昔、
新婚旅行で乗った飛行機で、
眼下に広がる見事な雲海を見ながら、
妻が「雲って何で出来てるの?」と聞いてきた。
うっとり顔の妻の顔を見て、
ぼくは一言「水」と答えた。
妻は一瞬きょとんとした表情をしてから、
「それは分かってるけど、、、」とすねた。
雲を見るとよく、
こんな些細な場面を思い出す。
そんな妻を「幼い」と感じた当時のぼくは、
きっと彼女より幼かったのだと思う。
もっとも、
今同じ事を尋ねられても、
「水」と答えるかもしれないけど、、、
元町の青空に小さなはぐれ雲。
空を見上げる気になったということは、
少し暑さも和らいできたということだろうか。
雲と同じように、
人の世も刻々と姿を変え、
二度と同じ形になることはない。
ぼくも今でははぐれ雲。
浮世をプカプカ流れてる。
●残暑見舞いへの返信としてお贈りした数独の答えが返ってきた。え、マジで解いたの?素晴らしい。ぼくはまだ。夏休みが終わるまでには終わらせます。
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