日火曜日

薄情

子どものころ、
「一枚やるわ」と差し出されたガムを、
受け取ろうとしたら、
「パチン」ってバネ仕掛けで指が挟まれる、
あの悪戯グッズはいまだに売ってるのだろうか。


元来ガム好きではあったが、
最近とみに口にする。

特に仕事中。

で、
その時噛むのは決まって「NO TIME」。









発売元のLOTTEのHPによると、
このガム、
別名「歯みがきガム」といって、
かんでいるだけで歯によいのだそうだ。

だから、
甘みは全くない。

でもぼくが気に入っているのは、
そんなこととは全く関係なく、
このガムの断然強い噛み心地にある。

これを3個ほど一度に口にほおりこんで、
ムグムグやると、
「あー噛んでる」って気になり、
脳みそにまで刺激が届いている感じがする。


ただ残念なことに、
あんまり人気がないようで、
なかなか売っている店がない。

知っている限り唯一置いていた会社近くのコンビニも、
最近品切れが続いている。

他のどんなガムでも駄目なんだ。
あれじゃなきゃ、、、


手に入らないとなると、
余計に欲しくなる人間心理。

LOTTEのキャッチフレーズは「お口の恋人」だろ?
これほどの愛用者がここにいるというのに、
なんと薄情な恋人よ。

口さびしく、
心までさびしい。

2010年8月30日月曜日

不快









「ゼロスタイル・ミント」。

JTが東京限定で売っているこの無煙タバコを、
果たして禁煙場所で吸っても良いか否か。

この問題は簡単そうで、
なかなか複雑かもしれない。

これ、
火も使わなけりゃ煙も出ない。

つまり禁煙運動家が金科玉条としてきた受動喫煙の危険性が、
限りなくゼロなわけだ。

だって、
パイポをくわえているのと同じなんだもん。


今のところ企業や店舗によって、
対応はまちまちなようだ。

自治体は基本的にOK。

そりゃそうだ。
禁止する法律がないのだから。

企業ではJR東海や日航はOK。

反対の企業や店舗もある。
面白いのは全日空。

同社広報室の見解の一つはこうだ。

吸っている仕草が他の乗客の快適性を損ねる恐れが強い


ほとんど言いがかり。

最初ぼくはそう思った。

それで他の乗客の快適性を損なうなら、
たとえば隣席の人の香水の匂いや、
飲んでる酒の匂いや、
赤ん坊の泣き声や、
携帯メールしてる仕草や、
何でもかんでも禁止にできるではないか!


でもよく考えてみれば、
全日空の言い分にも一理ある。

たとえば、
爆発的に売れているという、
ビール風味飲料。












アルコールゼロ。

理屈でいけば清涼飲料水と同じなのだから、
ドライバーが運転中に飲んでもOK。

もちろん中学生が飲んでも法律的にはOK。

でも、
あれを片手に車を運転してたり、
中学生が学校の帰りに飲んでたりしたら、
見ている側は確かに不快かもしれない。

だから大事なのは、
他人の不快を互いに配慮する気配り。
つまりマナーなんだよなぁ。

それを健康とか法律とか、
何がしかの大義名分をつけて禁止するから、
線引きが微妙なややこしい商品が次々に開発されると、
対応がヘンテコになってしまうのだ。


ぼくとしてはそのことが、
つまりマナーで解決できるはずのことを、
ルールにしてしまうことが一番不快。

2010年8月29日日曜日

水色

PC用スキャナーを買いにヨドバシへ行き、
帰りの駅前で買って食べる。













今夏のマイブーム「ガリガリ君」。

暑い時にはこれが有効だ。

一度帰宅し、
夕方、
あらためて外出。

夕方、
久し振りに住吉駅でチョコパを食べた。

甘味禁止令が出て以来、
ほぼひと月以上ぶりだ(と思う)。

いやぁ、
やっぱり美味しい。


それから住吉駅に隣接する区民センターを通ると、
子どもの習字が展示されていた。

「雨もよう」
「茶ばたけ」
「波のおと」、、、

ぼくも昔こんなのを書いたなぁ、
そんなことを思っていたら、
こんなのがあった。

















「かふん」って、、、

字の練習なんだから、
意味より形が大事なんだろう。

でも、
どうせなら「ふんか」の方が、
まだましじゃない?

2010年8月28日土曜日

雲海

昔、
新婚旅行で乗った飛行機で、
眼下に広がる見事な雲海を見ながら、
妻が「雲って何で出来てるの?」と聞いてきた。

うっとり顔の妻の顔を見て、
ぼくは一言「水」と答えた。

妻は一瞬きょとんとした表情をしてから、
「それは分かってるけど、、、」とすねた。

雲を見るとよく、
こんな些細な場面を思い出す。


そんな妻を「幼い」と感じた当時のぼくは、
きっと彼女より幼かったのだと思う。

もっとも、
今同じ事を尋ねられても、
「水」と答えるかもしれないけど、、、















元町の青空に小さなはぐれ雲。

空を見上げる気になったということは、
少し暑さも和らいできたということだろうか。


雲と同じように、
人の世も刻々と姿を変え、
二度と同じ形になることはない。

ぼくも今でははぐれ雲。
浮世をプカプカ流れてる。

●残暑見舞いへの返信としてお贈りした数独の答えが返ってきた。え、マジで解いたの?素晴らしい。ぼくはまだ。夏休みが終わるまでには終わらせます。

2010年8月27日金曜日

実例

携帯電話がもたらす「心のすれ違い」。

書いた先から実例が起きました。

この身に。


深夜帰りのタクシーで、
何気にカバンを見ると、
携帯がチカチカ点滅している。

母からのメールだった。
しかも受信は夕方。

「あらら」と読んでみると、
まぁ火急の用事ではなかった。


ホッと携帯を閉じたが、
チカチカが消えない。

おかしいな。

よく見ると、
伝言が入っていた。

しかも7件。

すべて母からだった。

「あわわ」と聞いてみたら、
内容はメールと同じだった。


ちなみに断っておくと、
ぼくの携帯は普通マナーモードになっており、
だれかから連絡があると予想される場合以外、
メールをチェックすることもない。

よって今日は、
家を出てから一度も携帯を見ることはなかった。


しかし、
母はいささか頭に来ていたようだ。

1回、
2回、
3回、
4回、
5回、
6回、
7回。

同じ内容の伝言だけど、
語気がだんだん怪しくなっている。

ぼくが何も知らずに仕事している間に、
母の中で沸々と高まっていた怒り。

こわーい。

下手な怪談より余程怖い。

だから「心のすれ違い」は怖い。

まさか家に着いたら、
まだ起きて待っているのでは、、、

そーっと家に入ると、
すやすや寝ていた。

やれやれ。

●ちなみに、ぼくの携帯に入るメールの99%は、風俗関係からのお誘い。もちろん、無作為に送られてくるやつですよ。念のため●ぼくに急ぎの連絡がある人は、事前にお知らせください(笑)。

2010年8月26日木曜日

設定

「ゲゲゲの女房」と「ホタルノヒカリ2」に共通するのは、
主題歌の「いきものがかり」だけじゃぁなく、
主演してる男優さん(向井理)もだったんですな。

ちぃっとも気づかなかった。

というのは、
「ゲゲゲ」の方は、
あんまり良く見てないんだ。

でも「ホタル」の方は録画して楽しんでいる。








綾瀬はるかが無条件に可愛い。
この娘の色んな仕草や表情を見ているだけで、
癒されます。

で、
丁度今平行して録画してるのが、
さんま&しのぶの「男女7人夏物語」。






同じラブストーリーだけど、
24年も違うと、
こうも設定が変わるものかと驚く。

時代背景とかメークやファッションは当然だけど、
決定的に違うのが携帯電話。

「男女」の時代はもちろん携帯などなく、
思いっきり固定電話。
一方、
「ホタル」はもう、
携帯が当然のように小道具として使われている。


それによって、
ラブストーリーにつきものの、
「すれ違い」の描かれ方が違うことに気づく。

昔のすれ違いは、
待ち合わせ場所にいないとか、
タイミングの差で会えないとか、
要するに物理的なものだった。

ところが、
いつでも連絡がつく携帯のある今、
そういう状況は設定しにくい。

代わりに使われるのが、
「いつでも連絡可能」という特性を逆手にとった手法。

つまり、
かけているのに出ない、
あるいはメールの返事がこない。

さらに、
かかってきて欲しくない時にかかってくる。
あるいはメールが入る。

それによって登場人物は動揺し、
憶測に惑わされる。

つまり心がすれ違って行く。


そう、
現代風すれ違いとは、
物理的ではなく心理的なんですね。

もちろんそれは、
今を生きるぼくらにも共通すること。

両方の時代を知っているぼくには、
どちらかというと、
イマドキのすれ違いの方が痛いかな?

2010年8月25日水曜日

儀式

泊まり明けで仕事を終えた午後2時過ぎ。

本当ならもう帰宅してよいのだけど、
屋外に出るのがためらわれる。
遠くの窓越しに見える景色は、
明らかに35度の世界。

しかし、
このまま会社にいても尚更仕方がない。

意を決し、
温泉にでも飛びこむ気分で外へと踏み出す。

近くのコンビニまでたどり着き、
ガリガリ君と煙草を一箱買う。

ガリガリ君をかじりながら、
日陰を探して歩く。


普段通勤途中には、
ドトールに寄るのが日課なのだけど、
泊まり明けの今日のような日には、
別の喫茶店に行くことにしている。













新梅田食堂街にある「マルシン」。

カウンター10席だけの狭小喫茶店。
夕方からはショットバーに変身するのだが、
なかなか居心地がよく、
コーヒーもおいしい。

これだけ暑くても、
ここではホットを頼んでしまう。


音楽を聞きながら数独をやって小一時間過ごし、
大阪駅構内のikariスーパーで炭酸水を買い、
店の前で一気飲み。

そしてようやく電車に乗る。


ガリガリ君歩き食い→マルシンでホット→炭酸水一気飲み


さっさと帰宅すればよさそうなものだけど、
これらの「儀式」を済ませないと、
なかなか仕事モードから切り替えられない。

不器用な男ですから、、、

●行儀悪いことだらけしてますなぁ。

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...