携帯電話がもたらす「心のすれ違い」。
書いた先から実例が起きました。
この身に。
深夜帰りのタクシーで、
何気にカバンを見ると、
携帯がチカチカ点滅している。
母からのメールだった。
しかも受信は夕方。
「あらら」と読んでみると、
まぁ火急の用事ではなかった。
ホッと携帯を閉じたが、
チカチカが消えない。
おかしいな。
よく見ると、
伝言が入っていた。
しかも7件。
すべて母からだった。
「あわわ」と聞いてみたら、
内容はメールと同じだった。
ちなみに断っておくと、
ぼくの携帯は普通マナーモードになっており、
だれかから連絡があると予想される場合以外、
メールをチェックすることもない。
よって今日は、
家を出てから一度も携帯を見ることはなかった。
しかし、
母はいささか頭に来ていたようだ。
1回、
2回、
3回、
4回、
5回、
6回、
7回。
同じ内容の伝言だけど、
語気がだんだん怪しくなっている。
ぼくが何も知らずに仕事している間に、
母の中で沸々と高まっていた怒り。
こわーい。
下手な怪談より余程怖い。
だから「心のすれ違い」は怖い。
まさか家に着いたら、
まだ起きて待っているのでは、、、
そーっと家に入ると、
すやすや寝ていた。
やれやれ。
●ちなみに、ぼくの携帯に入るメールの99%は、風俗関係からのお誘い。もちろん、無作為に送られてくるやつですよ。念のため●ぼくに急ぎの連絡がある人は、事前にお知らせください(笑)。
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