2010年8月26日木曜日

設定

「ゲゲゲの女房」と「ホタルノヒカリ2」に共通するのは、
主題歌の「いきものがかり」だけじゃぁなく、
主演してる男優さん(向井理)もだったんですな。

ちぃっとも気づかなかった。

というのは、
「ゲゲゲ」の方は、
あんまり良く見てないんだ。

でも「ホタル」の方は録画して楽しんでいる。








綾瀬はるかが無条件に可愛い。
この娘の色んな仕草や表情を見ているだけで、
癒されます。

で、
丁度今平行して録画してるのが、
さんま&しのぶの「男女7人夏物語」。






同じラブストーリーだけど、
24年も違うと、
こうも設定が変わるものかと驚く。

時代背景とかメークやファッションは当然だけど、
決定的に違うのが携帯電話。

「男女」の時代はもちろん携帯などなく、
思いっきり固定電話。
一方、
「ホタル」はもう、
携帯が当然のように小道具として使われている。


それによって、
ラブストーリーにつきものの、
「すれ違い」の描かれ方が違うことに気づく。

昔のすれ違いは、
待ち合わせ場所にいないとか、
タイミングの差で会えないとか、
要するに物理的なものだった。

ところが、
いつでも連絡がつく携帯のある今、
そういう状況は設定しにくい。

代わりに使われるのが、
「いつでも連絡可能」という特性を逆手にとった手法。

つまり、
かけているのに出ない、
あるいはメールの返事がこない。

さらに、
かかってきて欲しくない時にかかってくる。
あるいはメールが入る。

それによって登場人物は動揺し、
憶測に惑わされる。

つまり心がすれ違って行く。


そう、
現代風すれ違いとは、
物理的ではなく心理的なんですね。

もちろんそれは、
今を生きるぼくらにも共通すること。

両方の時代を知っているぼくには、
どちらかというと、
イマドキのすれ違いの方が痛いかな?

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