
この写真は、
今年の元日、
つまりぼくの誕生日に、
近所の武庫川で撮った。
年末に父が死に、
その不在について思いめぐらせていた時だ。
寒中見舞いで使ったから、
知っている人もいるだろう。
ぼくのお気に入りの一枚だ。
このPCのバックスクリーンもこれだ。
堤防を走る一台の車は、
ぼくかもしれないし、
だれかかもしれない。
その先の空は、
未来を暗示しているのかもしれない。
手前の赤信号は、
もはやあの車とは並走できないということか。
手前右へと下る道は、
ぼくの行くべき未来なのか。
二つの道は、
二度と交わることはないのか。
だれも知らない。
感じ方は自由だ。
一緒に「いる」ことは確信できるけど、
一緒に「いない」ことは確信できない。
ならば、
「いない」ことを悲しむ必要はない。
「いる」と信じ続けられれば、
いつか、
本当は心の中に「いる」ことが分かるだろう。
偶然の出会いや、
突然の別れなど、
目に見えることは重要じゃない。
すべては、
心の置き場所だ。
●ついに発売されたiPhone。ニュースを見て、その操作性に母までが驚いていた。70歳のお年寄りをも引き付ける魅力。こんなことは「ホームレス中学生」以来だ。そりゃ売れるわ。
0 件のコメント:
コメントを投稿